DVDStyler 初期設定を日本仕様に変更
DVDStylerの初期設定がヨーロッパのDVDとなっています。日本の仕様に合わせないとDVDプレイヤーで再生できない場合があります。
初期設定の状態から→日本仕様へ
この設定を日本仕様に変えましょう。
ラジオボタンを全部下にするだけです。
1.映像形式
PALはヨーロッパ仕様なので基本的に日本のDVDプレイヤーで再生できません。
NTSCが日本のDVDプレイヤーで再生する方式です。
※パソコンではPAL・NTSC両方再生できてしまうのでパソコンだけの検証では不十分です。
2.縦横比
4:3はブラウン管時代の比率です。ワイドテレビが普及しきった2021年ではほとんど使いません。
16:9のワイドテレビ比率にしましょう。
3.音声形式
AC3 48kHz が選択されていますのでそのままの設定にしましょう。
MP2 48kHzは日本のDVDプレイヤーで完全サポート外の規格になっています。SHARP(AQUOS)とPanasonic系のDVDレコーダーで音声不具合が出たケースがあります。絶対にやめましょう。
基本的にはこれで良いはずなのですが、もう1カ所設定をします。
設定を細かく調整
「構成」-「設定」を開きます。
初期状態だと下の図ようになっていました。
これを直します。
映像設定がPALでしたのでNTSCに変更します。
音声はそのままで。
最終的に下の図のように設定しましょう。
音声が先ほどの設定より一つ増えました。
PCM 48kHz
日本仕様の音声フォーマットはPCMとAC3が完全サポートされています。
DVDStylerではPCM 48kHzを選択するのはやめましょう。過去に東芝レグザで音声不良が出たケースがあります。
◉まとめ
映像 = NTSC
縦横比(アスペクト比) = 16:9
音声 = AC3(ドルビーデジタル)
年間10万枚のディスクコピーをしている会社がお勧めするDVDStylerの設定でした。
◉おまけ DVDStylerで不良が出るケース
その1 NTSCに設定したのに再生できない。この場合はメニューだけPALになっています。
その2 特定機種で音がおかしい。この場合は音声がMP2またはPCMの設定になっています。
無料で使えるDVDオーサリングソフトですが、不具合が多く出るソフトでもあります。
もっと詳しく聞きたい場合はアイブライトまでご相談下さい。
https://www.eyebright.jp/qa_master_dvd.html
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