『忍び、恋うつつ』をプレイする前の予想
はじめまして。ましら と申します。今回は初めてパッケージの乙女ゲームをプレイします。パッケージのと付けたのは、そう言えばスマートフォンアプリで乙女ゲームに似たものをやった気がするなあ……という気持ちがあったのでつけました。
忍び、恋うつつのプレイ理由
読み飛ばしても結構です。
実は以前から『忍び、恋うつつ(以下、忍恋)』に興味はありました。端的に言えば乙女ゲームをやる友人が複数いたからです。友人らは乙女ゲームをやらない私に一生懸命 公式サイトのキャラクターのイラストを見せながら、キャラクターの良いところを話してくれたのです。忍恋に限らず色々な作品について聞いたような気がします。
当時私は話を聞いてもピンとはきていないものの、「そんなに面白いならプレイしたい」と思うようになりました。そもそも、お話に混ざれないのちょっと寂しかったですしね……。
しかし、私はゲームをしないわけではなかったのですが、当時忍恋の対応機種のPSVITAは持っていませんでした。ゲームのハードはきょうだいが持っていたもの (もちろんPSVITAではないです) のみでした。そんなわけで当時は「ハードが手に入ったらやる」とやるやる詐欺をしていました。結局PSVITAは購入しなかったのですが……。
時は流れ、乙女ゲームやるやる詐欺から数年。私はNintendo Switchを手に入れていました。ポ○モンと掃除機でホテルの除霊をするゲームのためでした。その数ヶ月後に、友人が忍恋のNintendo Switch移植版がでるという情報に狂喜乱舞していました。そこで私は「ハードあるので忍恋やります」と友人に伝えました。ハードがあるのだからプレイしようじゃないかホトトギス。
友人はめちゃくちゃ喜んでいた。ありがとうオトメイト。ありがとうNintendo Switch
【必読】忍恋花吹雪花絵巻に登場するキャラクターについて予測してみた(これ以降のnoteを読む際の注意)
念のため注意をつけておきます。
私の語彙の少なさゆえに、キャラクターの予測のための表現が上手くないです。印象や考察を率直に書いているので、不快な思いをされる方もいらっしゃるかもしれません。許せる方のみお進みください。
忍び、恋うつつ-万花彩絵巻-公式サイトにある、物語、人物、 それから人物相関図を見て予測していきます。
公式サイト: https://www.otomate.jp/nin_koi/banka/
猿飛咲助(CV:寺島拓篤さん)
歌舞伎役者の名家の御曹司だが、忍者の道を志す。
忍術は得意だが、勉強は苦手なため
読み間違いや言い間違いをよくしてしまう。
(公式サイトより)
「女形なんていやだ~!」なんて言ってお家を飛び出したのだろうか (多分違う)。役者さんなので顔は多くの人が知っていそうだしモテそう。忍者がそれで大丈夫なの……? お名前も咲という字が入っていて華やかですね。
彼は勉強が苦手とある。主人公ちゃんは忍術が苦手そうなかわりに勉強は出来そう (のちの鎌清さんのページで「こんな簡単な忍術もできないの?(意訳)」というセリフから想像) 。
おそらく、最初の二人の仲はぎこちないものの、主人公ちゃんとそれぞれの苦手分野を教え合ってお友達として仲良くなるのではと予想。最終的には助け合って、背中を預け合えるような仲になるんじゃないかな。
咲助本人について想像すると、忍者を目指した理由が気になります。家族が役者一本で生きていけ!って厳しかったから、もしくは彼が役者という職業に向かないと感じていたり、忍者への憧れが強かったりしたからかもしれません。
個人的には『忍者への憧れ』説を推したいです。本編で説明されるかな……?
