kindle本を初出版しました!(現在無料、カテゴリー2つで1位)
ついにやりたいことの一つを実現しました
noteのクリエーターサポートプログラムから月末に活動するように
やりたいことの一つであったkindle本出版を12月2日にしました。kindleunlimitedを購読している方は0円で読めます。また無料キャンペーンも4日から開始。結果、現在kindleストアのランキング「楽器・スコア」「音楽」の2つのカテゴリーで無料本で1位となりました!
12月4日~8日まで無料キャンペーン実施中です。この期間にお手にとってみて下さい。↓
出来たら11月末日までに出せたらよかったのですが。というのは、noteのクリエーターサポートプログラム、応募しようとしていて結局忘れていて、9月末日に記事を書き上げて応募したのです。
そして10月末日はワードプレスブログ作成にチャレンジしていて、なんとか一つブログが出来ました。つまり毎月末になんだかんだクリエーター活動しているというわけです。ならば11月中にkindle本出したいと思って下旬に取り組みました。
書きたいことがあったから9月中にすぐ本文は書けた
実は本文自体は9月頃に書き上げていました。メインの文章はなんと1日で4万文字書きました。最終的に長すぎるので削って2万7千文字となりました。
取り上げたのは音声配信「stand.fmで音楽演奏が出来る」という内容。音楽配信はずっとやりたかったことの一つで、今年7月スタエフで叶いました。元々コミュニティに所属していてそのメンバーが応援してくれるとかいう状況じゃない中、一人で開始したスタエフ。最初は別番組で6月に始めましたが途中で更新が止まりました。
7月から音楽配信スタート。本当は機材が揃うまで待っていたかったのですが、もう待ちきれずスマホ一つで開始。ちょうど新人さんが聞いてもらえるアルゴリズムだったこともあり、最初からたくさんの人に聞いてもらえました。
その後伸び悩みを経験したり、カテゴリートップによく載るようになると、逆にやっかみを受けたり。音楽配信につきものの著作権問題の疑問を投げかけたことがきっかけで、コメントしあう仲間も出来ました。
このような一連の出来事を開始から3か月で体験して、それが印象的過ぎたので文章にして、同じように音楽配信したいけど機材とかで悩んでいる人向けに書きたいと思ったのです。また音声SNSといわれるスタエフではすでに出来上がっているグループに新たに入るという、HSP気質にはちょっと気がひける状況もあったので、その辺も含めてHSPや心の病気経験者の人にターゲットを絞りました。
やっと11月にkindle本出版に狙いを定めた
スタエフにはクリエーターがたくさんいます。私はクリエーター活動を通して「個人で稼ぐ」を実現したいとずっと思っていました。このnoteを始めたのもそれがきっかけです。私はnoteでは記事こそそれほど書いていませんが、始めたのは2016年と結構前なんです。
心の病気で20年間通院、障害者手帳も取得時期もあったりと、一般企業勤務が難しい身上だったので、人より早く「個人で稼ぐ」を意識していました。しかしHSPでアピールが苦手なことからマネタイズ出来るには至っておらず。でも旧ワードプレスブログ、無料ブログ、YouTubeにTiktok、Podcastと一通り発信プラットフォームは手を出しています。SNSもやっと今年春からTwitterとInstagramも本格稼働。
スタエフでプロライターのMaiさんと知り合ったり、クリエーターエコノミーニュースを発信しているカグアさんの紹介で、kindle本編集者のヒラノさんとつながりました。ヒラノさんは私が「kindle本を出したいという夢があります」とliveで告げると「ぜひ叶えましょう!kindleストアに自分の本が並ぶんですよ。kindle作家という肩書となるんですよ」と涙ぐみながら応援してくださいました。今回の本のタイトルはヒラノさんに編集していただきました。
こうして本文もタイトルもそろいました。後は体裁を整えること、表紙を作る事。予算がないので表紙は自分でcanvaで作ることは決めていました。しかしその後プライベートで引越準備や、ワードプレスブログ作成の方に興味が向き、いったんkindle本出版は放置状態に。
そう、私は「マルチポテンシャライト」です。いろんなことに興味があり、ある程度どれも人並み以上に出来るタイプ。それいえいつも行動はとっちらかっています。こうして先にブログが完成しました。
しかしスタエフでkindle本出版についての発信をされているリューさんがある日こう言いました。「kindle本はいますぐに出した方がいい。収益がガクッと下がった。参入者が多すぎるから今後審査制になることも考えられる。だから審査のない今のうちに始めよう」と。
これを聞いて私は「ビビビ」と感じ笑、改めてkindle本出版に向けて動き出しました。本来は体裁を整えてから書くのが一般的ですが、興味持ったら即やっちゃうタイプゆえ、先にワードで文章のみ完成。削れるところは削り、段落や目次を整える。+表紙作成。
後はせっかく自分の本です。自分のやっている仕事への導線にもしたいので、そこのプロフ作成をしたのですが、これが結構時間がかかりました。SNSなどもとっちらかっていろんなアカウントを持っている私。いい加減まとめないと人に伝えることも出来ない。そこでそれをそろえることに取り組みました。
