関門橋S

オープン戦はとりあえず予想する。
もう小倉は2週間前の雨の影響もあって結構芝が掘れていそう。そのせいもあってうちの馬が内を空けて回すようになり、結果的に外にいる馬がより外に回すことで不利になっている状態か。
見た目以上の距離を走らされるから2000mでギリギリって馬にはきついかも。

アイコンテーラー
愛知杯5着。
愛知杯のメモ。

重賞では掲示板に入らなかったが、1〜3勝クラスは一発で突破し、一見まだまだ上を目指せそう。

まずは4走前のラジオNIKKEI賞のメモから。
"1勝クラス勝ち上がったばかりの2勝クラス馬。新馬戦から2走はあまり強調できるレースではなかったが、4ヶ月の休養を挟んで出た未勝利戦で9番人気1着。新馬戦からは右回りを使っていたが、この未勝利戦は新潟の左回り。右回りはあまり得意じゃないかもしれないが、もしかしたら坂のあるコースが苦手かもしれない。福島はあまり急な坂はないので苦手ではないかもしれない。未勝利戦を勝ち上がって続いて新潟1800mの1勝クラスに出ると約2馬身差つけての勝利。ハイペースの中、2番手追走で上り37.5秒で3位。なお、稍重。新潟の長い直線を先行で封じる内容は強い。今回は斤量51kgとかなり良いハンデをもらっているのでここは穴としてあるか。先行できるので開幕週もgood。ただし勝ち上がったレースは新潟のかなり荒れた芝。上がりのかかるレースの方が得意かもしれない。"

ラジオNIKKEI賞のコメントでは4コーナーで外に張ることがあり、左回りの方がいいかもしれないとコメントがあり、やはり右回りはあまり良くなかった様子。ローズSはこの馬のペースで運ぶも最後はキレ負け。左回りの2000mで愛知杯と同じコースではあったが、最後には内側にヨレていた。やはり左回りの方が良さそう。続く2,3勝クラスは新潟に戻り、連勝。スローペースからの上がり勝負で2馬身差の楽勝。前走は成長が見られ、直線は持ったままの手応えで仕掛けられてからの伸びも鋭く、快勝。時計のかかる馬場で前目で粘るレースが得意で、かつ末脚も使えるので評価は高い。一方で勝ってきた舞台が小頭数の新潟だけという現状で当たるレースに恵まれた感は否めない。愛知杯のハンデは軽いし、左回りでどれだけやれるか。新潟大賞典や新潟記念あたりで狙いたい。ローズSの負けがあるが、そこまで大きく負けているわけでもないので新潟巧者というわけでもないとは思う。新潟のタイトなカーブをこなしているし、中京のカーブも問題なさそう。後は最後の踏ん張りがどこまで通用するか。アンドヴァラナウトには0.7秒差で負けているが、斤量差でどこまで詰められるか。愛知杯は荒れるレースなのでこういう馬も押さえてはおきたい。

小回りのコースはプラスだが、右回りは割引で、53kgに斤量アップもあまり良くはない。前走はペース良く逃げたが、最後に粘れずに敗退。ローズSは結構な粘りが見られたが、重賞ではもう一押しが足りなかったか。今回はオープン戦になるので相手は弱くなるだろうが、この馬にしても斤量が増えるし、牝馬戦から混合戦になると考えるとちょっと強気には推せない。外枠に入れば買えない馬。

アイスバブル
日経新春杯から+4kg。重賞ではないとは言え、キツい。アルデバランSとの重複登録もあるが、こちらも59kg。どっちも59kgなら芝を選ぶか。

中日新聞杯のメモ。

この距離はこの馬にとっては短い印象。時計のかかる馬場で買いたい。前走のアルゼンチン共和国杯は適性がないラップなので参考外。丹頂Sはスローペースからの瞬発を嫌って自分で動いて終わる。この馬は消耗戦が得意なので合わず。札幌記念は相手が強かった。函館記念は適性バッチリで内から差しての2着。今年の目黒記念は例年と違い、スローからの瞬発力で前残りのレースとなったため、適性外。噛み合わないレースが多いが、ここで2000mはやはりちょっと買いにくい。ただ先週の中京は外からも差せる馬場だったので末脚のあるこの馬には良い馬場かも。もうちょっと検討が必要。

