運命みたいなものってあると思う②

関東で仕事を始めた私は都内では無かったですが、都内にちかく、池袋でオタ活し、イベントにも行き、野球も好きなので、地元の球団のアウェイですが野球観戦に行ったりと満喫していました。

私は品質管理をしていたのですが、転職した年の年末に生産管理をされている方が退職されて、私が異動となり年始からは慣れない仕事をしていて、心身共に疲れてしまってオタ活なんて全然出来ていませんでした。
なんなら、仕事が…というより職場の環境が嫌になってきてしまい(人間関係はめっちゃ良好なんですよ)「1年ぐらい好きにさせてもらったし地元帰ってもいいなー」って思っていたんです。
その頃、大好きな艶漢の舞台の3作品目が公演される事が決まっていました。
前の記事でも書いた通り舞台を見に行くつもりはありませんでした。
ある日仕事から帰ってきてご飯を食べてゴロゴロしながらTwitterを開くと、艶漢の原作者の尚先生のツイートが目に留まります。
1作品目と2作品目が2日間に分けてニコニコ動画で配信されますとの事でした。ちょうど5分後…まぁ、時間も待たなくていいしちょっと見てみるか…と思って見始めたら最後…私の「いや、舞台であれを表現するのは無理よ…」を全て覆されました。クオリティが高い!!
最初は寝転んで見ていたのに、いつの間にか起き上がっているし、終わった瞬間1週間後に公開になる舞台の予約をする始末。
私はこの艶漢の舞台でも運命的な出会いをするのです。

艶漢の原作の推しキャラがいるんですが、舞台版でその役を演じるのは、劇団おぼんろの主宰末原拓馬さんでした。
ちなみに、私は声優イベントには行きますが、舞台はほとんど見たことなく、舞台俳優さんは全くと言っていいほど知らないのです。それは今も変わらずなんですが…。
ほぼ俳優さんの知識がない状態で配信を見た時、推しキャラを演じる末原さんのお芝居に妙に引き込まれました。それは、原作で思い描く推しキャラでも、ドラマCDで聴く推しキャラともまったく違うお芝居なのに、目が離せなかったのです。推しキャラってのもありますが。
他の主要キャストの櫻井圭登さんや三上俊さんもめちゃくちゃ妖艶で綺麗でカッコよくてステキなんです。
1度しか見に行くつもりが無かったのに、結局通ってしまい、推しキャラを演じた末原さんの劇団が、近いうちに公演される事をチラシで知ります。
私はあくまで艶漢が好きなだけなのですが、末原さんのお芝居には惹かれたのも確かで、「この人が自分の劇団でどんなお芝居をするか見てみたい」と思い劇団おぼんろの公演へと足を運ぶのです。

おぼんろの事を書くとこれまた長くなるので続きはまた今度…

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