これは少し前にプロフを整えたのを利用しました。スタエフ→Podcast→spreaker経由でYouTubeに自動連係を行ったこと、またこの流れをYouTubeの動画にしたことから、自分のチャンネル紹介を作りこみたくてやっとプロフを統一させたのです。
その後なんとか表紙も作成してとりあえず体裁も整った。執筆途中ワードじゃなくて「でんでんコンバーター」を使っている人が多いと聞いて、「え、ワードがいいと聞いたけど」と戸惑ったことも。でもワード利用をKDPでは推奨していることもあり、そのままワードで出稿しました。
とにかく行動することで見える景色がある
出版後もごたついたけれども結果が出た
12月2日昼、ついにKDPの「出版」ボタンを押しました。どのくらいでストアに出るのだろう。30分で審査完了、その後1時間半経って「出版されました」とメールが。実際にストアで私の本が並んだのを確認。
しかし。実際にunlimitedで自分でダウンロードしてみたら。2か所気になる点が。改行と強制改行のミスで文字位置のずれあり。あと自分の仕事への問い合わせフォームのリンクにミスあり。kindle本は簡単に訂正出来ると聞いていたので気軽に考えていました。
が、最初の出版以上に修正には時間がかかりました。実はこの訂正、1回目ではリンクミスが私の手違いでまだ直ってなかったので、この修正を2回しました。審査待ちまで人に告知するのは控えました。各修正ごとに数時間経過。結局ほぼ1日かかっちゃいました。まあ初出版です、トラブルがあるのは仕方ない。
こうしてやっと2日の夜にスタエフで出版を告知しました。同時に無料キャンペーンに申し込んだのですが、開始は「アメリカ時間の4日」と結構日が開きます。これ皆さん注意ですよ、キャンペーンの開始と終了の日時は。そのためunlimitedの段階で「ダウンロードしたよ」と言ってくれた人もいたのですが、多くの人は「無料になるまで待つね」と。なのでタイムラグが生じた感じです。
そうこうしているうちに無料キャンペーン開始。外出していてチェック出来ていませんが、多分夕方5時からではないかと。「日本時間の17時頃」とKDPに記載があるからです。Twitterでスタエフつながりのフォロワーさんから「無料になったからダウンロードしましたよ」と教えてもらって、自分でも気づきました。
こうして4日夜には無料キャンペーンが開催された後、日付変わった5日深夜2時頃。ふとランキングを調べてみたら。なんと「楽譜・スコア」部門と「音楽」部門の2つで無料本の1位を獲得しているではないですか!!これはとっても嬉しかったです!!まさか自分が1位をとれるとは思っていなかったので。
この喜びは努力が即結果につながる中学校時代の定期テストのようです。勉強好き&得意な優等生の私は基本満点を目指していました。テスト返却時私の名前が「1番はリオン」と呼ばれるのは当然のこととして受け止めていました(鼻持ちならないエピソードですみません。でも学校の成績をいうと煙たがられるけれど、スポーツが得意で1位だったら褒められるのは不思議ですよね。同じ得意なことで1位なのに。閑話休題)
社会に出たら努力=結果とはなりにくい。私はプロ塾講師、家庭教師で生徒は何人も志望校合格をつかみとっています。大きなやりがいも喜びもありますが、それは他人も絡んでいるため、直接の努力の結果ではない気もします。でもkindle本のこのランキングはまさに自分が「本を書いて出版した」と言う結果。
本を出す前は「kindle本出しています」とスタエフのプロフに書いている人をただうらやむだけでした。でも出してしまった今は肩書に「kindle作家」と名乗れます。なんなら「kindleストア1位獲得」と書いてもいいのかもしれません(ベストセラーのトップとはまた別なので、これはどうなのかまだよくわかりませが。でもkindleストアで1位と表示された、今執筆段階でも表示されているのは事実)
本当に目指していたことが実現出来た
またカテゴリートップというと、私は実はスタエフの人気の番組というトップページのランキングで結構何度も経験しました。ただスタエフのカテゴリーのアルゴリズムは公開されていないので、これが権威あるかというと特にそうでもありません。
そう、私の求めているのはやはり「個人で稼ぐ」、直接マネタイズ出来ること。カテゴリートップになったところでスタエフの収益方法の一つであるSPPに選ばれるわけでもない。そこに申請出来る唯一の公開基準はフォロワー1000人。今の私には遠い数値。
しかしkindle本は初日から収益が出ると前述のリューさんがよくおっしゃっていました。実際今回無料キャンペーンまで1日あいてしまったことから、unlimitedで読んでくださった分が、ダッシュボードの収益予想に金額として出ました。もちろん数百円という金額です。でも自分の作品でお金を稼ぐ、これが私の目指していたことです。だから今回とても嬉しいのです。
HSPや心の病気の人、自信をつけるために行動しよう
誰に向けて書いたか
私のネットで「個人で稼ぐ」をすでに実践されている、ある意味私のスタエフの師匠でもある同じ年のMaiさんがレビューの文章を書いてくださっています。そのタイトルが「自分に自信がもてないすべての人を勇気づける本」です。この文字に全私が泣いた、泣きましたよ!