前走は結局14着でいいところがなかった。洋芝条件まで待ちたいかな。

アドマイヤポラリス
重賞では通用しなかったけどオープン戦なら通用するタイプなのか。目黒記念からずっと狙っているけどなかなか実を結ばない。

アンドロメダSのメモ。

斤量55kg。割といい調子でオープンクラスにまで行った割には結果が出ていない。前走は休み明けの新潟記念で15着。時計のかかる馬場で渋徳を狙うも最後は厳しくなって敗退。そもそも新潟記念は相当な差し決着になり、前で粘る馬には厳しい展開。目黒記念はペースが特殊すぎて参考外。ボリトラック追いで勝ったことのない馬で、この2走はポリ追い。今回はポリ追いじゃないのでまた違う競馬を見せてくれるかも?叩いた上積みもあるし、2000mは成績を残してきた距離。かつ左回りよりも右回りの方が良く、ここは巻き返しチャンス。ここ2走の大敗で人気も落ちるし、穴で狙いたい。

ポリトラック追いじゃなかった前走は5着と健闘。足元の弱さがなくなってきたのかな。前走はこの馬にしては後方だったが当時の阪神で外を回して差す競馬はコース選びとしては正解でその中で5着。今回は56kgだし、また同じように後方から差そうとするとやはり届かないのでは?と思う。あまり強烈な末脚を使えないので、脚質的には合っていないが、時計のかかる馬場ならスタミナが尽きた馬をかわせそう。小倉は荒れてもまだタフな馬場とはあまり言えないので今回は軽視かな。

ウインアグライア
愛知杯はしんがり人気でしんがり。

ターコイズSで抽選対象だったので一応調べていた。

ターコイズSのメモ。
"若駒S勝ちでフローラSは7番人気5着。フローラSは開幕週の東京競馬場で最内枠に入り、最も有利かと思われた中での結果。3歳馬で実績もそんなにないので51kgとかかな?それだけで割ともう買いたい。前走のアンドロメダSは51kgで16着。好位の内につけるも行きっぷりが悪く、直線入り口では最後尾で7馬身差のしんがり入線。ここまで力差があるとは思えないので、何が原因かは当日の厩舎コメントを見たい。2走前のオークスは詰めて使ったことも原因か、いい結果を残せず。母系がスタミナ血統らしく、距離は問題ないと思われる。3走前のフローラSはスムーズな競馬をするも最後の直線で外へ切り返すロスがあり、最後は伸びあぐねいて5着。4走前の若駒Sは牡馬相手に勝っているが、レベル自体が微妙。まだ若駒S組でオープン入りしている馬がウインアグライア以外いない。距離も阪神JFではもっと長い方が良いとコメントされており、若駒Sでも距離が長い方が良いらしい。今回の舞台はちょっと合わない印象。洋芝で稍重の時計のかかる馬場の時に買っているのもあり、馬場が重くならないと出番はなさそう。夏場の北海道開催や梅雨のシーズンに馬場が重くなったら買いたい。前走のこともあるし、今回は見送りかな。"

そもそもそんなにレベルの高い馬ではなさそう。前走はターコイズSを回避?除外?でディセンバーSへ。どうやらアンドロメダSは自分から走るのをやめていた様子。前走も12着で思った以上に走らない。斤量51kgとはいえ、あまり買いたくはない。

前走はブリンカーをつけるも効果は感じられず。馬自身にあまり走る気がないが、仮に狙うとすればこの馬は稍重の洋芝条件や雨の降る重馬場条件が良さそう。斤量も増えるし、今回はレベルが下がるとは言え狙いにくい。

ヴァンケドミンゴ
福島専用。展開の向かなかった前走も6着と健闘。まずは福島記念のメモから。

福島巧者というべき存在だが、七夕記念は12着と大敗。ただこれは腹を括った競馬をしたと酒井学がコメントしており、内が伸びるのは分かっていたがこの馬は外を回して伸びる馬なので、外を回したらしい。また、直前の雨で馬場が緩かったのもこの馬にはマイナスで展開も合わず。度外視の内容で良いと思う。実際に得意条件ではないもののカシオペアSは2着と健闘。しかもこの時は七夕記念の反省を生かし、内枠を活かして馬込みで競馬を行なった。直線は前が開いたことですんなりと伸びることができ、ファルコニア相手にクビ差。身体も+10kgで休み明けの中、気持ち緩く、5歳にしてここで覚醒したか。上り3Fも33.0秒と優秀でここは軽視不要。多分人気するけど。

福島記念はパンサラッサが逃げて特殊なラップだったし、息を入れるタイミングもなく、超持久戦になった。最後は地力で苦しい中6着まで持ってきたし、能力はG3までなら通用するんじゃないかね。斤量は57kgと多少重くなってしまったが、正直福島得意なら小倉も得意だと思うんだよな。でも去年の小倉大賞典は9着で2020の関門橋Sは8着。ただ福島での好走が目立っていた馬が、2走前は阪神のカシオペアSで2着と健闘。成長しているのかもしれない。オッズ次第だけどちょっと期待。

