
【シティリーグ優勝】【全文無料】タケルライコについて
2025/2/8 高田馬場のバトロコさんで開催されたシティリーグに参加し初優勝を決めたので、自分の思考をアウトプットをしたい目的でnoteを書くことにしました。
今回の優勝は本当に運がよかった事もあって掴めただけなので、各対面のマッチではなく(ほとんどがドラパルト対面)なぜこのデッキ構築にしたのかに重きを置いていきます。
■自己紹介
ツヨシです(@exile4390)

2018年10月に発売されたダークオーダーからポケカを始めました。
ポケカ歴は今年で7年目になります。
主な実績は上記の画像にもありますが
シティ優勝 1回
ベスト4 1回
ベスト8 3回
CL DAY2(まだDAY1で7勝が必要な時代) 1回
等です。
自主大会での結果は割愛します。
後はポケモンGOも適度に楽しんでいます。
■デッキ選択について
本題のデッキ選択についてですが今回私が使用した
タケルライコのデッキレシピは以下になります。

まず私のデッキを組む際に一番最初に考えるのは
「安定感」
です。
これをモットーに、いつもデッキは構築するようにしています。
拘りとしては
タケルライコ4枚、オーガポン4枚、ホーホー&ヨルノズクラインを3枚
をしっかり採用して安定に寄せたこと。
ボスの指令を2枚採用して、ともだちてちょう もしっかり採用したこと。
ジャミングタワーを1枚、ジャッジマンを1枚 採用。
この辺りが個人的には拘りポイントです。
また最近採用されている
オーがポン いしずえのめんexは不採用にしました。

理由はオーダイルに当たらなかったら使わない。
またコレを採用するとアカマツも基本的には必須になります。

つまり、デッキ枠を2枚使う事になります。
そこに2枠を割くよりも自分のやりたい事を押し通すデッキ構築の方がいいなと思い採用する事をやめました。
そのため今環境で増えてきている「オーダイル」は切りました。
使用者がそんなに多くないので当たったら、プレイで出来る事をしようと。
(もし当たっていたらスピンロトム、ジャミングタワー、ジャッジマンをうまく使い相手の事故を誘うようにプレイしようと思っていました)
■採用理由
タケルライコ4枚、オーガポン4枚
ここは妥協せず4枚ずつにして良かったです。
ほとんどの試合で初手に現物を引く事ができたのでボールを
イキリンコex や スピンロトム を持ってくることに使えました。
その理由で4枚採用は安定感が高くいいなと感じました。
ホーホー&ヨルノズク3枚 スピンロトム2枚
ここも絶対に使いたいカードなので厚めに採用しました。
この枚数で困った事は一度もなかったので、甘えずしっかり採用してよかったと思いました。
イキリンコex 1枚
イキリンコを使う目的はいくつかあって、1番重要なのは
エネルギーをトラッシュへ落とすこと!
これが一番大事になってきます。
最近は特にグッズロックが多くエネルギーを落とせずオーリムが手札にあっても使えないって事があると試合になりません。
後は山札を掘り進め終盤に向けての山を作る為にも大事な1枚でした。
ラティアスex 1枚
基本的には中盤以降で状況に応じて出します。
こちらが有利な状況な時に相手は基本裏のエネのついていないポケモンを呼んで手札干渉&グッズロックで逃げられなくしてターンを稼いできます。
それをされないために、
自分が盤面が有利になってきたな。次のターン縛られると嫌だな。
と思ったら出すようにしていました。
キチキギスex 1枚
3枚ドローできる最強カード。
こいつに関しては特にコメントありません。カードゲームにおいてドローできるカードは最強です。
ネストボール 4枚 ハイパーボール 4枚
ここも絶対に甘えてはいけない箇所。なのでしっかりフルに採用しました。
どの場面で引いても腐らないカードなので、しっかり採用しましょう。
特にハイパーボールに関しては序盤にポケモンの展開しながらエネを落とすために大事なカードになります。