霧隠蔵人(CV:櫻井孝宏さん)
成績優秀で何でもそつなくこなす。
暮らしは貧乏だが、見目麗しいという理由から
女生徒から絶大な人気を得ている。
冷静沈着で口数が少なくぶっきらぼう。
(公式サイトより)
あんまり努力しなくても一定の水準でできちゃうタイプの人っぽい。髪色とかイメージカラーの関係もあるのかもしれないけれど、お肌が白くて心配。ごはんをお腹いっぱい食べてほしい。クールそうなお方ですね。
とは言っても、苦労していそうな方なので、見えないところで努力していそう。家族のために自分がしっかりしなきゃ!と思って、口には出さないものの頭の中で色々考えていそう。
最初のうちは主人公ちゃんに必要以上に関わらないのではないかなと予測します。主人公ちゃんの頑張りや素直さに触れて変化しそう。おそらく彼は自分よりも家族のために動いているので、主人公と出会って『自分のために』なにがしたいか考えることも出てくるように思います。クールな彼が笑顔を浮かべて自分の気持ちや考えを (おそらく心の許せるようになった友人や主人公ちゃんに)伝えられるようになるのがゴールなのではないかな。
素の自分を見せられる関係になってほしい。
由利鎌清(CV:小野友樹さん)
いつも勉強ばかりしており、
将来は、逢坂城に仕える真田勇士隊になることが夢。
規則にはうるさく、校則を乱している人が嫌い。
自分にも人にも厳しい。
(公式サイトより)
この時代の眼鏡って超高額だったりしない……?さては実家がお金持ちだな……? 将来のこともしっかり考えられていて偉いね。素直に尊敬する。
おそらく最初は主人公ちゃんにキツくあたるんじゃないかな。彼は出来るまで努力するのが当然で、『自分にも人にも厳しい』とあるけれど、自分にはもっと厳しくやってきた人だと思う。だから公式サイトにもある「なんで出来ないの?」っていう言葉が出てしまうと思われます。
しかし、何かの拍子に主人公ちゃんの努力を知って、「あの子も努力していたんですね……」と仲良くなっていきそう。努力を知ったら突然優しくなって色々教えてくれるタイプ。たぶん先生とかに向いていると思うよ。
さて、鎌清本人のみを考えると、親や過去に教わった先生がかなり厳しいか、彼本人が完璧主義者かどちらかなのではないかなと思います。どちらもかもしれないですね。
前者の仮説が当たっているなら、ゲーム開始時点より前に厳しい親や先生に「なんでこんなに簡単なこともできないの?」って言われた経験があるのかも。もしその仮説が合っているのであれば、「頑張らなくてもあなたはそのままでも素敵な人だ」って言ってくれる人が出てきてくれるといいね。
我来也(CV:下野紘さん)
独自の掟に従った行動をしている。
話す言葉はすべて中二病。
強がった態度とは裏腹に、たまに素の性格が出てしまうことも。
(公式サイトより)
君の名前、漢文じゃない?それ本名じゃないでしょ。友人曰く、物語のキーキャラクターとのことだったので、後で名前が明かされるといいなあ。彼の名前は「本名を知られると自分が縛られることになる!」って言って超仲良くなるまで教えてくれないやつだと思います。堕天使(ルシファー)とか言ってるけれど、キリスト教問題的なことは大丈夫なのか…...?弾圧されてない?
