台湾の客車急行を追って #4
彰化で554次を見送って、後発の1736発の区間快車に乗る。この先、海線と台中を通る山線に分岐して「莒光」は海線を進み、区間快車は山線へ。区間快車は通勤電車だが、この区間で「莒光」を追い抜いて、新竹に1904着。16分の先着となる。
新竹駅は日本統治時代の駅舎が健在で、その塔のような部分がライトアップされていた。明るい時間に駅舎もじっくり撮ってみたいものだ。ここで編成写真を押さえておく。電気機関車に荷物車2両、その後ろに客車が7両連なっている。
1923に発車した554次を2018発の特急「普悠瑪(プユマ)」288次で追いかける。途中の七堵で追い越して宜蘭で下車。宜蘭では荷物車からの荷物の積み下ろしを撮影。駅側の職員1名では停車時間が足りなかったようで、いったん動き出した列車を大声を上げてストップさせていた。そのせいで数分遅れて出発していった。
荷物は大きな包みや箱が多く、何が入っているのかは分からなかった。それ以外では、トウモロコシのネット袋や小さな穴が開いた段ボールに入れられたヒヨコ(雛)、自転車も降ろされていた。