大地の器 4枚
ここも4枚にして本当に良かったです。
理由は既に何度も言っていますが、1ターン目にエネルギーを落とす事が大事な環境です。
そこでこのカードは1枚で
「エネルギーをもってくる」「エネルギーを落とす」
の最初にやりたい事が全部できるカードになります。
しっかり採用してよかったと思いました。
夜のタンカ 2枚
中盤~終盤にかけては引いたら当たりカードに化けるカードです。
コレのおかげで序盤にイキリンコでポケモンをトラッシュに置いても回収できるので採用してよかったカードです。
3枚目が欲しい場面は一回だけありましたが、基本的には2枚で足りるかなと思います。
スーパーエネルギ回収 1枚 エネルギー回収 1枚
タケルライコは自分のリソースと向き合うデッキなので、序盤のエネルギーを落としすぎた際に使いました。
全試合通して2枚を使った試合はなかったので、基本1回終盤に使えればいいかなと思います。
ともだちてちょう 1枚
ほとんどの試合で使いましたが本当にいいカードだなと改めて思った1枚です。
基本的にはオーリム2枚を戻すために使います。
このカードがあるからオーリムを気楽に使えたのも大きい。
イキリンコで巻き込んでも回収できるのも大きい。
今振り返ると、大事な1枚だったと実感してきました。
プライムキャッチャー 1枚
基本的にはオーリムを使いエネルギーを盤面に集めて戦っていくため、
どうしてもベンチのポケモンをとるのが難しいです。
そこを補うために今回はプライムキャッチャーを採用しました。
最近はアンフェアスタンプの使用者も見かけますが、タケルライコは基本的には殴りかつデッキなので「自分のやりたい事を押し通す」ためにはプライムキャッチャーが良いなと思います。
オーリム博士の気迫 4枚
このデッキにおける重要カードです。
タケルライコが1枚しか立っていない場面でも積極的に使っていきました。
理由は「ともだちてちょう」があるので、後から山に返せるため序盤に使いきっても問題なかったです。
ボスの指令 2枚
まず初めに言うとボスを2回使った試合はありませんでした。
ただ2枚ある事でイキリンコでトラッシュしても気にならない事。
ともだちてちょう の回収がオーリム2枚に使えたこと。
は振り返ると大きかったなと感じます。
後は裏のドロンチやラルトス等のメインポケモンがまだ1体しかいない段階で雑に使っていけたのもよかった。
ナンジャモ 1枚 ジャッジマン 1枚
ここは当初ナンジャモ2枚にしていました。
そこをなぜジャッジマンに変えたかと言うと先日出た自主大会で友人がタケルライコ戦で
「後攻1ターン目にジャッジマンうたれて手札バグって負けちゃいました」
と聞いたのが印象的で。
タケルライコのジャッジマン良さそうだなと思い採用する事にしました。
特に2進化デッキは必要札が多く、グッズロックをしながら手札をためる傾向にあるので、そこをジャッジマンで一度リセットする事でターンを多くもらえるのではないか?と思いました。
なので相手の盤面が完成する前にこちらはスピンロトムで殴りながら、ジャッジマンを打つとオーリムを使わずに相手の手札に干渉できるので強く感じました。
ゼロの大空洞 2枚 ジャミングタワー 1枚
ゼロの大空洞は3枚欲しい場面は結構ありました。
ただ枠の都合で2枚に留めました。
ジャミングタワー1枚採用は本当に良かったです。
特に自分で張った ゼロの大空洞 を自分で剥がせる事が大きかったです。
大空洞でベンチを広げた後にイキリンコや使用後のヨルノズクをトラッシュに送る事でイキリンコでの負け筋を消したり、
夜のタンカを強く使うためにヨルノズクをトラッシュへ送る事が大事でした。
あとはオーダイルがミミッキュにマントをはってきても、無視してスピンロトムで突破できる事も検討していました。
エネルギー 草6枚 雷3枚 闘3枚
ここはテンプレ通りで特にコメントはありません。
■マッチアップ

