マドリード滞在第二日目その1
マドリード滞在2日目は、ホテルのあるプエルタ・デル・ソルから20分ほど歩いて、人気のあるチュロス(Churros)のお店の一つChocolateria San Ginesへ行き、朝食代わりにチュロス・セット(チュロス8本とホット・チョコレート)とコーヒー(アメリカノ)を注文し食べてみた。お店の外には数多くのテーブルと椅子があり、朝早い時間帯にも関わらず、ほぼ満席状態であったので、この店の人気の高さが感じられた。幸いに、空いていたテーブルが一つだけあったので、とてもラッキーだったとも言える。コーヒーを飲みながら揚げたてのチュロスをホット・チョコレートにつけながら食べたが、なんと食べ始めたら、やめられない止まらないではないか。お腹が空いていたせいなのかどうかわからないが、美味しくて、小生もパートナーもあっという間に完食してしまった。その後さらに5分ほど歩くと、マヨール広場(Plaza Mayor)があり、広い広場を少し歩き回り、そこから約2分の場所にあるマドリードを代表するガストロミー・マーケットのサンミゲル市場(Mercado de San Miguel)に向った。中に入りたかったが、残念ながらちょうど改修工事中で関係者以外は入れないという状況で諦めざろう得なかった。さらに10分ほど歩いて、歴代のスペイン王家のコレクションを中心に幅広いヨーロッパ絵画を展示する世界的に有名な美術館の一つであり、多くの重要な傑作が収蔵されている国立プラド美術館(Museo del Prado)に行った。
小生にとっては8年前に一度訪問しているので、2回目の国立プラド美術館への訪問であったが、パートナーには初めての訪問であった。マドリードの象徴的なモニュメントやスポット、緑に囲まれた国立プラド美術館へ行ってみると、平日にもかかわらず、すでにそれなりに長蛇の列ができていた。とはいえ、事前に入場券の予約していなくとも入れそうだったので並び、それほど待たなくても入ることができた。年齢的な特権か、入場券割引がなされたなのは嬉しいかぎりでした。
ボッシュ(Bosch)、ティツィアーノ(Tiziano)、エル・グレコ(El Greco)、ムリーリョ(Murillo)、ルーベンス(Rubens)、ゴヤ (Goya)、ベラスケス(Velázquez)といった大家の作品が展示され、興味のある方にはいくら時間があっても足りないくらいだろう。美術にはあまり関心のないパートナーと一緒に一通り見て周り、著名な作品を中心に鑑賞できたことはマドリードでの良い思い出の一つとなった。