![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119001707/rectangle_large_type_2_6b3b8db32cf04396c6320ab3119421f0.jpeg?width=1200)
写真展「M monochrom × SL2-Sの視点」やります(大阪編)#1
夏に東京ピクトリコで開催した写真展「M monochrom × SL2-Sの視点」を大阪でも開催することになりました。南森町アートギャラリーMAGにて10月19日(木)から24日(火)まで開催します。プリントをぜひ見にきていただければ幸いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1697381603661-8JFWCKNJI5.jpg?width=1200)
かつては自分の全てだった北海道。すっかり足が遠のいていたが、キハ40が3月のダイヤ改定で引退との話しを聞き、久しぶりに渡道(という言葉も懐かしい響きだ)してみた。
釧路から先の「花咲線」、所定ではキハ54が運用されキハ40は走らないのだが、この時期は特別にキハ40が増結されていた。(私にとって)イメージとしての北海道らしさの上位にあるこの落石海岸を最期の地に選んだのは正解だった。
関空から直行便で釧路空港へ。レンタカーで海岸へ向かう道、懐かしい北海道の風景が目に飛び込んできた。雲が多かった空も青空が広がってきて、気持ちも高まる。
海岸段丘に立つと30年以上前に見たのと変わらない風景があった。思ったより穏やかな気候で、こんな所で旧友にばったり再会するなどリラックスした空気。このときのために買ってきた角形フィルターを装着して1本しかない夕方の釧路行きを待つ。
水平線にある雲に太陽が落ちる直前、定刻で列車はやって来た。ヨンマルがギラリと光り、これ以上はないシチュエーションだった。
実は翌日から増結車両がキハ54になり、天気も安定しなかったようだ。
奇跡のようなタイミングだったが、撮れるときはこんなにすんなり撮れるもの。幸運にとにかく感謝しかない。そして、このあと北海道のキハ40に通うきっかけとなったのだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1697383215359-BkDPehCOMn.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1697383592770-AeE8A0DJKw.jpg)