ポートアイランドS

アドマイヤビルゴ
6億2600万ホースが重賞1勝もできないのは本当に辛いな。この馬、馬体重が軽いから重い斤量たと基本的に厳しい。57kgもかなり重い。前走は洛陽Sで好位の外を走るも4コーナーでは既に脱落。初のマイル戦でペースが速すぎたか。2走前は中日新聞杯で道中から外に張っており、リズムも悪く、直線は大した脚も使えなかった。徐々にズブさも出しているし、むしろ思い切ってステイヤーズSとかアルゼンチン共和国杯とかそういうレースに出した方が良いような気がする。高速馬場は得意なはずです前走のような開幕週のレースは本来得意。なのに距離短縮で走らなかったのでやはりこの距離は短そう。人気する馬なのでここは軽視して別の馬を狙いたい。13頭のオープン戦なら正直相手になっても良いとは思うんだけどね。

アルサトワ
前走は新潟大賞典で逃げて15着も鼻出血を発症。度外視で良い。2000m以上を主戦にしてきた馬だけにここにきてはじめてのマイルがどうか。逃げ馬なので自分のペースで運べれば余裕だとは思うが、後ろから突かれてペースを上げてしまうと最後まで残るかどうか。とはいえ、同じレースにカイザーバローズがいて3勝クラスの時は同着だった馬。2走前の大阪城Sはカレンシュトラウスに勝っているし、リステッドくらいなら普通に勝てる馬。大阪城Sでワンターンの1800mをこなせたし、休み明けでどうかということくらい。大型馬なので叩いてからの方がいいかもしれない。

ヴィジュネル
京都金杯以来のマイル戦。1600mは少し長い印象でどちらかといえば1400mで持久力を試される展開の方が良い。前走はパラダイスS。

以下はパラダイスSのメモ。
"""京都金杯、阪急杯と急に壁に当たった。正直もっと強い馬だと思っていたが。。
以下は阪急杯のメモ。
""京都金杯は昇級緒戦で54kgをもらうも12着。

以下は前走のメモ。
"前走は奥多摩S1着で昇級緒戦。やっとオープンクラスに来たかという感じ。流れに乗った競馬ができれば終いも脚を使うし、前走はスタートがよくそのまま前でレースができたことでそのまま押し切り。好騎乗でもあったし、ハンデ戦での勝ち上がりとは言え、今回もハンデ戦で54kg。最内枠だし、前に行くしかないが、1600mで差し比べになった場合にやや不利。今回は前に行く馬も多いし、この馬はじりじりというタイプなので超消耗戦になったらどうかといったところ。前が有利な1600mなら大丈夫そうだが、差しの決まりやすい1600mなら少し微妙な気もする。"

単純に距離が長かったと思う。切れる脚は持っているが、瞬発戦よりは持久戦の方が良い。ただ斤量が2kg増えるのはマイナス。メンツ次第ではスローからの瞬発力勝負にもなりうるが、1400mならどちらかといえば持久力寄りになるし、見直しは可能。""

1400mがベスト。中京新潟東京で好走しているように左回りが良いのだろうか。2走前のコーラルSはダートなので参考外にしても前走の安土城Sは中京1400mで9着。前走は若干窮屈な場面もあったとは思うがそこまで大きな不利ではない。左回りの1400mで今回は良いコース設定だが、いきなり頭は厳しそう。"""

左回りの1600mだと距離は長いし、ハンデもない条件なのでここは単純に厳しいか。

ウインアグライア
マイル自体どうかとは思うが、そもそも走る方向に気持ちの向いていない馬なので買いにくい。時計の速い決着になると厳しく、良馬場での開催はマイナス。ここもハナに立ってという感じか。ただ逆にこの距離短縮はプラスに出てもいいと思う。2歳の時は走らないと思わせる条件でいきなり走って単勝万馬券だったし、距離もマイルだった。結果的には距離が短いと思われてその後2000mにでてきたし、ガラッと条件を変えるのは面白い。ただ走る方向に気持ちが向いていない。

エンデュミオン
前走は関谷記念10着。

以下は関谷記念のメモ。
"前走が3勝クラス勝ちで今回が昇級緒戦の上がり馬。この馬もまだ追い込みに賭ける馬で展開面にかなり左右される。鞍上的にも後方待機で間違い無いだろうと思う。ための利かせるレースをすることを心がけているようだったし、それで成績が良くなったのだから今回も同じ競馬。ただ重馬場適性はなく、ここは様子見が妥当。"

今回も後方待機とは思うが鞍上が城戸に変わってどんなレースをするか。前走はペースが落ち着いてどんどん外を回される競馬になり、結局届かず。展開がそもそも合っていなかった。もう少し流れるペースでロスなく回ることが大事らしい。どうせ後方待機になるので枠はどこでも良さそう。