マッチアップは予選で
ドラパルト5戦、サーナイト1戦 でした。
サーナイトにだけは負けましたが、ドラパルトは全勝する事ができました。
まず私は基本先行をとります。
理由は2ターン目にヨルノズクへ進化して先に動いていきたいためです。
タケルライコはサポートを使わなくてもデッキを回すカードが入っているので先行が強いなと感じていました。
まずドラパルト対面ですが基本的に相手は後攻をとってきます。
そのため後攻1ターン目にスボミーでグッズロックをされる事を想定して動きました。
結果すべての試合で後攻1ターン目にグッズロックをされました。
私が1ターン目に意識して動いたのは以下です。
・できる限り雷か闘エネルギーを落とすこと
・手札にあるグッズは先に使い次のターンやる事を決めておくこと
・出せる余力があればラティアスは早めに展開しておくこと
・スピンロトムで殴るための準備をしておくこと
等です。
今回対戦したドラパルトは結晶型が4回、アンフェア型が1回でした。
基本はスボミーで時間を作って盤面を作ってくるため、殴りだすのに大体3~4ターンはかかります。
順当にサイドをとっていくと私のサイドが3~4枚目の時に殴りだしてくるパターンが多かったので、私はそれまでに盤面にエネルギーを残しながらスピンロトムで再度を進めていく事にしました。
そのためジャッジマンを使える事が多く、相手のテンポを遅らせる事もできました。
相手がドラパルトで殴った時には既にこっちは6~7枚のエネが盤面にあったので殴り返してとる事も出来ました。
重要なのは自分の盤面からエネルギーを無くさないこと!!
(盤面からエネルギーを無くして手札干渉されたら多分勝てません)
これが一番大事なプレイだったと思います。
後はイキリンコは出すなら必ずジャミングタワーがサイド落ちしていない事は確認する!
ここを意識すればドラパルトは結構勝率よく勝てるのかなと思いました。
サーナイト戦に関しては
こちらの動きが悪く何もせず負けたので、特にコメントはありません。
リーリエのピッピex マジで強すぎた・・・・。
■トーナメント
初戦 相手はゾロアークexのデッキだったみたいですが、
登録したデッキレシピとデッキに差異があり、なんと初戦不戦勝でした。
ここ数年間ずっとトナメ1没してたので、不戦勝とは言え嬉しかったです。
運も実力の内。
2戦目
リザードン/ノココッチ/ピジョット
予選からここまで全勝の方でした。
ここで一つ裏話ですが予選の試合で仲良くなった方と予選が終わった際のデッキチェックの休憩中に、トナメ進出者のデッキについて情報を共有していました。
そこで相手の方がピジョットからリッチエネルギーを持ってきて、
ノココッチでデッキを回す事は事前に把握していたので、
1戦目の試合の待ち時間でどう戦うか事前に決めていました。
基本はピジョットをたてさせないように動こうと思っていました(リッチエネルギーの回収手段)
試合が始まり相手は先行
ポッポに手張りで
「ターン終了」
私のバトル場にはスピンロトム。
手札にはジャミングタワーと草エネルギーがあったため
後攻1ターン目にタネ切れをさせて勝つことができました!!
「運がよかっただけ」
確かにそうですが
運を引き寄せるためのデッキ構築にしているので、
そこは褒めてください(笑)
そしてついに決勝です。
相手はサーナイト。
ここの相手の方も予選6試合目に隣で見ていたので、
・エーススペックが「シークレットボックス」であること。
・ハバタクカミ が採用されていること。
は事前に知っていました。
ここで私が気を付けたプレイングが
・まずスタートのポケモンをなるべく特性もちにしない事を意識しました。
・ラティアスexはしばられると動けなくなるので、最後の決定打を打てるまでは出さない事は試合前に決めていました。
・アンフェアスタンプではないので序盤からサイドを進めても問題ないこと。
ここで一つ補足です。
マジで 「情報」 は大事です。
大会参加者とのコミュニケーションだったり上位卓にいったら、
周りのデッキをチェックする事は大事なので頭の片隅に入れてみてください。
相手は先行を選択、
相手のスタートは ハバタクカミ。
私のスタートは ホーホー でした。
手札もよくボール1枚にタケルライコ1枚、オーガポン1枚あったので盤面を展開しボールでイキリンコをもってきて盤面を作っていく動きをしました。(ジャミングタワーが大事なのでサイド落ちしていない事は、この時確認しました)
相手は先行2ターン目でも殴る事ができず番が返ってきました。
私は後攻2ターン目からタケルライコで殴り始めサイドを先行。
相手はアメからサーナイトを立て、リーリエのピッピexを展開しフワンテでタケルライコをとられました。
この時サイドは5-4
私は次の番スピンロトムでフワンテをとる事を決め、ヨルノズクからジャッジマンをもってくる事を選択。
スピンロトム・ジャッジマンで非エクを押し付ける事に成功。
お相手は手札があまりよくないようで、そのままスピンロトムをとられ4-3
相手の盤面には
バトル場 マシマシラ
ベンチ ラルトス サーナイト サケブシッポ リーリエのピッピex
ここはサーナイトをとるのがバリューが高そうと判断し、
ボスの指令でサーナイトを呼びタケルライコでとりました。
この時に盤面にはエネルギーをためており10枚はあったと思うので、
難なくサーナイトをとりながら盤面のエネルギーも確保する事ができました。
ここでサイド2-3
相手はシークレットボックスからナンジャモを持ってきて使用。
バトル場にマシマシラ
タケルタイコを こんらん にされて番が返ってきました。
私の手札にハイパーボールとプライムキャッチャー
この時点で山札は結構圧縮していた事、
序盤に使ったオーリムは ともだちてちょう で2枚ちゃんと返していたこと。
ホーホーは2面おいてあり、ヨルノズクや夜のタンカが当たっても当たり札になること。
終盤を見据えて山作りをしていたので、多分引けるだろうと思っていました。
ドローでトップから捲れたカード。
「オーリム博士の気迫」
プライムキャッチャーでベンチのリーリエのピッピexを呼び
バトル場にベンチのタケルライコを出す。
オーリムでエネルギーを加速させて、リーリエのピッピexをきぜつ。
サイド6枚とりきり優勝する事ができました!!
2018年からポケカを初めて7年目にして、よーやく目標だったJCSへの出場。
シティリーグの優勝。
本当にうれしくて嬉しさが滲み出てきてました。
ここまで辿り着くのに時間がかかった分、他の人より余計に嬉しくて喜びを噛みしめていました。
■最後に
まず今回私が優勝できたのは 運 の要素がめちゃくちゃでかいです。
・マッチ運
・不戦勝
・タネ切れ勝ち。
ただ運を味方につけるのは、その時の自分の実力だと思います。
チャンスが巡ってきた時に、しっかりそのチャンスを掴み取る事の大切さ。
そのチャンスを見過ごさずに、しっかりかつ事。
本当に大事だと感じました。
こんな私の思考でも誰かの参考になればと思い執筆してみました。
つたない文章でしたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。