彼はすこし幼い印象を受けます。わざと強がった態度を見せて、本当の弱い自分を守っているのだと思います。もしくは、変わった行動をとって、誰かの気を引きたいのかもしれないですね。『自分を見てほしい』もしくは『助けてほしい』といった気持ちからきているものかもしれません。
変わった言動をとる彼から、多くの人は少し距離を置くでしょう。しかし主人公ちゃんは、彼のそんな言動を意に介さず、普通の人と変わらず接していくのだと思います。変わらず接してくれる主人公ちゃんに惹かれていくのかなあ。心を開いてくれたらすごく優しそうな子なので、気になりますね。
穴山大介 (CV:鈴木達央さん)
医療と忍術を組み合わせて、
さまざまな病を治すと評判な医院の御曹司。
見た目の軽さとは裏腹に実は一途。
何でも金で解決できると思っている節がある。
(公式サイトより)
開ける時にかなり痛そうな位置にピアス開けたね〜!こういう女の人慣れしてそうなキャラクターって、大抵女の子のことを、子猫ちゃんって呼ぶのなんでなんやろうな。たぶん寄ってくる女の子をうまくあしらうためかな〜。
彼の今の性格の成り立ち考察をすると2つ考えられて、親が医者のお仕事でかなり忙しいせいで親からあまり愛情を受けていなくて、気持ちでのやりとりが信用できず、お金で解決するようになった説が1つ。
もう一つ考えたいのは、親からは愛情とかも十分に受けていたけれど、彼の(もしくは彼のお家の)持つお金に目がくらんで寄ってくる女の人や友達が多くて、人を信じられなくなっていく。そうしたら、お金で解決するようになった説。
どちらの説でも成り立つのは、この人、一度仲良くなったら大事にしてくれるタイプの人だなってことですね。たぶん好きになっても主人公ちゃんに気軽にボディタッチもしてこない。もしボディタッチするとしたら、「俺危ないやつだよ?」って言ってわざと主人公ちゃんに距離を置かせようとしてくる時かも。それでも普通に接していたら「君ってやつは……」と呆れながらも、主人公ちゃんと少し仲良くなるやつ。
たぶん主人公ちゃんが彼に世の中お金じゃねえって無意識に分からせるのだと思います。
真田幸影(CV:鳥海浩輔さん)
物腰が柔らかく、生徒からの評判がいい真田高等修練院の教師。
ふだんは穏やかで頼れる存在だが、
主人公との間に隠れた繋がりがあるらしい。
(公式サイトより)
うーん……? どことなく胡散臭い (真田先生を推している方々、本当にごめんなさい)。イラストからも胡散臭さがにじみ出ている。目線の真っ直ぐ前を向いてる人は本当に誠実な人か嘘つきかのどちらかだと思う。さらに言うと、腕を組んでいるポーズは一説によると拒絶を表すとも言うし……?
でも公式のキャラクター紹介では『物腰が柔らかい』? どうにも印象が噛み合わない。忍びのための学校の先生だから、普通の先生とは違うと言ってしまえばそれまでですが、先生らしくない感じがします。
あとはNintendo Switchの忍恋パッケージの先生の目が鋭すぎて、復讐者のようであるなあと思いました。彼の顔の傷にも関係あるかしらね
主人公ちゃんたちが通う学校は『真田高等修練院』で、彼の名字も真田というところも引っかかります。真田先生のお家が忍び教育界の名家?もしくは、真田先生のお家がお金持ちで学校に出資している可能性が見えてきます。忍びの世界はお金持ちばかりか……?? もし真田先生の実家お金持ち説が合っていたら、後継者争いとかやってそう。
公式の文章の『主人公との間に隠れた繋がりがある』。この繋がりの内容がまさに物語の鍵になりそう。
生徒である主人公ちゃんと付き合うビジョンがあまり見えない……。いや、放課後に勉強の遅れている主人公ちゃんのために特別補習をして、なんやかんやあって……っていうのは想像がつくのですけれど。
ええい。散々胡散臭さを強調した後なので、書いてしまおう。絶対好きになった以外になんか下心あるでしょ。主人公ちゃんの能力目当てかなー?? 彼の何かしらの目的のために主人公ちゃんの能力が欲しかった可能性があると仮説を立てます。とりあえずは、主人公ちゃんの能力があると真田家の後継者争いに有利に運ぶ説を提唱して終わります。
片桐かえで(主人公、CVなし)
幼い頃に両親を亡くし、
育ててくれた祖母も亡くし天涯孤独になった少女。
逢坂幕府に仕える真田勇士隊に入り、
人を守れる忍者になりたいと考えている。
(公式サイトより)