カイザーバローズ
前走はイレ込んで出遅れた上に口を割って走り、途中で捲って先頭へ。最後は息が切れて18着。休み明けからこのテンションの高さと考えると今後も心配。

以下は新潟記念のメモ。
""前走は鳴尾記念6着。川田が返し馬からいい走りをできなくてレース中もそうでしたとコメント。直線も伸びを欠いていたし、微妙な内容。とはいえ、2走前の新潟大賞典は時計も短縮して地力も強化している内容だった。

以下は新潟大賞典のメモ。
"アルサトワと同着で但馬S1着。アルサトワは後に大阪城Sで1着。但馬Sは馬群の後ろで折り合い重視で運ぶ。スローでも我慢できたし、いい脚を使えていた。2走前の寿Sは力みながら走り、3着。3走前は良いスタートを決められずに後ろからで直線は伸びずバテず。寿Sで川田が競馬になっていなかったとコメントしているし、ここは度外視か。ただ速すぎるスピード決着は向いていないとクリデムがコメントしている。出遅れがちだし、開幕週なら高速馬場で届かない可能性も大いにあるので強気で買うほどでもない。買わなくても良いかも。"

今回は時計のかかる馬場だし、新潟は31日から日曜日までずっと雨模様。開幕週の新潟大賞典や鳴尾記念とは全然違う馬場になりそう。しっかりと立て直していればいい決め手を持っているのでチャンス。""

前走の様子を見ていると立て直してもいなさそうだし、今回も様子見したい。小頭数でスローペースの可能性もある。ただし今回はアルサトワやウインアグライアのような逃げ馬もいる。

ケイアイドリー
流石にここで芝に変わっていいとは思えない馬。東京盃に補欠登録しているようだし、ここは予備という感じ。

シャイニーロック
前走は日高S1着。元々ダート馬だし、洋芝条件は合っていたのだろう。野芝100%で行われる今開催の中京は正直合わない。距離も1600mは長そう。

スライリー
前走はクイーンSで14着。出遅れてそもそもレースに参加していなかった様子。折り合いの難しい馬で逆にいえばいつ走るかわからない。走れば能力はあり、通用するだけの力は持っている。
ということで押さえ。いつ走るかわからない馬はとりあえず押さえとく。

パーティナシティ
前走はアイビスSDで14着。ダートでオープンクラスまできたし、そもそも距離が長い。ここは買いにくい。

フォルコメン
前走は七夕賞で距離が長かった可能性がある。代わってここはマイルに戻す。ここなら勝ち負けまでありそうな馬だが鞍上がどういう競馬をするのかがポイント。

以下は七夕賞のメモ。
""""前走はダービー卿CT2着だが、正直最悪の形で2着。

以下は前走のメモ。
"""フォルコメンはいつ走るのか。割とずっと期待している。ニューイヤーステークスのメモから。

""前走は富士Sで16着。

以下は富士Sのメモ。
”昇級緒戦。去勢してから本格化しているかも。前走はスロー逃げからの最後の2ハロンで加速し、後続を寄せ付けず。チークをつけたり、ブリンカーをつけたり、集中力が出ずになかなか苦労していたようだが、去勢してから2着→1着だし、前走は特にかかったりせずに走りに集中していた様子。去勢後のコメントも以前ほど引っ掛からず、扱いやすくなったと去勢効果が伺えている。また2走前は負けた相手がカレンシュトラウスで頭差の2着。強い競馬ができたと思う。順当勝ちとも思えるような前走の走りを見ると今回も期待したい。人気しないだろうし、ここも穴で。”

去勢してから本格化しているかもの一頭。京都金杯を除外されてニューイヤーステークスに参戦。今回はチークを外すし、前走は後ろからどっと来られて走りのリズムが崩れたため、もう一度。オープンクラスでもやれると思う。""

ニューイヤーSは16着と大敗しており、コメントも残っていなかったのでパトロールビデオを見てみた。スタート直後に寄られて挟まれて一気に後ろに追いやられていた。その後、後ろから捲ったが、最後は力尽きて終わる。前走は洛陽Sで4着。軽めの調整で輸送して4着。気性面を考えると輸送は苦手なはずで、追い切りも軽め。それで4着。返し馬から頭が高く、力むところもあったし、折り合って終いを生かすレースをしたいというのに番手から行き、手前も替えず、褒められる要素のない競馬で4着。今回は相手は強くなるが、54kgだし、輸送もない。負荷もかけられる。ここで走ってほしい。"""

