台湾の客車急行を追って #5
宜蘭を11分後に出る特急「普悠瑪(プユマ)」256次に乗ると、終点の花蓮に日付が変わって017着。蘇澳新で554次を追い抜いていて、048着の列車をホームで待つ。到着は1番線で、荷物扱いの事務所が隣接している。
誰もいない深夜のホームで待っていると、荷物扱いの係員が話かけてきた。本日の最終列車でこの後接続列車は無いからだと思うが、荷物車の写真を撮りたいと(なんとなく)伝えると理解してくれたようだ。
明朝の602次台東行きにそのまま引き継ぐらしく、荷物を降ろした後、積み込みもやっていた。開いたドアから車内を覗くと、中に入ってもいいと手招き。黄色い壁と白い天井、木の床で囲まれた車内は「旧型客車」感が溢れていた。
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