DVDStyler の再生不良について
DVDを作成するときに、なるべく無料で作りたい。Windowsなら必ず行き当たってしまうソフト「DVDStyler」このソフトは設定をミスると再生できないDVDが出来てしまうので要注意です。
インストール時の初期設定
この時点で日本仕様ではないので設定を変えましょう。
この設定が2020年日本で普通に見ることの出来る設定です。
この部分を最初に設定しないと、ヨーロッパ仕様のPALと日本のNTSCが混在したDVDが出来ることがあります。
問題なのは、PCでこの不具合を見つけることが出来ません。
パソコンはNTSC、PALとも再生できてしまうので問題を発見しずらいのです。そもそも、NTSCとPALの概念がある人は「DVDStyler」を使っていないのではということもあるのですが・・・
■不具合1.DVDStylerはメニューがPALになってしまうことがある。
IFOEDITというソフトで解析結果を乗せておきます。
同じDVDで放送コード「PAL、NTSC」が2つあるというのは一般的ではありません。
人に配るDVDを作るときには、制作コストも重要ですが、安定したDVDを作るためにも有料のソフトを使うことをお勧めします。
■不具合2.日本語の名前は文字化けする
2バイト文字を扱えないようですので、ボリューム名をつけるときは1バイト文字(英数字)にした方が良いでしょう。
おまけ、有料ソフトでも日本ではダメなソフト。
この設定は最悪です。音が飛ぶことがあります。この設定しか出来ない有料ソフトがあります。Wondershare社の Filmora 編集ソフトと同社のDVD Memory オーサリングソフト(mac)
ヨーロッパでは正式サポートされているオーディオフォーマットのようですが、日本ではPCMとAC3が正式サポートでMP2は再生できるものもあればそうでないものもあるフォーマットのようです。
MP2オーディオで不具合が頻発するのはシャープアクオスとパナソニックのレコーダーです。
日本のDVDでメーカー互換が非常に悪いMP2オーディオを使うのは絶対にやめましょう!
Filmora9で作られたDVDを大量コピーした際、音がおかしいと大クレームになって大変でした。