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バリエーションが多い タイタンⅢロケット

こんにちは。私はペンが大好きで、今までにたくさんのペンを買っては、やめと数多くの「浮気」をしてきました。一時期、私の中で流行したものに「カスタマイズペン」があります。これは、本体とインクが別々に売られており、自分でその組み合わせを選んで、世界に一つだけのペンにするという商品です。私のお勧めのカスタマイズペンは「ハイテックCコレト」。色も豊富でしたし、タッチペン(スマホには使えない)や棒状の消しゴムもあったので使いやすかったのを覚えています。

さて、少し話は遠回りしましたが、ロケットの話に移ります。ロケットも同じように、現代に近づけば近づくほど「カスタマイズ」され、様々な種類の機体が登場します。それは、主に軍事的な要求もありますし、科学的な探査が多数行われるようになり探査機が重くなったなどの理由もあります。今日紹介するタイタンⅢロケットも非常に多くのバリエーションが存在します。実は、ここにロケットの面白さがあるのです。

<基本データ> 打ち上げ国:アメリカ その他:項目を参照

<歴史・背景・構成>

タイタンⅢロケットは、タイタンⅡロケットに3段目を付け加えたロケットです。バリエーションが多くあり、主に両側に補助ブースターをつけることで、衛星を持ち上げる能力を増強させました。そして、様々な軍事衛星や偵察衛星などを多く打ち上げました。また、能力が増強したことにより、他の惑星への探査機も打ち上げられ、その観測結果は現代にも受け継がれています。

<派生系>

○タイタンⅢA

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・打ち上げ開始:1964年
・打ち上げ終了:1965年
・全長:42m

タイタンⅢAの3段目には、トランステージというロケットが設置されました。トランステージには、AJ-10エンジン(エアロジェット製)が据付けられています。このエンジンは、1957年から使用されおり、アポロ計画やスペースシャトル計画、さらには日本のロケット(引退)にも使われている信頼あるエンジンです。

○タイタンⅢB

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・打ち上げ開始:1966年
・打ち上げ終了:1987年
・全長:47m

3段目にアジェナロケットを付け加え、様々な衛星を打ち上げることができるようにしました。約70回打ち上げられました。

ここまで2機種の説明をしてきました。これらは、固体燃料ブースターがないロケットたちです。しかし、タイタンⅢロケットには、まだまだ派生したものがあります。それらのロケットは、多くの科学的・天文学的な発見を成し遂げた探査機を打ち上げた機体が多いです。よって、次項ではそれらのロケットと探査機を濃い内容で紹介します。

<参考文献>
・ロケットの科学 谷合稔

<参考ページ>→写真が見れます


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