真・合格体験記 ①とみーの場合
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皆さんどうもこんにちは。Exous Studyのとみーです。さて今回は、「実録!本当にあった怖い話 受験編」と時を同じくして始まる新連載の第1回となります。その名も、真・合格体験記!!
従来の合格体験記は、「合格するに至った過程」を表すものが多かったと思います。しかし、モチベーションをあげるためには、「受かった時のゴール」の景色を妄想するのもまたひとつの手段ではないかなと考えるわけです。
そこで、本当に合格した瞬間を赤裸々に語る「真・合格体験記」を連載して、皆さんのモチベを上げてもらおうかなという魂胆で連載しようと相成ったわけです。
それでは、前置きはこのくらいにして早速本題に入りましょう。
とみー
(私立)同志社大学(A日程/B日程/共テ)
(前期)京都大学
(後期)北海道大学
3月10日。今でも忘れもしない日だ。
その日はちょうど北大後期試験に向けた移動日だった。
正直、自信はなかった。論述で人名を読み間違えて頓珍漢なことを書いた日本史、ダーウィンの内容で頭が真っ白になった英語、ケアレスミスを多発した数学…。どれをとっても、合格に足りうる要素はなかったからだ。
だから、合格発表で京大を諦めて、北大を受けに行く。そこで苦手な小論文で勝負をかける。そんなつもりでいた。諦めきっていたから、合格発表は自分にとっては半ば消化試合みたいなものだった。
一階には姉がいたが、誰かに見られるのは何となく気恥ずかしかったので、受験番号片手に部屋で1人でスマホで合格発表を見た。
自分の受験番号がそこに存在していたのである。
思わず5度見した。去年の番号を見てしまったかと思い、何度も確認したが、紛れもなく合格していた。
気づいたら家の中で叫び回っていた。この時の自分は傍から見ても狂人だったと思う。文字通りの狂喜乱舞であった。
すぐに家族に連絡を入れ、一緒に戦った友達やお世話になった先生に連絡を入れた。受験後から僕自身がひどく落ち込んでいたこともあり、帰ってきた親が泣いていたのがとっても印象的であった。
その後、「やったねBOX」(入学後のことが書かれている諸々の書類が入った箱)が届くまで、受かった実感こそなかったが、あの番号を見て初めてあの長い受験生活が終わったのだと思った。
いかがでしたでしょうか。
このように、合格した「瞬間」を切り取った真・合格体験記をこれからも連載していきます。
皆さんが目指す景色を想像する糧にしていただき、立ち止まった時の原動力にしていただければと思います。
ご読了ありがとうございました。
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