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九つの魂が尽きる前に現世に還れ!【九魂の久遠】

ネコに九生ありということわざがある。

ネコは9つの命を持っているから「しぶとい」とか「簡単に死なない」とか「執念深い」みたいな意味らしい。

このしぶとさは人間も見習うべきだろう。
なぜなら
「ネコを信じなさい」
聖書にもそう書かれている。

ともすれば、好きなゲームがサービス終了して、推しの供給が無かったとしても人間しぶとく生きていける。

なら同じ声優のキャラで満足するしかないじゃないか…

夏吉ゆうこさんは、ご存知の通り
『SHOW BY ROCK!!』マシマヒメコ
『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』ディノワ・ベルギャー
などで有名な声優さん。

『ブルーアーカイブ』杏山カズサ役
『ウマ娘 プリティーダービー』シュヴァルグラン役
もやっているぞ!

そんな夏吉さんがCV、そしてメインテーマを担当するということで…

買ったぜ!

早速始めるとー-

ネコ死んじゃった…

どうやら、一度死んだネコの主人公「クオン」が九つの命を使って冥界から飼い主の待つ現世へ戻る話。

命、つまり残機が9だ。
全て無くなれば当然ゲームオーバー。
これまでの進行状況は全てリセットされる。

まぁ正確には難易度選択でリトライ回数無制限にできたりできるけど…

リアリストだ


ゲームシステムは2Dの横スクロールアクション。
いわゆるメトロイドヴァニアというやつ。

ただのネコで、攻撃手段を持たないクオンは敵を避けていくしかない。
Lボタンで敵をすり抜けることができる。

8回までしか死ぬことができないなら、そう簡単に被弾するわけには…

あ…

しかし、クオンは命を落とすたびに強くなって蘇る。
動物の魂を取り込み新しい力を手に入れるのだ。

ここは冥界、たぶん近くにいた動物の魂が力を貸してくれているのだろう。

入手するスキルは、動物の特徴にあったものになっていて、例えばライオンなら咆哮による攻撃、ゾウは鼻で遠距離攻撃をキャッチするなどなど。

そしてなんと動物の中にはコアリクイもいるみたいだ!
コアリクイのスキルはなんだろう

コアリクイの威嚇のあまりの恐ろしさによって、時間が静止する!
うんうんそうだね!
アリクイといえばやっぱ時間停止だよね〜

このスキルなかなか種類が豊富で、死ぬたびに次に何が来るのかが楽しみになる。

スキルを入手するたびにクオンも強くなって攻略も楽になっていくのだが、「便利なスキルを得るためにわざと命を捨てる」という行為は果たして正しい行動だろうか…


そして、冥界を進んで行くと色々な箇所にマーキングポイントがあり、そこでは生前の飼い主との記憶が回想される。

ネコ飼ったことある人間なら結構あるあるみたいな回想もあったりして

この飼い主の人間「ツクモ」こそ夏吉ゆうこさん演じるキャラクターだ!

アッ!アッ!
ぼくはいまCV.夏吉ゆうこにうんこした後ハイになったことを怒られている!!!
最高〜


まぁとにかく、死にながら強くなりつつ9回死ぬ前にクリアを目指すというゲームだ。

本作の魅力は全体通しての死亡回数が決まっているという独自のシステムだろう。
被弾への緊張感が凄まじい。
それでいて初見殺しみたいなギミックもあるから意地が悪い。

グラフィックも切り絵風のタッチで綺麗だね。
モチモチの木レベル99といったところか。

このイラストなんか特に。

それから、キャラクター1人1人が良い。
道中出てくるボスキャラなんかも独特でキャラがよく立っている。

中でもぼくのお気に入りはアリス(CV.若山詩音)

現世ではウサギだった獣人。

飼い主に耳を切られても、足を動かせなくされても、目が潰されても、それは飼い主の愛情表現。愛の試練なんです。

今でも自分が戻ってくるのを待ってるから帰らないといけないんです。とクオンの前に立ちはだかる。

きみ遊戯王GXに出てたぁ〜?


といった感じのゲームで、死亡回数が決まっていたり、周回前提の要素もあり、ストーリーを一周クリアするのはだいたい2時間くらいで終わった。

要素によってエンディングが分岐するのでぜひとも何周もしたくなる作品だった。

では、全体的な評価として点数つけていくと

ゲーム性   8点
ストーリー  7点
キャラクター 10点
雰囲気    10点
エンディング 22222222点



合計22222257点!!!


小話

さて、急に始まった
#アックイが最近鑑賞した作品
とか言うやつ

漫画やらアニメやらゲームやらなんか感想をかきたいな〜と思ったのできまぐれではじめてみました。
感想を言葉にする練習、自分が好きなものの紹介、初見の時に感じた記録など、、
きまぐれなので次がいつになるかはわからないですが、
もしやるとしたら漫画版「遊戯王5D's」を友達から借りて読み進めているので、それが読み終えた時か、ゲーム「ニンジャスレイヤー」はやろうと思ってるのでそれの感想かかなぁ

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