去勢してから本格化したし、持久力で強い馬のはずだし、まさに人気を落としたところでのレースだった。前でしぶとい競馬をする馬だけあり、逃げ馬の多い前走は枠的にもハイペースに巻き込まれて終わる可能性が高いと見て一週前の▲から枠発表後に無印にして結果2着。実際のレースでもスタートは出遅れで終わったと思った。出遅れれて後ろに下げてから外に出すというとんでもない競馬をデムーロがしてびっくらぽん。前で粘る馬が最内枠に入って出遅れて外に出す、しかも中山のコース替わり週で。スタートした瞬間にフォルコメンは飛んだなって思ったんですけど、なんと大外から強襲して2着。見誤っていたというわけではないけど、フォルコメンがこんな競馬するなんて1ミリも考えてなかった。前走はこの馬の競馬をできていないし、前の馬はグラティアスを除いて馬券外。自分のメモでも書いてあるように前が速くなって後ろの馬が来る展開だった。
デムーロの作戦から出遅れから何から何までハマったという感じがあるのである意味フロック視。逆にじゃあここはどうなのかという話で、前で粘る馬なのでここは普通にチャンスになってしまう。なんとも厄介な馬。
とは言え、距離のことを忘れていたけど、2000mは気性的にマイナス。またルメールが函館の1勝クラスで乗った時は広いコースが良いとコメント。""""

フォルコメンは愛が強い。こんなに書いているとは思わなかった。ここは人気しそうなんだけども、競馬の仕方次第。持久力を活かして前でしぶとい競馬をしてほしい。変に控えると良くないが、ダービー卿はそういう競馬でうまくいってしまった。評価に困る。

ワールドウインズ
前走は中京記念13着。

以下は中京記念のメモ。
"""""まずは中山記念のメモから。

””””前走は関門橋S。

”””最近どこかに登録していたような気がするんだけど気のせいか。ワールドウインズ、ワールドスケール、ワールドバローズ、ワールドプレミアとワールドが多くてこんがらがる。そのくせに全部馬主は違う。ワールドは人気なんかね。
ちなみにしれっと去年の関門橋Sの勝ち馬。しかも格上挑戦で勝っているんだから相当力はありそう。その割にそれ以降は成績が目立たない。

ひとまずは2走前のオーロカップのメモから。
""3勝クラスの時に格上挑戦をしてオープン戦を勝ち、オープン入りへ。洋芝は走ると思っていたが、少しパンチ不足。重賞でも負けてはいないが、スローからの瞬発力勝負になると分が悪い。前走もオクトーバーSは12着。ここで大きく距離短縮してきての初の1400m。追走に苦労するかもわからないが、2000mや1800mよりは持久力寄りのレースになるだろうし、上手く粘れば。

以下は函館記念のメモ
"前走巴賞5着の割に56kg背負わされる可哀想な馬。4走前にオープンクラス勝ちがあるせいかもしれない。前走のコメントからは巴賞を目標にして調整。12kg増でも太め感はなかったが、いまいち反応に欠けて5着。2走前はマイラーズカップで普通に凡走。3走前は雨の影響か、あまり走らず。4走前は小回りの2000mで1着。うまくポジションを取って好位からの差しが得意な馬で小回りも問題ない。前走はあまりやる気を出していなかったようにも思えるし、叩いた効果があれば、巴賞→函館記念組としては狙いたい。が、56kgはちょっと予想外。若干軽視。"

函館記念の56kgは見込まれすぎたか。今回も56kgだし、ちょっと様子見したい。""

オープンクラスならやれるとは思う。もしかしたら小倉が得意なのかも。オーロカップや函館記念はハンデ戦で見込まれたので仕方ないが、前走は同じ56kgでも別定戦。条件が異なるし、ここはチャンスとみても良さそう。だが、オーロカップ、オクトーバーSは集中力が切れてやめている感じがあるので注意。前走は前が開かずに追い出しが遅れたが、それでも最後に脚を使っているし、やめている様子はない。しかも4着だし、復調の兆しはありといえばあり。まだ本命にするほどではなく、押さえかな。”””

結局関門橋Sは7着。プラス8kgの余裕残しでは合ったが、厩舎コメントでは関門橋Sを目標にしているとのこと。なのに余裕残し。輸送を考慮してのことかもしれないが、直線は反応も悪く、休み明けは微妙だったか。馬体を減らすところからだが、あまり不利を受けているわけでもなくこの成績なのでちょっと重賞では狙えないかな。””””

中山記念は馬体を絞って8着。ペースが速くて脚を溜められずといった内容で、パンサラッサが相手では仕方ない。落ち着いたペースが向いているらしい。高速決着が向いていないというのは過去のレースからもわかるし、洋芝で好走しそうだった面を考えても中山記念の凡走は度外視できる。一方で東風Sは上り2位の脚を使い、1着とは0.3秒差の6着。
メイSは標準時計の馬場で1秒遅い決着だった分、スローペースで脚が溜まり、結果的に3着と好走。途中でやめてしまう気性面が課題というコメントが中山記念では残っていたが、割とそうでもないような気がしており、ちゃんと毎回脚を使って差してきているので、悲観するような内容でもなさそう。前走のメイSは瞬発力勝負で劣ってしまったが、持久力レースで強い馬がいい脚で残してきた辺り、稍重以上の馬場への適性が高そう。小倉2000mを勝っているし、小倉なら穴をあけるチャンスはありそう。ただ斤量56kgはちょっともらいすぎかな。"""""

