運命みたいなものってあると思う①

自分の事も少しずつ書いていきたいなって思っていたのでSnowManのアジアツアーの円盤の話はまた置いといて、自分は恵まれてると思うけど、やりたい事をやる、好きなものは好きって言うのは大事だと思うよって話をします。

私は今年41歳になりますが、恋人もおらず独身です。
35ぐらいの時に「あー、別にずっと1人でもいいなー。有料老人ホームに入る為にお金貯めなきゃー」って思ってからあまり恋愛ごとがどーでも良くなっていました。
昔からオタク気質な所はあったので、ソシャゲにハマっていきます。
例によらず刀剣乱舞です。声優さんには詳しいつもりでいましたがほとんど知っている声優さんがいませんでした。(私の知識が無かっただけです)私が若い頃に知っていた声優さんはもうベテランと呼ばれる人達になっていました。
昔から乙女ゲーと言われるのが好きでしたが、30も過ぎると「は?私こんな純粋じゃないし、鈍感でもないし、こんないい女ではないな…」みたいに感情移入が出来なくなってきて辞めていたんですが、このタイミングで不思議の国のアリスモチーフの乙女ゲを見つけました。
ディズニーにもそんなに興味無いんですけど、アリスだけは気が狂う程好きでついアプリを始めたら、キャラにボイスが付いていて驚きました。
「お金出さないとボイスってつかないんじゃないの?」って思っていたので本当に驚いたんです。
乙女ゲって主人公=自分なんですけど、主人公は別にいて第三者的目線でストーリーを進める傍ら声優さんにもハマっていきます。
調べるうちにドラマCDなる物がある事を知るのです。
まぁ、ジャンルは様々ですが、私は女を腐らせているのでBLジャンルのドラマCDによくお世話になってて、そこで好みの声優さん…推し声優さんが見つかったのです。36歳の時です。

年甲斐もなくイケボに悶える日々を送り、声優さんのイベントなどに行くようになり関東への遠征も増えました。
私のドラマCD熱も上昇しっぱなしで、何でもいいから漁りに行こう!みたいな気持ちでアニメイトに行った時に、お目当てのジャンルでもないし、好きな声優さんでも無かったのですが、ジャケットの絵が綺麗で立ち止まってしまったのが「劇的奇想音盤 艶漢(あでかん)」でした。

新書館さんから飛んだら↑のサイトだったので、特に買ってくださいとかじゃないですよ。あくまでジャケットが見て欲しかったんです。実はこれは4枚目の作品で私が知った時には原作漫画は連載が始まって10年たっていて、現在も続いています。
公式YouTube載せますので、地雷がなくて、BLでは無いんですけど少しBL匂わせもあったり、肌色多めですけど大丈夫な人は見てみてください。

ジャケ買いしたらこれですよ!やばくないですか?
こうやって私はあっという間にこの尚月地先生の艶漢という世界観にどっぷりハマり、原作を全部読む、ドラマCDを全部集める。一番好きな作品です。
アニメにはなっていませんが舞台化はされていて、YouTube見られた方はお分かりだと思いますが「いやいや、これの舞台は無理よ…」っと私は舞台化反対派だったのです。まぁ、そもそもこの時私は地元の九州に住んでいて関東でしか上演されないので見に行く気もさらさら無かったのです。

声優さんと艶漢好きな熱は冷めやまぬまま、37歳の時に、非正規雇用で7年働いていた仕事が正規雇用になる見込みもないので、年度いっぱいで契約を継続しない事を決めます。
そして次働くなら必ず正社員!お金稼がないと推しに貢げない!!って気持ちで転職活動を始めます。
関東でのイベントに行きたい私は関東と九州で仕事を探し始めます。実際私がやっていた仕事は専門職で九州では派遣が多い職種でした。関東の方が正社員での仕事が多いのも事実でした。
そして2月の中旬ぐらいに4月から関東へ転職することが決まるのです。
面接の時に「なぜ、その年齢で関東へ転職しょうとおもったんですか?差し障りなければ教えてください」と言われてなんとなく話しても良さそうなぐらい気さくに面接をしてくださったので「九州よりも関東の方が正社員の仕事が多いので、その両方で探していたのも事実ですし、関東を選択肢に入れたのは私はオタクで声優さんが好きです。関東へのイベントに行きたいので関東での転職も考えていました」と正直に言ったところそれが気に入られたのか採用を頂き、38歳になる年に関東へ転職をしました。結構ふざけた理由なんですが、実はここから運命は怒涛のようにめぐり始めます。

長くなったので続きはまた…

いいなと思ったら応援しよう!