台湾の客車急行を追って #7
台東では2時間弱で折り返し。街外れに新駅ができていて、市街地まで行く時間がない。仕方なく、駅構内の点心とコンビニのビールで一服してから、653次彰化行きに乗る。この列車は彰化まで10時間以上のロングランとなる。
花蓮まで乗車して後続の自強で羅東へ、さらに区間車に乗り換え頭城へ。台東から花蓮までは晴れていたが、海沿いの険しい区間を抜けて宜蘭平野に出ると雨だった。台湾は小さいイメージだが、エリアごとに気候が異なるようだ。
頭城は花蓮以北のローカル感は薄くなり、大都市近郊区間のような雰囲気の駅。追い抜いた653次をホームにて撮影。後続の普悠瑪(プユマ)で追い抜いて台北駅に先着。金曜夜ということか、駅には人が溢れている状態で、ちょっとびっくりした。
実は、切符を買った際に台北から先の自強が軒並み満席で、なんで?という感じだった。それでも、653次「莒光」の席を確保していたので、これに乗る。車内はデッキまでびっしり人がいて、席まで行くのも大変だったが何とかたどり着いた。
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