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『北方水滸伝』
前回、パソコンに関する投稿をし、満を持してSNSデビューを果たしたわけですが、お便りとか、そーゆーのが何通かは来るんだろうなぁと半分本気で思っておりました。
……人気が出るように、これからもSNSしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
さて、今回は小説のお話をしてみたいと思います。
あなたは、どんな本を普段読まれていますか?
僕は『鬼平犯科帳』のような人情話や旅のエッセーなどが好きでよく読んでいます。
伝奇小説も好きで、最近読み直している本があるのですが、改めて面白いなぁと思ったので、その本を紹介させていただきます。
『北方水滸伝』。
北方謙三という作家が書いた小説です。
水滸伝という中国の伝奇を、キューバ革命を下地に置き換え、作者の全く新しい解釈で組み立て直された物語です。
登場人物は多岐に亘るのですが、それまでの水滸伝ではあまり描かれることのなかった登場人物にまで目を向けられており、華のある人物よりも、むしろ地味な人物に共感を覚えるという読者も多いようで、それが北方水滸伝と言われる所以にも繋がっているのかなと感じられます。
もう10年以上前に出ている小説ですが、今でも心の部分で疲れてしまった時や、少し頑張ろうと思った時に読み直しています。
あなたのそういう本も、ぜひ教えてほしいです。