ちょっと一緒に言葉と戯れませんか?
今日はみなさんと言葉遊びをしたいと思います。紹介するゲームはこちらのミツカルタです。
ゲームの遊び方は簡単です。遊び方はこちらの紹介動画をどうぞ。カード3枚を含んだ文字を作ってどんどん文字札を取って多く持っている人が勝ちという単純なルールです。
このゲームの優れているところは、隣り合った文字をつなげて作るのではなくて、場に出ている文字札から不足している文字を補って言葉を創作するという、自分の辞書をめくる楽しさと創造性です。瞬時にコトバトルする無限の楽しさがあります。
しかし、このゲームは残念ながら(何が?)2〜6人で遊ぶ対戦カードゲームです。
そこで、ぼっちでも遊べるようにルールを改良して遊びたいと思います。
まず一人では言葉の刺激をし合わないため、文字札を3文字使うには限界があります。そこで2文字もOKとします。さすがに1文字だったらいくらでもできそうなのであくまで2文字以上としますね。
あと、本来は言葉ができたら文字札を場から取り除いていくのですが、ぼっちルールはいかに多くの言葉を連想するかという言葉のトレーニングを兼ねているので、札は除かずに目の前にある文字札の中からできるだけ多くの文字を作成していきます。
文字札を深掘りするより、たくさんの言葉をどんどん作りたい人は、本来の遊び方のように札を7つの山に均等に並べて減らしていくのもいいと思います。
連想している途中でこんな言葉あったかなぁ?と思えば辞書で確かめることで同音異義語にも触れ、普段自分では使わない言葉を見る事で刺激を受ける楽しさもあります。
僕は以前、「ひらがなリバーシ」をぼっち版に改良して似たような言葉遊びをしましたが、7枚並べ変えるだけなので、今回は場所を取らずに片付けも楽だなと思い、気に入っています。
ステイホーム中に遊んだ動画がこちら↓(一人でも寂しくなんかないよ)
では、今回改良したルールをもとに、2文字以上の文字を思いつくままに考えてみます。もしよろしければ、寂しいので(やっぱりそうなのか)一緒に考えて頂いて、面白い言葉があればコメント欄に書いてくださいね。
そうそう、スキボタンというのもついでに押してもらえると寂しさが紛れます(もういい!)
では、今回の文字群はこちら↓
まず僕の目に飛び込んできた文字が「こひ」
「こひ」と言えば、「古碑」という古い石碑が浮かびました。
広辞苑を引くと、「虎皮」という言葉もあり、これは文字通り「虎の毛皮」のことですが、虎の皮は貴人の敷物としたところから上席という意味もあるそうです。上位の武将や儒者の議席の意味であったとか。
コーヒーというのもアリですね。
あと「ん」をつけて「古品」、「ひ」に点々をつけて「媚び」「小瓶」「語尾」、結構何でもいけそうですね。
ひっくり返して、点を付ければ「肥後」「庇護」と広がります。
2文字だけに絞ってみるとー
「引く」「拭く」「服」「欲」「句碑」「首」「比丘」「皮膚」「横」「付与」「奥」「押せ」「越せ」「世故」「寄席」「布施」「癖」「急く」などがありますし、
文字札に「う」の一文字を加えると、
「こうふく」幸福、「こおう」呼応、「こよう」雇用、「ようふく」洋服、「ふこう」不幸、「こうふ」交付、「くふう」工夫などが浮かびました。
2文字でも結構あるので、あえての3文字縛りなんですね。
3文字を使って何とか四文字熟語が作れないかと考えたのですが、全然浮かばないので辞書を眺めますとー
黄絹幼婦というのがありました。ちなみに「こ」「ふ」「よ」と3文字使っています。
意味は、知恵のある者とない者との差はかなりあるという例えだそうです。
うーむ、初めて知ったなぁ。
まぁ、無理に言葉を作らなくても、文字列から辞書を引くきっかけにするランダム索引だと思えば、自分の中の辞書も書き変わり、心の言葉が更新されると、日頃の考え方も影響されるのではないかと思います。
言葉は使う人の文脈で与える意味も変わります。
辞書に載っているコトバは、海岸に打ち寄せられたコトバの残骸。それを自分の言葉に変える愉しみを知るゲームとして遊んでみてはいかがでしょうか。
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