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読書ノート

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読書をして心に残った言葉や新たに得た知識、感じたこと、考えたことを書いています。
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#大学

自分を教育する 読書ノート#8

<題名>教育力 <著者>斉藤孝 <出版社・レーベル>岩波新書 私は著者の斉藤孝さんの新書が非常に好きだ。いつ読んでも、自分自身をやる気にさせてくれる。特に岩波新書の「〇〇力」シリーズはおすすめだ。読書をするきっかけとなったのも「読書力」を読んでから。さらに古典を読もうと思ったのは「古典力」を読んだのがきっかけである。古典へのハードルを下げてくれた。 今回は「教育力」。前書きには、教育に携わるものに教育方法を提示したいと書いてあるから、対象は先生や先生を目指している人、あ

学びの予習の予習 読書ノート#7

気が付けば2020年も2月。私はあと2か月後には大学生だ。これまで小中高と行ってきた勉強と異なると誰もが口をそろえて言う。では、どうやって大学では勉強すればよいのか。この謎を解くために3冊の書籍を芋づる式に読んでみた。最後には、どの本にも貫いて書かれている要点をまとめてみたいと思う。 1.先生は教えてくれない大学のトリセツ私がまず読んだのがこの本。大学の授業と高校の授業の違いは?授業はどこに注目して聞けばいいの?レポートはどうやって書く?など大学生になるにあたり、常日頃考え

読書ノート#6 先生は教えてくれない大学のトリセツ

<著者> 田中研之輔 <レーベル>ちくまプリマー新書 <感想や考察など> 一足先に大学受験が終わり、停滞した生活から抜け出したい、そして、高校から大学への橋渡しとして、入門書として読みたいとおもい図書室で借りた本。 大学全入時代と言われる今の日本。必死に勉強して大学に入ったものの、ついてなくて講義を欠席、ひいては講義中の私語やスマホの使用など学生の質が下がってきているという。僕はそんな風にはならないぞと自戒を込めて読んだ。 高校生活においてはどうしても大学受験を目