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人間のための宇宙教室

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最新の宇宙ニュースや話題をわかりやすく解説します。そのニュースや話題の中に、調べて興味深いと思った事、意外と知られていない事も書いていきます。最新の宇宙について「スゴい!」「ワク…
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2020年7月の記事一覧

UAEの火星探査ミッション「HOPE」が世界を驚かす!!!!

※天候不良により打ち上げ時間が変更になりましたのでお知らせします。  次の打ち上げ予定は、7月20日午前6時58分です。 (以下、公開時の情報です。) 7月17日午前5時43分 アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE」(アル・アマル)が日本のロケット「H-ⅡA」ロケットで打ち上げられます。日本では、あまり馴染みがありません。しかし、科学技術や宇宙開発、国際関係の観点からみると、非常に興味深いミッションです。少しでも多くの方に知っていただきたいです。今回の記事では

もうすぐ打ち上げ NASAの火星ローバー 「パーセビュランス」で火星にいた生命体が見つかる!?

7月30日午後8時50分アメリカのケネディースペースセンターから9年ぶりとなるNASAの火星ローバー「Perseverance(パーセビュランス)」が打ち上げられます。大昔火星にいた生命体を探すべく作られたこの火星ローバー。一体どんなミッションなのでしょうか?グラレコ風にまとめてました。まだ修行中ですので、字の綺麗さなどは。。。。。。。。 以前書いた記事です。↓ さらに詳しく書かれています。 ミッションの成功を祈っています! GOOD LUCK!!!!!!!!

宇宙基本計画を考える!!

2020年6月29日、宇宙基本計画が閣議決定されました。この計画は5年に一度改定されます。今後10年の宇宙開発を決定する上では非常に重要な計画です。日本の宇宙政策を決定する上で「骨」となる計画でもあります。 宇宙基本計画についてさらに知りたい方は、このnoteをぜひお読みください。非常に分かりやすいです。 宇宙が好きな方はもちろん、そうでない方にもぜひ読んでいただきい資料です。しかしながら、実際読んでみると非常に長く難解です。僕のような一般人にはどこが重要なのか分かりませ

火星のキホン 〜いつか火星に住むかもよ〜

今年は火星がアツい!!10月6日に火星と地球の距離が短くなる「火星の最接近」が起こります。この天文現象は、2年おきに発生します。そのため、天文学者の方や天体観測が好きな方など宇宙に関わる多くの人が注目しているのです。この記事では「火星のキホン」を2つの視点から紹介します。 1.火星の全体像火星は、太陽系の4番目(水星・金星・地球・火星)の惑星です。大きさは太陽系の中で2番目に小さい惑星として知られています。さらに詳しく観測すると、地球では北極に当たる部分にドライアイスが堆積

中国初の火星探査機「天問一号」打ち上げ成功!!!

Perseverance(Mars2020)のココが新しい!! 〜探せ、生命の痕跡!〜

日本時間7月30日午後8時30分(予定)に アメリカの新しい火星探査ローバーPerseverance(Mars2020)がアトラスVロケットで打ち上げられます。アメリカから火星探査ローバーが打ち上げられるのは約9年ぶりです!今回のローバーは火星を動き回るだけだと思ったら、それは間違い。では、どこが今までの火星ローバーと異なり、新しいのでしょうか?今回の記事では、このミッションを4つのポイントに分けて紹介していきます。 このミッションはNASAとJPL(ジェット推進研究所:N

今年の夏は衛星データが熱い!!!Tellus  SPACE xData Fes. -Online Weeks 2020- OPENING  7・14

今年の夏は衛星データが熱い!!!! 1Tellusとは?2019年2月、宇宙業界に驚くべきサービスが誕生した。人工衛星が宇宙から記録・撮影した「衛星データ」を無料で誰でも使うことのできる「Tellus」というサービスが始まった。 いつでも誰でも衛星データを利用することができる時代になった。 少し前まで、衛星データは取り扱いが難しく専門性のある分野だった。人工衛星から送られてくるデータを様々加工し、それを各自が使いやすいようにまた手をつける。それでは、なかなか「衛星データ

7日でマスター!基礎から学ぶ衛星データ講座1日目 <グラレコしてみた>

先日紹介したTellus SPACE xDATE Fes. では、衛星データの基本について学ぶことができる。 毎週水曜に行われるこの講座であるが、私が受けたのは第一回。 1回目の内容は「地球を調べる衛星について知る」。人工衛星の種類や搭載されているセンサーの説明でだった。 衛星データは「地球上」のデータである。そのため、宇宙にいる人工衛星がそのデータを撮るにはセンサーによって観測する必要がある。センサーは、大きく3種類に分かれ、調べたいデータによって、使い分ける。 観

「超訳」宇宙基本計画!!!

初めて人工衛星が打ち上がってから約60年。 初めて人類が月面着陸をしてから約50年。 今や世界中で「宇宙」への期待が高まっています。国家機関が担っていた宇宙開発も民間が請け負う時代となりました。今年5月下旬にはアメリカの民間会社スペースXが初の有人飛行を成し遂げ、2人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに送り届けました。 しかし、日本国内に目を向けると、まだまだ民間による宇宙開発が活発ではないのが現状です。では、将来に向けた宇宙開発の計画は、国の戦略として存在するのか?