エブリワンブラック
毎度毎度ダートと芝の両方に登録してきてダートに出る。今回もアルデバランSと関門橋Sの二重登録。どっちを選ぶかわからないが、ずっと一回は芝で使って欲しいと思っている。確定後に追記します。

コマビショウ
ほぼダート馬だし、エンパイアメーカー産駒も芝よりダート。ここに出てきても買わない。そもそもオープンクラスでは成績を残せていないように力が通用していなさそう。

シフルマン
中日新聞杯に結構重要なことを書いていた気がする。

2走前は馬券にできて美味しかった。流石にオープンクラスでは通用しないのかどうか。頭の高い走法で持久戦に強い馬らしい。中京芝2000mで勝ち上がっているし、今回と同じコースと考えると悪くはない。前走のアンドロメダSはテンション高めでかかり気味。思えば過去にも叩き2,3戦目でテンションが上がって自滅する面が見られた。今回は間隔を開けずに3戦目。不安だね。

叩き2,3戦目はテンション上がって自滅。休み明けが狙える馬。2ヶ月くらい空いたが、中間に放牧を挟んでいれば考える。ここ2走はハンデ戦でも2桁着順だし、このクラスではそもそも厳しいのかも。

ダブルシャープ
小倉巧者。ここ狙って小倉大賞典に出てくるんだろうね。前走は中山1800mのディセンバーSで直線はジリジリで伸びず。急坂が苦手なのでこの凡走は仕方ない。2走前は小倉日経オープンで2着だったが、いつもより力んでしまったため、前につけてしまい、最後はプリンスリターンに敗れる。とはいえプリンスリターンと半馬身差でプリンスリターンはその後2連勝して重賞に出てくる。負けた相手が強かったし、0.5馬身差ならかなりいい戦いをできている。3走前は小倉記念で4着。
以下は小倉記念のメモ。

中京記念回避が残念でならない。小倉を得意としており、前走不知火Sでは1着。ここで勝ってしまったがために、今回はクビ差の2着の馬とは斤量差が1kgできてしまった。正直かなり不利な条件になったと思う。評価としては前走不知火Sの上位3頭については同レベルだと思う。2走前は弥彦Sで出遅れて4着。1着のユニコーンライオンは言わずもがな。出遅れても4着なのだからまあまあ強いとは思う。基本テンは遅く、後ろからになりがち。不知火Sは途中からまくり、いい脚を長く使った結果ではある。不知火S組の3頭にも言えることだが、前走は小倉5日目の小雨の開催で、今回は間を挟んで4回小倉2日目。馬場の回復次第ではファルコニアが圧勝という場面も十分に考えられる。ダブルシャープも無視はできない存在だが、脚質を考えると開幕週は向かず、グランスピードの先行策に届かないかもしれない。なお、スーパーフェザーは割と先行でも後ろでも行けるのでどういう競馬をするのかは想像しにくい。ちなみに小倉巧者と言われているが、前走の不知火S以外はすべて冬の小倉開催で勝っており、野芝100%で高速馬場になればおそらく得意な小倉ではなくなるだろう。もちろん押さえはするが、三連複の三列目になりそう。

夏も小倉も重馬場も得意という馬で、正直今年の小倉記念で狙いたい。それゆえにここは結構いい競馬ができそうなコース設定。

ヒュッゲ
まだデビューから6走しかしていない。すでにリステッドの白百合Sを勝っているし、重賞に出て来ればいいのにとは思うが。
デビュー2戦目の未勝利戦は逃げて7馬身差の圧勝。続くエリカ賞もパンサラッサを突き放して楽に逃げ切り。この2戦は楽に逃げられたこともあり、3走前の京成杯ではそううまくはいかなかった。先手を主張せずに2番手で追走するも勝負どころで外から手応え良く回ってきた馬にプレッシャーをかけられてずるずる後退。揉まれたことのなかった馬に揉まれ弱さが露呈した瞬間だった。4ヶ月の休養を経て白百合Sは後続から押し寄せてくるも粘って逃げ切り。逃げなら強いが、逃げじゃなければキツいタイプ。前走は札幌日経オープンで52kgを背負うも逃げられず、追走にも苦労。斤量云々よりもやはり逃げなきゃダメっぽい。自分のペースで逃げさせることが大事。なんと前走は2020年の8月の競馬で、途中まで去年のレースだと思っていた。1年半の休み明けになるが、どうやら怪我をしたわけでもなさそうで???馬体調整がうまくいかず、菊花賞も回避でここに。使ってくるということは休み明けで叩いてからというわけではなさそう。他に逃げを主張する馬もいないし、ここは楽に勝てるかも。ただどういう理由でこんなに長期で休んだのかは気になるのでコメントを待ちたい。

