日記2023/12/20
まえの投稿が8月20日だったので、ちょうど4ヶ月ぶりである。といいつつ、ひと月の日数は不安定なのだから、「ちょうど〇〇ヶ月」という言い方は無意味ではなかろうかという気もする。「およそ〇〇ヶ月」とでも言うのが穏当である。すると自然に、閏年なんてものがあるからには「年」なる単位にも同様のことが言えるはずであって、面倒である。さらに、閏秒なるものがあるからには、いや、これは廃止されたのであった。
なんにせよ、地球の公転周期と自転周期の比がもっといい感じであればよかったのだ。現実とはなるほどイラつくものである。
ゴムを理解しよう。ゴムであるとは、適当に言えば、バネのように振る舞う繋がりをもった粒子がズラズラと並んで鎖をなしていることであり、そのようなモデルを立てることでわりあい正確に挙動を理解できる。
一方で現実のゴムはどうなっているのかといえば、炭素鎖に水素とかあれとかこれとかわけのわからんものがへばりつきまくっている。なんか輪っかになってたり、隣のやつとくっついてニコニコしていたりする。わけのわからん連中が好き勝手に相互作用しているわけで、ゴムの挙動は理想からわずかにズレてしまう。
かといって初めから、炭素原子1,…,Nがあって、炭素原子1には官能基1がついていて、中略、炭素原子Nには官能基Nがついていて、そして周辺には空気の分子1,..,Mがあって、中略、などといった異様に巨大かつ具体的なモデルを立ててみたとして、それをなんとか理解できたとて、それはきわめて具体的なゴムの姿だけであるから、一般的なゴムの理解にはほど遠い。一般のゴムを理解しないうちからそんなことを行ってみても、時間の無駄で終わりそうに思える。
ボールを投げてみると空気抵抗その他によって放物線から軌道がずれるが、それでもやっぱりボールの挙動は放物線であってそれ以外ではないのだ。
ある現象を理解するには、不要な枝葉をバッサリ切り落とし、その現象を大局的に支配する作用がどこにあるのかを見極めなければならない。床は滑らかなものとし、空気抵抗を無視する。地球も牛も胎児も真球とする。ラプラスの悪魔は物理学者になれない。我々は目が悪いのでなれるかもしれない。
空気抵抗と摩擦と牛と胎児にまみれた現実世界が許せなくなってくる。ちくしょう、我は現実様であると踏ん反り返りやがって! 神秘のつもりか?! おれがお前を引きずり落としてやる! うおおおおおおおおおおお!
これ何の話?
さいきんtwitterのタイムラインはあまり見ていない。だいたい検索欄に何かワードを打ち込んで、面白そうな人のツイートを延々遡って読んでいる。
そんな調子なのでnoteをまた書くかと思ったのだが、結局日記じみたことは何も書いてないな。
まあいいか。
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