ヨーグルトを独自製法で作り続けて5年経ったのでレシピを公開します
ヨーグルトって簡単に自作できて健康にもいいので、よかったらチャレンジしてみてください! お金をかけずに、朝食やおやつにヨーグルトを好きなだけ食べられますよ。
必要なもの
材料
牛乳 2L (乳脂肪分3.7%以上が望ましい)
R1ヨーグルト 固形タイプ 112g 2個(初回のみ種として必要)
砂糖 50g(いつもスプーン山盛り7杯とか適当なので厳密ではない)
はちみつ お好みで(いつも3秒くらいボトルを押し続けてる)
道具
シャトルシェフ 3-5人用(サーモスの保温鍋)
調理用温度計(タニタのデジタル温度計を使ってます)
かき回す道具(ゴムベラなど、ヨーグルト専用が望ましい)
種になるヨーグルトを保存する容器(WECK 500mlを使ってます)
ヨーグルトの作り方
概要
鍋を煮沸します(必須ではない)
材料を入れて52℃まで加熱します
1晩寝かせたらヨーグルトが完成
完成したヨーグルトの一部を保存して、次回の種に使います
1. 鍋を煮沸します
シャトルシェフ(以降、鍋)に2cmくらい水を入れて沸騰するまで熱します。蓋を締めて1分くらい放置したら、煮沸は完了です。熱湯を流して清潔なふきんで水分を拭き取ります。
最初の4年はこの工程やってなくて、時々ヨーグルトが失敗してうまく固まらないときがありました。でも煮沸するようになってからは失敗しなくなりました。当たり前っちゃ当たり前ですけど。要するに煮沸忘れても気にしなくて良いってことです。
2. 材料を入れて52℃まで加熱します
鍋が手で触れる温度になっていることを確認してから、鍋に材料をすべて入れます。弱火にかけて、ゴムベラで8の字を描きながら混ぜます。
ヨーグルトという言葉の由来は「撹拌すること」。混ぜないとヨーグルトがうまく固まりません。youtubeで動画見ながら混ぜ続けてもいいですが、手は絶対に止めないように。
52℃に達したら火を止めます。それ以上加熱するとヨーグルト菌が死んじゃいます。逆にそれ以下だとヨーグルトが固まり切る前にシャトルシェフの中の温度が下がってしまい、ヨーグルトの成功率が下がります。
3. 1晩寝かせたらヨーグルトが完成
52℃に温めたヨーグルトをシャトルシェフで保温します。8〜12時間放置したら取り出して蓋を空けてみましょう。表面が平らなら成功です。
成功パターン
表面が平らでなめらか
乳清という淡黄色の副産物が鍋の端っこに溜まっている
おたまですくうと、弾力があって沢山すくえる
失敗パターン
表面に固形分が散らばって浮いている
おたまですくうと、ほとんどが流れ落ちてしまう
4. 完成したヨーグルトの一部を保存して、次回の種に使います
ヨーグルトが完成したら、まず最初にヨーグルトの固形分をWECKなどの瓶に400ml程度入れて保存してください。これが次回の種になります。もう次からはR1ヨーグルトを買わなくてOKです。
初回こそR1っぽい味がしますが、徐々に味や硬さが変わっていきます。使う牛乳、砂糖の種類、温度など、なるべく条件を固定したりアレンジしたりを繰り返して、自分のヨーグルトに成長していくのが楽しめますよ。
FAQ
何の牛乳を使えばいい?
ごく普通の牛乳で 大丈夫です。ライフというスーパーのプライベートブランド牛乳(169円)をずっと使ってましたが、引っ越してライフが遠くなっちゃったので今は画像のものを使ってます。
もし失敗したら?
もし自分の種を使って失敗しても食べられないわけではないです。数年前までは、失敗したヨーグルトにレモン汁を入れて加熱→水切りして、カッテージチーズを作ったりしてました。
ここ数年は失敗することもなくて、「なんだか最近ヨーグルトが固まりにくくて調子悪いなー」と思った時点で、またR1ヨーグルトから再スタート切ってます。多分、1年に1回くらいは再スタートしてます。
自分好みのヨーグルトを作るには?
砂糖の分量で大体決まります。
酸っぱいヨーグルトがお好みの場合ははちみつをなくして砂糖少なめで作るとよいでしょう。酸っぱくないのがお好みなら、このレシピ通りか砂糖多めで作るとよいでしょう。
まとめ
シャトルシェフを使って素敵なヨーグルトライフを!