Jungle Queen Riverboat Tourに参加して
昨日日曜日の夕方に息子が用意してくれた Jungle Queen Riverboatのツアー(夕食とショー付き)にパートナーと共に参加してきた。午後6時に出発し、午後10時に戻ったフォートローダーデイルの港への往復は息子の車で済んでいるアパートから高速道路を使うと片道約30分ほどだった。送り迎えをしてくれたので、かなりの雨模様の天気だったが、問題なかった。出航1時間ほど前の5時前に到着したが、すでに船に乗り込んでいる人たちもそれなりにいた。我々も乗り込み、2階の真ん中で右側窓側の席に座り、出発を待った。出発直前まで遅れてくる参加者たちもそれなりにいたが、子供連れの家族の人たちは致し方なかったのであろう。小さな子供たちが長い時間を船の席で待つことはかなり大変だからである。
出発時間になると、約300人くらい乗船していてほぼ席は埋まっていた船は静かに埠頭を離れ、川を上っていった。すぐに大きなクルーザーなどの会社や個人所有の最新鋭の船が繋がれていた。もちろん、大富豪が住んでいたり、所有している大きくデザインの良い家とそのまに係留されている個人所有の各種クルーザー、ヨットや釣り船などが次から次へと現れた。こういった金持ち層の人たちはどれほどのお金を払って購入し、年間の家と船の維持費はどのくらいかかるのだろうなどと一般的な人間は思ってしまうが、富裕層はそんなことをあまり考えずに日々の生活をしているだろう。ビジネスなどで成功し高額所得者たちがこういった大きな家やクルーザーやヨットの所有者であるので、この所得格差はどうしようもないものであり、全く羨ましい限りである。
約1時間ほどゆっくりと川を上り、到着したのが夕食を取りショーを見た施設であった。下船するや否や、テーブルがあっという間に埋まり、すでに用意されていたフライドポテトや煮豆、コールスローのサラダ、そしてデザートを食べ始めた。しばらくすると、メインとなるフライドチキンを配りにきて、ワンピースを食べた。隣に座ったインド系米国人としばし歓談していると、スペアリブが届いた。これは味付けソースが良かったのか、とても美味しかったので、後から追加して計2切れ食べた。
食事中には音楽の演奏や女性歌手が1970年代の歌をノリノリで歌って楽しませてくれた。
その後、ステージのある場所に移動して、タヒチやハワイアンダンス、ファイヤーダンスなどを約45分間ほど楽しんだ。7〜8回旅行したハワイ諸島のオワフ島の北部にあるポリネシアセンターなどで何回か同じようなダンスショーを見た経験があるので、特に感動をすることもなかったが、雨も降らず、涼しい気候の中、まあそれなりに楽しめたと言える。
ショーが終わると、参加者たちは船に戻り、同じルートを約一時間かけて、河岸の静かな夜景を楽しみながら、出発港へ下って行った。連絡しておいた息子が指定場所に迎えにきてくれていたので、スムーズに帰れのアパートへ戻れた。当地ならではの観光スタイルの一つを経験でき、今回の滞在の良い思い出となった。