akakilikeの『捌く』にて初めて目の当たりにした演劇とダンスの世界
演劇に関してはど素人なのだけど、たまにYouTubeで「柿食う客」や「範宙遊泳」といった劇団の演劇を観るのが好きだった。
大学生のときから生で観たいな〜という気持ちはあったけど、パリのロックダウン中に改めてYouTubeで観て「日本に帰ったら演劇を観に行きたい!」と思うようになった。
パリのコンセルヴァトワール在学中も、演劇の学生がいたり、フランスの演劇を少し観に行ったりもした。(ただ、フランス語が難しかった、、)
演劇を観るなら芸劇なのかな、という知識しか無かったので、検索して探した。
そして今日、akakilikeの『捌く』という劇を観てきた。当日券ゲット。
私は本当に詳しくないので、これが劇団なのか、どういうチームなのか、これはそもそも「演劇」と呼ぶのかすらわからない。
私の印象では「演劇とダンス」という感じだったかな。出演者もダンサーが多かったみたい。
10人くらい出演者がいたのだけど、どこに注目したらいいのかわからないくらいにそれぞれの演技と踊りが披露されていた。
あの劇の素晴らしさを言葉で説明するのは、私には知識も経験も語彙力も足りなくてとてもできない。
でも、あんな表現の方法、表現者たちがこの世に存在していたなんて知らなかった!!!!
楽譜が無くても、休符が無くても、あんなに空間を操ることってできるんだ!
本当に初めての世界だった。
お客さんもきっと詳しい人がたくさん来てるんだろうなーと思いながら周りをキョロキョロした。コンサートを聴くときはここらへんの席に座るのがベスト、とかわかるけど、演劇に関してはそこもわからなかったので、適当な席を選んだ。私の隣の人は外国人だった。
演出もとても面白かったし、チケットに整理番号が書いてあるとかも初体験。ライブハウスとかならあるけど、クラシックのコンサートでそういうのは無いかな。
何回も足を運んだことがある東京芸術劇場だけど、ホールの方ではなくてシアターの方に行ったのも初めてだった。
こんな世界があるんだ!!!!!
11月も別の劇のチケットを買った。
また私の世界が少し広がった。