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【内的キャリアのてがかり】別の回で、何にお金を使うのかを伺いましたが、どうやってお金を得るのがよいでしょう? また、それはなぜでしょう? (できるだけ世の中に受け入れられる方向で考えてくださいね)
この問いには、2通りの考え込み方があるように思います
一つは…
「お金なんて、色がついているわけじゃないんだから、何だって同じなのでは? どうしてそんなことを聞くの? わけわかんない…」
と、考え込む…
そうそう、それは仰るとおり
ところがですね、そうではない方もいらっしゃるんですよ
「これはおばあちゃんにお祝いでもらったもの
これはこのあいだ手伝いしたときにもらったやつ
そしてこれは今月のお小遣い
お小遣いは好きに使うけど、おばあちゃんにもらったのはちょっと形に残るものに使いたいんだよね~」
という感じの方もいらっしゃるんです
あたかもお金の出所が書いてあるかのような…
初任給は育ててもらった両親になんか買ってやりたい…というのも似たような感じではないでしょうか
この後者の方の場合、お金の出所に目を向けるというのも、働く意味や生きる意味を考える手がかりになろうかと思います
何かにお金を使う際に、そのお金はどのようにして調達したいでしょう?
そんなの、ない袖は振れないんだから、あるところからしか出せないでしょう--といわれればその通りなんですけれど、ここは一つ考えてみることに意味があると思っていただいて…可能であればどこから持ってきたいですか?
でも、もしも恩のある人や義理のある人にお礼をするとすれば、そしてそれが可能であるとすればどのようにして得たお金であって欲しいでしょう?
もし違いがあるとすれば、なぜそのような違いが出てくるのでしょう?
逆のパターンもありますね
「景品でもらった宝くじで3000円当たった。え~い、ちょっと奮発して美味しいぴおやつを食べちゃえ」とか
「思いがけず、バイト料が多かった! なかったものとおもって服買っちゃえ」とか
ちょっと後ろめたいような散財をするときの理由になっているような
今回は「何にお金を使いますか」という目的に関する問い対して「そのお金はどこから持ってきたいか」という観点で考えてみました
お金って、その機能だけに着目すれば商品の交換手段なんですけれど、そこにいろいろな価値観や感情が織り込まれていくので、少し丁寧に紐解いてみるとよいのではないかと思います
それはまたの機会に