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ベトナムで就職するには?求人の探し方や面接の方法などを解説
「ベトナムでの仕事はどうやって探したらいい?」
「面接はどうやってやるの?」
「ベトナムで働くために必要な資格ってある?」
こんにちは!エクストリーム ベトナムの権田と申します。
この記事では、ベトナムで就職を考えている人に対して、どのように仕事を探して面接を受けるか、ベトナムの労働ビザの申請条件にはどういったものがあるか、を解説していきます。
ベトナムでの仕事の探し方
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仕事の探し方は大きく分けて3つあります。
・人材紹介会社を利用する
・友人、知人の紹介
・自力で探す
それぞれの方法について、具体例を交えて紹介します。
人材紹介会社を利用する
日本で就職・転職活動をするのと同じように、ベトナムでも人材紹介会社を利用するのが一般的です。日本でもよく聞くような大手の会社から、ローカルで日本人社員がいる会社まで、多くの会社がベトナムにあります。
人材会社を利用する際は「Webでエントリー→履歴書などの個人情報の入力→担当からの連絡→興味ある求人の情報をもらう→書類選考」の流れがメインとなります。この辺りも日本と同じですね。
友人、知人の紹介
仕事を探す際に、自身の友人や知人から紹介してもらう方法もあります。
よくあるのは、現地の日本人の知り合いから仕事を紹介してもらうことです。企業側も人材会社を通さずに採用活動ができるということで、コストを削減できるメリットがあります。
自力で探す
TwitterやFacebookなどのSNSやホームページを調べるなどして、自分で探す方法もあります。
実は私もTwitterで今の会社の募集を見つけ、自分で応募して採用されました。数は多くないですが、普段何気なく見ているSNSから希望する業界へ転職するチャンスが訪れることもあります。
最近ではLinkedInやWantedlyのように、人材採用に特化したSNSも登場してきています。IT業界ではメジャーな方法ですが、今後他の業界にも波及してくるのではないか、と思います。
採用面接について
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新型コロナの流行もあり、最近ではオンライン面接が主流になってきています。日本からも問題なく面接を受けることが可能です。
面接の回数は1~2回が一般的です。転職希望者が日本にいる場合は、日本の会社で直接面接をすることもあります。
ベトナムの労働ビザ申請について
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無事に面接に通過した後は、ベトナムでの労働ビザを取得することになります。労働ビザの取得条件は以下のとおりです。
18才以上であり、民事行為能力があること
専門的・技術的能力、経験を有し、保健大臣により定められる健康要件を満たしていること
外国の法令またはベトナムの法令の規定に従って、刑罰を執行されている者、犯罪記録が残存している者、または刑事責任を追及されている者ではないこと
ベトナムの所轄機関による労働許可証の発行を受けたこと(労働許可証免除対象に該当する場合を除く)
Jetroのホームページ(https://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/invest_05.html)より引用
抽象的な表現が多く、やや分かりづらいかもしれません。下記に労働ビザ取得に必要な条件を書き出してみます。
・大卒者
・健康診断
・犯罪歴がない
・労働ビザを取得する仕事に3年以上の経験がある
引っ掛かりやすいのは「労働ビザを取得する仕事に3年以上の経験がある」という点です。最近は新卒で海外で働きたい人も増えていると聞きますが、原則は3年以上の勤務経験がないと労働ビザを取得できません。
業界から業種までドンピシャの勤務経験がないといけないわけではないですが、日本での経験が求められることは理解しておきましょう。
労働ビザの取得手続きや費用は会社が負担してくれることがほとんどです。内定が出た後は、会社の総務の方とやり取りをして必要書類などを揃えるようにしてください。
まとめ
この記事では、ベトナムでの仕事の探し方や面接、労働ビザについて解説してきました。
現在エクストリーム ベトナムでは「日本人エンジニア」「日本人PM」のポジションを募集しています。ベトナムで新たなチャレンジをしたい人、海外就職に興味のある人は、ぜひ一度ご連絡ください。