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【 72日目 】医療情報技師試験『 検体検査・生理機能検査・病理検査システム 』まとめ
【 目標 】
◆ 医療・医学系、医療情報システム系の合格
【 前提 】
◆ 2022年に一度受験し、情報処理技術系のみ合格
◆ 2023年は医療・医学系と、医療情報システム系の合格を目指す
【学習の流れ】
◆ 主に、医療に関する用語をまとめ、理解を深める(5問/1日)
◆ まず、2021~2022年度の医療用語の学習を実施
◆ 次に、頻出するとされているポイントを絞って学習を実施
◆ 解答群の用語などを一つ一つ調べ、まとめる
【 検体検査システム 】
・ 患者の血液、尿、体液などの検体を収集し、分析する
・ さまざまな検査結果を得るための情報システム
・ 医療機関や病院の検体検査部門で使用される
・ 自動化された装置やシステムを統合して効率的に検査を行う
・ 検査の精度や速度が向上
・ 患者の診断と治療が迅速かつ正確に行われることが可能となる
◆ 主な機能
・ 検体情報の管理
・ 検査結果の入力・管理
・ 自動化された装置の連携
・ 検体のトレーサビリティの確保
…etc
【 生理機能検査システム 】
・ 患者の生体の機能や身体の状態を評価するための情報システム
・ 心電図(ECG)、脳波(EEG)、呼吸機能検査、血圧測定などが含まれる
・ 医療従事者に患者の生理的状態に関する情報を提供
・ 病状の評価や治療の計画に役立つ
・ 患者のモニタリングが容易になる
・ 早期の異常を検知することができる
◆ 主な機能
・ 生理機能データの収集
・ モニタリング
・ データ解析
・ レポート作成
…etc
【 病理検査システム 】
・ 病理学的な観点から、患者の状態を評価する情報システム
・ 組織の切片を顕微鏡で観察し、病変や疾患の診断を行う
・ 組織のサンプルや病理データがデジタル化
・ 効率的に管理・保存
・ 病理医や臨床医が、迅速かつ正確に診断結果を得ることができる
・ 医療従事者間の情報共有を促進
・ 疾患の診断や治療における意思決定をサポート
◆ 主な機能
・ 組織サンプルの情報管理
・ 切片の画像管理
・ 病理医のレポート作成
・ 病理データの共有
【 過去問まとめ 】
※ 答えはこの記事の一番下に書きました
<2011年度 医療情報システム系 問20>
生理機能検査システムについて正しいのはどれか(2つ選択)
1) 予約システムとの連携が重要である
2) 取り扱うデータ量は検査項目ごとに一定である
3) 検査結果は数値または画像データとして表現される
4) 実施される場所はオーダ登録後変更されることはない
5) 検査結果を外来や病棟からのオンラインで参照できるシステムが増やされている
<2011年度 医療情報システム系 問21>
病理検査システムについて正しいのはどれか
1) オーダした時点で作成する標本枚数が決まる
2) 1オーダに対して検体ラベルが1枚発行される
3) オーダされた内容とは別に,追加検査が必要になることがある
4) 発生する情報は,オーダ情報と病理医が作成する報告書に大別される
5) 検査する時間を要するので,即時に結果を返すことを考慮する必要がない
<2012年度 医療情報システム系 問31>
検体検査システムの導入目的として適切でないのはどれか
1)検査手法の改善
2)事務作業の効率化
3)医療従事者の情報共有
4)臨床検査技師の業務効率化
5)検査結果情報提供サービスの向上
<2014年度 医療情報システム系 問15>
検体検査システムについて誤っているのはどれか。2つマーク
1) 分析装置に依頼情報を送信する。
2) 検体到着処理を行ってから検査を実施する。
3) 1つの依頼項目に必ず1つの結果項目が対応する。
4) 基準値マスターは性別や年齢などに応じて設定する。
5) 同時に依頼された検査結果がそろってから報告する。
<2016度 医療情報システム系 問31>
検体検査システムについて誤っているのはどれか。番号を解答記入欄(31)に2つマークしなさい。
1) 検体到着処理を行ってから検査を実施する。
2) 同一検査項目であれば、基準値は一定である。
3) 基準値マスタは性別や年齢を考慮して設定する。
4) 同時に依頼された検査の結果がそろってから報告する。
5) 院内で実施する検査と院外で実施する検査の双方に対応する。
<2016年度 医療情報システム系 問32>
生理機能検査システムについて誤っているのはどれか。番号を解答記入欄(32)にマークしなさい。
1) 画像を含むレポートを作成する機能がある。
2) 取り扱うデータ量は検査項目ごとに一定である。
3) 超音波検査の画像転送にはDICOMが用いられる。
4) 検査時に患者情報や検査目的を参照する機能がある。
5) 予約枠を越えてオーダする機能や必要に応じて予約枠を閉じる機能がある。
<2021年度 医療情報システム系 問17>
検体部門検査システムについて正しいのはどれか。
1) 検体採取時刻による管理が行われる。
2) 検査結果はすべてテキストデータである。
3) 検体到着処理を行ってから検査を実施する。
4) 同時に依頼された検査はまとめて報告される。
5) 同一医療機関の同一検査項目の基準範囲は一定である。
<2011年度 医療情報システム系 問20>
1) 予約システムとの連携が重要である
5) 検査結果を外来や病棟からのオンラインで参照できるシステムが増やされている
<2011年度 医療情報システム系 問21>
3) オーダされた内容とは別に,追加検査が必要になることがある
<2012年度 医療情報システム系 問31>
1)検査手法の改善
<2014年度 医療情報システム系 問15>
3) 1つの依頼項目に必ず1つの結果項目が対応する。
5) 同時に依頼された検査結果がそろってから報告する。
<2016度 医療情報システム系 問31>
2) 同一検査項目であれば、基準値は一定である。
4) 同時に依頼された検査の結果がそろってから報告する。
<2016年度 医療情報システム系 問32>
2) 取り扱うデータ量は検査項目ごとに一定である。
<2021年度 医療情報システム系 問17>
3) 検体到着処理を行ってから検査を実施する。