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卒業しました!4年間ありがとうございました!

大学を卒業しました!まずはお世話になった家族、友人、教授に感謝です。4年間ありがとうございました。私1人では、きっと大学生活も終えることができなかったと思います。周りの家族や友人のサポートがあり無事に終えることができました。

4月以降は学部とは異なる大学院・専攻で研究を行います。大学2年の時から大学院に進み、研究して修士論文を書く将来設計でした。学部の専攻と大学院の専攻が異なるため、ほぼ1からの勉強でしたが、大学院の一般入試試験を受けて合格をいただきました。大学院では国際政治・安全保障の研究と勉強に専念することになります。この分野に「宇宙開発」という視点を切り込み、研究したいと考えています。

考えてみれば、この4年間は<寝ても覚めても>という言葉が適切なほど一日中「宇宙」に関わってきました。朝起きてから寝るまで、ずーっと「宇宙」のことをやっていた日もあります。

大学入学と同時に入会した学生団体「宇宙広報団体TELSTAR」は、私のやりたいことと全く同じことをやっていました。同時にそれは同じ方向を目指す仲間との出会いの場でした。TELSTARには3年間所属し、大学生活の4分の3を過ごしたことになります。学年が上がるにつれて、後輩を育てなければなりません。10年続く団体を絶対に終わらせてはいけない。過渡期にある宇宙開発で団体はどんな立ち位置でいるべきか。そんな気持ちで代表まで務めさせていただきました。

私の作る環境が活動しやすかったかどうかは同期と後輩の判断に任せます。しかしZoomや(親の顔より見た)Slack(コミュニケーションツール)を使うオンライン中心の活動は順調に物事が進むように見える一方で、どこか人と人のつながりを感じさせず、大切な何かが欠けているようにも見えました。つまり、他のメンバーの顔がほぼ見えない状態で活動するのは、めちゃくちゃ難しかったのです。

どうしたらメンバーの向く方向を一致させることができるか。コロナ禍でありつつも活動を広げられるか。試行錯誤を重ねました。今は信頼する後輩に活動を引き継いで、彼らの試行錯誤する様子を遠くから見守っています。

ちなみにTELSTARは宇宙情報を発信するフリーマガジン「テルスター」を発行しており、ネットで無料で読むことができますのでご興味のある方はぜひ覗いてみてください!

そしてもう1つは「sorae宇宙へのポータルサイト」での執筆活動です。こちらは2020年9月からほぼ毎週執筆をさせていただいています。執筆はほぼ私のライフワークとなり、どのようにしたら内容が読者に伝わるのかを考えながら書いています。記事のネタは私自身で見つけますが、宇宙開発のニュースを定点的にチェックをしているとトレンドがな〜んとなく見えてきますし、ロケットの打ち上げ回数も世界的に増えたと感じます(特にスペースXのファルコン9と中国)。今後、大学院2年間も続けていきますので、ぜひお読みいただき宇宙を身近に感じていただければと思います。

このほかにもさまざまな学生団体やプロジェクトに参加をいたしました。どれも「好きだから」という超純粋な理由で参加してきました。好きだから、という理由で続けられた、頑張れたことがとても多いように思います。改めて学生団体で一緒に活動した方に感謝します。

宇宙以外ではミュージカルに大ハマりしたり、元々大好きだったディズニーに何度も行ったり、美術館や博物館へ行きまくりました。ミュージカルやディズニー好きの友達もたくさんできましたし、美術館や博物館に関しては学芸員の資格を大学で取得しました。どのタイミングで活かせるかわからないけれど、資格を取る過程で勉強したことは非常に興味深かったと思っています。

最後に前述した宇宙広報団体TELSTARが発行しているフリーマガジン「テルスター(TELSTAR)」の最新号(28号)に掲載されている「私と宇宙」から、私が執筆した詩を引用します。「私と宇宙」はテルスターや大学から卒業するメンバーが執筆するコーナーで、メンバーと宇宙の関わりについて詩のような形式で書かれています。大学4年間の私と宇宙の関わりです。

人類の歴史は宇宙の歴史
空を見上げて 魅せられ そこへ行こうとした先人たち
いつの間にか 僕もそのひとりになっていた
朝起きてから夜寝るまで宇宙のことを考える
大学4年間の ほとんどを宇宙に費やしてきた
大学1年生 希望の光は宇宙とTELSTARの仲間だけだった
大学2年生 その思いは深まり
大学3年生 会いたかった仲間と先人たちにやっとお会いでき
大学4年生 次の世代にバトンを渡し 新たな道に進む決意をした
宇宙開発の大切さを伝えたい 
ひとりでも多くのひとにワクワクした気持ちになってほしい 
宇宙をどのように使って 生活を豊かにするのか 日本を守るのか考えたい
先人から受け継いだ思いを胸に 今日も満天の星を見上げよう
宇宙を知ると 人間がわかる 命がわかる

フリーマガジンTELSTAR 28号「私と宇宙」※28号は既に冊子形式で配布を開始したほか、ネットでも順次読めるようになります。

改めて4年間支えていただいた家族や友人、大学の先生に感謝いたします。ありがとうございました!修士でも全力で研究します。


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