彼女については武勇伝もとい前情報をモリモリ聞いています。
・教科書を盗まれても「これも勉強になるから!」と言って全部書き写した
・頑張り屋で、何か起きても塞ぎこんだりせず自分から行動する
もっと色々聞いていたように思うのですが、noteにまとめている時点で強烈に記憶に残っていたのは上の2つの項目です。メンタルがつよい。
なんか拉致られそう。天涯孤独になったゆえに、「自分なんかどうなってもいい。友達を助けなきゃ!」と自分ひとりでどうにかしようとしたり、自己犠牲の思考と行動に走ったりしそう。
たぶんなにか事件が起こったら「自分だけ守られたくない!私も戦う!」っていうタイプの主人公ちゃんや。命は大事にして。
最後に彼女特有の能力のメロメロの術について考察します。かなりうろ覚えですが、この術はその人の隠れた本性が出てきて主人公を口説く……みたいな能力だったと思います。一時的な魅了と自白薬のような力なのかな。であれば、権力者に欲しがられる力なんじゃないかと思います。
しかも家族がいないとくれば、権力者に欲しがられる未来が見える。両親が早いうちに亡くなったのも、少し陰謀めいている気さえしてきますね。
攻略順についてタロットカードを引いてみた
こんなに攻略対象のキャラクターがいれば順番に迷うのは当然といえば当然。友人曰く、最初は我来也さんと真田先生は攻略できないよとのこと。長い時間悩むよりならカードを引いて決めてしまおうと思い立ち、アプリで引きました。ちなみに、私はタロットカードは少しかじった程度で、見えないものが見えるとか特別な力はないです。
脇道にそれますが、タロットカードとか占いって、未来が分かるとか従わないと怖い目にあうとかいうおどろおどろしいものではないんですよね。『小さいころに分かれ道に立って、傘を持って手を放す。傘の柄が倒れた方向に進む』みたいなもので、カードがこっちがいいよって言っても「いや、私はこっちに行きたいの!」って思えばそうしてもいいっていう。
タロットはカードに尋ねた人が、自分で選択するのが大事な思考ツールだったりします。
さて、本題です。攻略キャラクターごとにタロットカードを引きました
猿飛咲助:死神
終わりや変化を表すカード。実はそこまで怖いカードでもないです。終わりがあるから、また次の新しい始まりがあるよっていうカードです。大アルカナのカードなので影響力が大きい。
霧隠蔵人:ペンタクルの5
このカードの意味は積み重ねてきたものの安定や秩序を崩すことですかね。カードのイラストはステンドグラスの前を歩く、ボロボロの服を着た2人の人間。イラスト通り、お金を失うことを表したりもします。蔵人くんは貧乏とあったので近いカードではありそう。
由利鎌清:節制
調和や適度さ、忍耐などを表すカード。こちらも大アルカナのカードです。基本的に安定しているときに出るカード。安心して読めそうなシナリオかな。
穴山大介:ペンタクルの3
積み重ねてきたものがさらに増幅するような感じ。イラストは建築家の作品の下で、建築家1人と他の2人が話しているような絵柄。頑張りや積み重ねが評価されたり、協力したりする意味も持ちます。
おまけ
我来也:恋人たち
愛、調和、選択などを表します。大アルカナなので、例のごとく大きい流れのイメージ。ハッピーエンドなのは疑いなさそう
真田幸影:ソードの5(逆位置)
正位置では知性や知的さの安定や秩序を崩す意味もあります。一人だけ逆位置……?だからと言って必ずしも逆位置は悪い意味でもないです。逆位置だと、知性の安定が崩れ切っていない状態か、逆に粉々になるまで崩れて、新しいものを取り入れること、和解、過去の恨みなんかを表します。カードのイラストは戦いに敗れた2人を、勝った1人が奪った剣をもちニヤッとした表情で見ているという情景。やっぱりちょっと不穏。
プレイ順(2020/8/29追記)
由利鎌清 一番安心して読めそうなシナリオだから。
→霧隠蔵人 ちょっと大変そうなカードだったので。
→猿飛咲助 悪いカードでないとは言えショックが大きそう。私の価値観に大きな変化がありそう
→穴山大介 良さそうなカード。前の方々でなにかあった時ここで少し回復したい
→我来也、真田幸影 出来れば我来也さんの方がハッピーエンド!って感じのカードなので、可能なら真田先生を先にプレイしたい
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