いまさら聞けない映像DVDの再生事情 2023
DVDは映像を受け渡すのに安価な方法ですが、映像のDVDというのがイマイチピンとこない。そんな方に向けての記事になります。
映像を編集すると一般的には映像データになります。このデータをDVDに焼き付けたときにどううなるのか。
1.映像データをDVDに焼き付ける
この場合、mp4ファイルはパソコン再生が可能ですが、DVDプレイヤーでは再生出来ない場合があります。
mp4の再生についてパソコンではWin、Macとも100%再生出来ます。
DVDプレイヤーでは70%ぐらい(肌感覚ですみません)ブルーレイプレイヤーでは90%ぐらいの確率で再生可能です。
メリット パソコンで再生可能・ハイビジョン映像が収録が出来る。
デメリット 一部のDVDやブルーレイプレイヤーでは再生出来ない。
2.映像データをDVD-VIDEOに変換する。
mp4データを「DVD-VIDEO」のフォーマットに変換します。「DVD-VIDEO」はDVDといわれて95%ぐらいの方がイメージする形式です。一般市販されている映画のDVDは「DVD-VIDEO形式」と呼ばれています。
ディスクを右クリックで開くと中身は
2つのフォルダーが有ります。
「VIDEO-TS」というフォルダーの中に映像データが入っています。
「VTS_01_1.VOB」.VOBこのファイルが映像の本体です。
たまに.VOBファイルだけ抜き出す方がいらっしゃいますが、他のファイルも必須ですので「VIDEO-TS」フォルダーの中身はいじらないで下さい。
このフォルダー構造を作るソフトをDVDオーサリングソフトといいます。
上記の映像データとの違いはDVDプレイヤーで再生するためのフォーマットということです。
さらに、95%ぐらいの方がDVDを「DVD-VIDEO形式」として捉えているので、DVDは配る場合はDVD-VIDEO形式がベストな選択となります。
メリット DVDプレイヤーで再生出来る。
デメリット 画質が汚い・再生ソフトが入っていないパソコンで再生出来ない。
※Windows10、11は別途再生ソフトが必要です。メーカー製のパソコンにはDVD再生ソフトがインストールされている場合が多いですが・・
おまけ 両方の良さをもったDVDも作ることが出来ます。
DVDプレイヤーで再生出来、なおかつWindows10、11は再生ソフトが入っていない場合ハイビジョン映像が再生でいるように出来ます。
ご興味があればお問い合わせください。
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