私が今回本を出したのはタイトルに入れた通り「心の病気の人、HSPの人」向けです。そう、自分含め生きにくい、生きていくのに自分に自信が持てない人へ向けてのメッセージを書いたのです。そこを文字化してくださった、さすがプロライターです。
スタエフ本、またもっと広く「音声配信のやり方」についての本はすでにたくさんあります。今回私は同じ音声配信でも「音楽配信」(私の場合楽器演奏)に的を絞っています。またHSPなら気になるであろう、人との交流やフォロワー増やし、ライブの開催などについても書きました。
本でも書きましたが、私は特に仲間がいない状態でスタエフを始めました。人との交流も手探りでした。他人の再生回数やいいね、コメント数、フォロワー数(基本スタエフは非公開だけど公開している人もいる)と自分を比べては落ち込む日々。
kindle本出版と同時に行っていること
それでも少しづつ仲間が増えていきました。今kindle本出版と同時に嬉しいのは、私が伴奏の演奏をして「歌ってみてください」と企画したら、2名の人が歌ってくださいました。今歌ってくださった一人のまみぃさんはランキングの1位を獲得しています。伴奏者として嬉しいかぎりです。
そう、私は自分の演奏も聞いて欲しいですが、こうやって私の音楽をきっかけに、自分でも歌ったり演奏したりして欲しいと心の奥底で願っています。私はなんでもすぐに受け手より発信者側になりたい人間。幼少期からマンガ好き→マンガ家目指す(→挫折笑)、本好き→小説書こうとする(→挫折笑)等。音楽は演奏を聞いてもらえている、そして今回私の伴奏で人が歌にチャレンジしてくれているので、一番理想に近いかも?今回作家の立場も行動により獲得しました。
自分軸をしっかり持つ
私の発信の軸
私は各種媒体で様々発信しています。特に音声配信の相性がいいのかスタエフで音楽、スタエフとPodcastとYouTube同時配信で教育とキャリア、Podcastで心の病気・HSPの人向けの番組を持っています。
その軸、私のポリシーは「自分をもっと好きになる」「自分に自信を持つ」「得意なことを生かす」です。私と同じように自己肯定感を高めることが出来ずに育った人がいると思います。そういう人に向けて一緒に頑張っていこうという気持ちでいます。
塾講師や家庭教師として学習指導する生徒さんにも同じことを伝えています。だから空き時間に数名の生徒にはイラストの描き方を伝えました。中には勉強指導よりイラストが描けるようになったことが嬉しいとお別れの際にメッセージをくれた小学生もいます笑。そう、勉強が苦手でも何かきらりと光る得意なことは絶対にある。私はそういう長所、得意なところを見つけるのは得意なので、それを引き出して伸ばしたい。
「人は人に傷つき、人によって癒される」
人との交流は難しいかもしれないけど思い切って踏み出そう
このセリフは私の精神科の主治医が言った言葉です。まさに事実です。私は今回本当にスタエフの仲間に助けられました。表紙は最初自分で書いたのですが、自発的に「表紙作ってみたのですがこれどうですか」と言ってくれた人がいました。Webデザイナーのこうやさんです。デザインのプロなので当然そちらの方が素敵だったので、ありがたくそちらに差し替えました。私のランキングトップはこの表紙の影響もあります。
私が出版したこと、無料キャンペーンが開始となったことを、自分の配信やTwitterでも広めて下さる人もいる。実際にダウンロードしてくれる人がいる。
また間接的ですが、私の最初に属したVoicyのコミュニティ仲間にも出版したことを報告すると、「行動力がすごい」と喜んでくれました。それもそのはず、私はそのコミュニティで今年初めに「発信したいのですが、いまいち自信が持てません」と公開相談をしているからです。
そこから年末12月、たくさん発信にチャレンジしてきて、まずは集大成、kindle本を出せました。もちろん引き続き、どんどん本もブログ記事も書きます。
まだ踏み出せていない人も一緒に頑張ってみませんか?