小倉は合うが前走はペースに対応できず。時計決着だと辛いので程々に時計のかかる馬場の方が良さそう。むしろハンデ戦じゃない方が良さそうな馬。なぜかハンデを背負わされるため。末脚は毎回しっかりと使っているので展開ひとつ。前走はブリンカーもシャドーロールも着用していなかったが、今回馬具をつけてくるかどうかにも着目。

ワールドバローズ
前走は関屋記念7着。

以下は関屋記念のメモ。
""2走前の東京新聞杯はイルーシヴパンサーに1.1秒差をつけられて敗北の7着。とはいえ、途中で内に押し込まれる形で厳しくなったし、最後は外から伸びてきた馬の決着でポジションの不利があった。また中1週というのも詰めていたし、仕方ないという内容。

以下は2走前のメモ。
”かつてアーリントンカップで狙った馬がやっと重賞までのしあがった。アーリントンカップはレイモンドバローズが3着でそっちかよ!ってなった記憶ある。どっちも買っていたけど。
アーリントンカップ以降の成績は3-2-0-0。やはりこの世代の牡馬は強い。アーリントンカップ以外パーフェクト連対の4-5-0-1。距離も一貫して1600m。4勝は全て中京なのが気になるが、仮に左回りが得意だとしたら今回は向く。アーリントンカップはホウオウアマゾンの後ろでレースを進めるが、力みがちで直線では抜かされるも粘り混んで5着。続く3歳1勝クラスは手応えが怪しくもしぶとく伸びて余力がありながらの勝ち。このクラスではレベルが違った。2勝クラス緒戦の4走前は小雨の降る重馬場だったが、行きっぷりいくも勝負どころでは手応えが悪くなる。どうやらいつも勝負どころで手応えが悪くなる馬らしく、それでもしぶとく伸びて2着。ズブい一面を見せているのか、よくわからないがテン乗りだった泉谷くんは手応えが悪くて不安になったらしい。それでも良く伸びて勝つし、そういう馬なんだと思う。一度放牧に出して3ヶ月の休み明けで3走前は成長しており、勝負所では初めて持ったまま上がって先頭に立つと最後まで押し切って1着。大外枠から前につけるも内でいいポジションをとったエアファンディタに劣勢でゴール前でヴァトレニを捕まえて2着。昇級緒戦ながら2着と好走。また阪神での競馬だったが、4コーナーでは外に張っており、やはり左回りの方が良さそう。
そして前走は持ったままで前に取り付き、あっさり完勝。中京は走るが、ここ2戦はかなりの力をつけてあるように思う。ハンデ戦勝ち上がりは微妙だが、ここは是非狙いたい一頭。ほどほどに人気がないのも良い。2走前に本格化しているかも。”

基本は左回りしか走らない。前走の京王杯SCも1400mだったが左回りを求めてここに出走した感じかな。前半はおいていかれるも、4着まで盛り返す。上りは最速で、やはりかつて見られていたようなズブさは解消しているように思える。メイケイエールとは0.2秒差で、2着のスカイグルーブとも0.1秒差でベストのマイルに戻るワールドバローズは100%の力を出せる場合、スカイグルーブに勝てる可能性は十分にあり、ここは人気しなければ狙いたい一頭。重馬場でも走ったレースのコメントを見てもノメっていたり脚を取られていたりというコメントもなかったので、苦手にはしないだろうと思う。ここは結構チャンスなのでは。""

マイルはベストも前走はズブい。久々の分もあった。左回りのマイルに再び出走なら狙いたい。ズブさは解消されたと思っていたんだけども。


印は
◎フォルコメン
○ワールドバローズ
▲アルサトワ
☆エンデュミオン
△ウインアグライア、アドマイヤビルゴ、カイザーバローズ、スライリー、ワールドウインズ

上位人気になるであろうアドマイヤビルゴもカイザーバローズも不安要素の方が多い。ワールドバローズも前走のズブさを考えると一番妙味があって堅実に走るのはフォルコメンか、というところ。前走のように先行してほしい。前も比較的空くであろうから久々のアルサトワも狙い目か。エンデュミオンは展開がハマればだが、アルサトワがスロー逃げした場合は微妙。気性の荒い馬は基本押さえ。ウインアグライアはこの条件替わりがいい方向に出ると賭けて押さえ。走る方に気持ちが向けば。

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