スノーランナーは何が面白いのか?
飽き性の僕がまだまだハマっているソフト、それがスノーランナーです。
このゲームは本当に難しい。
どういうゲームかと言うと、泥道や雪道を四苦八苦しながらいろんな場所に荷物を届ける「だけ」のお使いゲーです。
基本的には、ひたすら荷物を届ける「だけ」のゲームです。
でもね、同じ道を繰り返し往復している「だけ」なのになぜか楽しいんです。
一応、オープンワールド系のゲームなので、広いマップをそれぞれ開放していく面クリア型のゲームなんですが、普通はマップを解放したら、後はミッションをこなしていく「だけ」なので、プレイヤーの興味をひくためにストーリーで魅せていくのがよくあるパターンです。
しかし、このゲームにはストーリーなんてものは皆無に等しい(笑)
そしたら、お使いゲーやないか!
ちゃうねん、おかん、ちゃうねん!
このゲームはなぁ、同じ道を通ってても毎回新鮮味があるねん!
動画を見て頂くと分かりますが、ぬかるみの道はなるべく避けるという鉄則はあるものの、物理エンジンのおかげか(せいか)ちょっとした道の入り方で、毎回違った体感を得られるんです。
この、「得られます」という感覚が「面倒臭い」と思う人には合わないんですけど、いちいち手間な部分こそがこのゲームの醍醐味なんです!
僕はせっかちな方なんで、このゲームの紹介動画を見た時、最初は合わないなと思ったんですけど、なぜかついつい長く見続けてしまい、もしかしたら、このゲームって僕に必要なゲームかも?と思うようになりました。
根気を養えるというか。
そして、なぜか癒されるんです。
速いレースゲームが好きな僕には考えられない事なんですが、僕の動画を見て心ひかれる人は実際にやってみられたら、きっと理解できると思います。
チュートリアルが終わったら、自由度が上がり何をすればいいか分からなくなります。
そこで、今回の動画では僕が序盤でつまづいた経験を基にくどいくらい丁寧に?語っています。
初心者の方なら参考になる部分も多いのではないかと思いますが、長くなってしまったので、ここからは文字でまとめておきます。
チュートリアル後に何をすればいいのか?
最初の橋の修復をしたら、道なりにまっすぐ進み、拠点となるガレージに着きます。基本的な操作が何となく分かったところで、アラスカの雪原地帯のガレージに移動し、チュートリアルが終了します。
問題はそこからですね。
僕のおすすめは、まず最初のブラックリバーの面に戻ります。使いやすい車は四角ボタンで保管し、マップを切り替えたらガレージで保管庫から呼び出し可能です。
次にできるだけ車をカスタマイズします。
始めは所持金が少ないので、要らない車があれば売却しましょう。このゲームは売買価格が同じなので、後で買い戻しても損はしません。
なので、よく使う車にお金を注ぎ込み、小型車で探索して、監視塔を探し、マップの視野を広げます。うろついているうちに運転技術を覚えますし、アップグレード地点もこまめに見つかると思うのでパワーアップしていきましょう。
動画でも説明していますが、車のカスタマイズで必要なのは、
・車高
・AWD、デフロック
・タイヤ
・ウィンチ→独立電源ウィンチ、延長ウィンチのいずれかは必須!
・シュノーケル
・フレーム装備→スペアタイヤ、補給用燃料、修理道具
あとは、車のカラーなどもいじれるのでお好みで。購入できるものはすぐにでもいい物に変更しましょう。アンロックパーツは経験値をためてランクを上げないと使えません。
マップを解放した後にする事
行きたい所には直線的なマーカーをR2ボタンで分岐点を目印につないでいきます。
特に優先すべきなのは、壊れている道路や橋の修復です。
その際、町の貯蔵庫、製材所、倉庫、この3箇所は頻繁に往復する場所なので、よくルートを覚えておきましょう。
荷物は小型車ではなく、トラックでないと運べません。
車を変えると挙動も変わり、今まで苦労した事が簡単に思えたら成長している証拠です。
ただし、小型車ほどの小回りは効かないので、通りやすい道の修復を優先します。
舗装道路(グレー色の道)を開通させると小型車でも苦労する険しい道も楽に通れるようになります。ここまで来れば、このゲームの面白さが次第に分かってきて、自由度が広がります。
お金や経験値はコンテストと呼ばれるタイムアタック系のミッションで繰り返し貯めていきましょう。
1:08頃で動画解説している小型車ハマーやトラックを入手すれば、序盤でもかなり楽しいゲームに変貌します。
道を通る時に気をつける事
・水たまり、ぬかるみをなるべく避ける
・草が生えている堅そうな地面を選ぶ
・ショートカットを探す
・慣れると小型車はかなり無茶そうな地形も行けるが、独立電源ウィンチは必須。車によっては癖が強い(笑)
・ウィンチを使えるようにしっかりした柱や木が周りにある所を常に意識する
・急な斜面はハンドブレーキを多用しながら、慎重にルートを検討する
とにかくあきらめない!!
このゲームは基本的にガレージにしかワープできないので、ガレージから離れた場所まで遠征すると断念するのが辛いです。しかし、ウィンチを駆使すれば、意外にも復帰できる事が多いです。
仮に横転したとしても、しばらく待つと重力が働いて、再び地面にタイヤをつける事もわりとあります。補給燃料を持っていれば、小型車でもかなりの範囲を探索できますし、無駄だと思った経験もどこかの場面で必ず役に立つ時が来ます。
僕はこのゲーム、人生に似てるのではないかとさえ思っています(笑)
今まで通って来た苦しい道が、ある時急に楽しいものに思えてくるスルメゲーです。すごいしんどい思いをして、もうやめようと思っても、ふとまたやりたくなるような不思議なゲームです。
動画でも語っていますが、ラジオや音声配信を聞きながら作業すると癒されるのは僕だけでしょうか?
九死に一生の崖っぷちを何とかして乗り越えた時の喜びは、普通の車ゲームでは得られないものがあります。
何かに没頭してみたいならオススメです。ある意味、陶芸に近いかも。
ついでに排水ミッションも攻略してみました。