マイネルフラップ
低速馬場なら買える。時計がかかれば。

レッドジェニアル
まずは2走前の函館記念から。

去年の宝塚記念の後8ヶ月半の休養を挟んで前走の大阪城S9着。久々の競馬でゲート内で力み、2馬身出遅れ。直線を向いたときには閉じ込められて、外に出せず、9着。そこからまた4ヶ月休んで函館記念に出てくるが、この長期休養からまた休養した理由についてはコメントを見たい。京都新聞杯勝ちや鳴尾記念3着、菊花賞6着と中々な業績があるが、ゲート難があり、かなり出遅れる。そのため、差し追い込みになりがちで、その割に57kg背負わされる。鉄砲駆けはしないタイプなので今回は軽視でいいかも。出遅れるし。

ちなみに函館記念までは爪不安で休養していた様子。函館記念はマイネルファンロンに必要以上に競られて終わったので度外視。折り合いが難しく、ゲートも遅れがち。前走も出遅れたし、ここはサメシュンが乗る以外にはあまり買いたいと思えない。ただ出遅れたら出遅れたなりに追い込みで脚は使う。すんなり前に出たら強いかも。買いたいとは思わないが、サメシュンが乗るので買おう。

ワールドウインズ
最近どこかに登録していたような気がするんだけど気のせいか。ワールドウインズ、ワールドスケール、ワールドバローズ、ワールドプレミアとワールドが多くてこんがらがる。そのくせに全部馬主は違う。ワールドは人気なんかね。
ちなみにしれっと去年の関門橋Sの勝ち馬。しかも格上挑戦で勝っているんだから相当力はありそう。その割にそれ以降は成績が目立たない。ひとまずは2走前のオーロカップのメモから。

3勝クラスの時に格上挑戦をしてオープン戦を勝ち、オープン入りへ。洋芝は走ると思っていたが、少しパンチ不足。重賞でも負けてはいないが、スローからの瞬発力勝負になると分が悪い。前走もオクトーバーSは12着。ここで大きく距離短縮してきての初の1400m。追走に苦労するかもわからないが、2000mや1800mよりは持久力寄りのレースになるだろうし、上手く粘れば。

以下は函館記念のメモ
"前走巴賞5着の割に56kg背負わされる可哀想な馬。4走前にオープンクラス勝ちがあるせいかもしれない。前走のコメントからは巴賞を目標にして調整。12kg増でも太め感はなかったが、いまいち反応に欠けて5着。2走前はマイラーズカップで普通に凡走。3走前は雨の影響か、あまり走らず。4走前は小回りの2000mで1着。うまくポジションを取って好位からの差しが得意な馬で小回りも問題ない。前走はあまりやる気を出していなかったようにも思えるし、叩いた効果があれば、巴賞→函館記念組としては狙いたい。が、56kgはちょっと予想外。若干軽視。"

函館記念の56kgは見込まれすぎたか。今回も56kgだし、ちょっと様子見したい。

オープンクラスならやれるとは思う。もしかしたら小倉が得意なのかも。オーロカップや函館記念はハンデ戦で見込まれたので仕方ないが、前走は同じ56kgでも別定戦。条件が異なるし、ここはチャンスとみても良さそう。だが、オーロカップ、オクトーバーSは集中力が切れてやめている感じがあるので注意。前走は前が開かずに追い出しが遅れたが、それでも最後に脚を使っているし、やめている様子はない。しかも4着だし、復調の兆しはありといえばあり。まだ本命にするほどではなく、押さえかな。

以上で全部見たけど、ここは結構低レベルかも。

◎ダブルシャープ
○ヴァンケドミンゴ
▲ヒュッゲ
☆ワールドウインズ
△レッドジェニアル

ここまでかな。あとは馬場と枠次第な馬もいるけど、とりあえず現状買えるのはここ。
ネット競馬みたけど、ダブルシャープ1番人気も仕方ない気がする。ヴァンケドミンゴもこの面子なら…。ヒュッゲもリステッド勝ってるし、長期休養明けとはいえ人気するのも仕方ないか。低レベルゆえにレベルの低い馬も来るかも?とは思ったけど、結構堅そう。

エブリワンブラック確定していたけど、追記するの忘れていた。芝使ってほしかったし、ここは押さえておこう。


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