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誰かのコトバ

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いわゆる名言集です。その人が何をしたか、ではなく、いい言葉だなと思ったら更新していきます。
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2021年10月の記事一覧

自分の体が一番の宝、ですね。

読書は確かに心学ですね。

人として接するようにすれば、学びも深くなると思います。

『言志四緑』より

一三八、行間を読め  

学問は自ら悟ることが貴い。  

世間の人はいたずらに字のある書をばかりを読む。文字に囚われて背後にあることを読めない。  

だから字のない書、つまり実社会を読むとよい。そうすれば朗らかに自分に得るものがある。

『言志四録』水上基地, 佐藤一斎著

一本に引かれた線も、よく見れば点の集まりであることが分かる。

人生もまた点の集まりであり、俯瞰してみれば線である。

それは引いた人にしか分からない。

スティーブ・ジョブズをパクってみた(笑)

一三五、書の読み方、書き方  

書を読むには、心を澄ましきちんと座り広い心でいるとよい。そうすれば得ることがあるだろう。  

速読をする人がいるが、なんと心が世話しないことだろうか。  

文を作るには意味を考え言葉を選び、一字も疎かにしてはいけない。

『言志四録』

三一、偏るな  

静を好んで動を厭うのは怠惰という。 動を好み静を厭うのは慌ただしい。  

慌ただしい者は事態を鎮めることが出来ない。怠惰な者はことを為すことが出来ない。

ただ敬をもって動静を貫き、慌ただしくもなく怠惰でもない者だけが事態を鎮め、ことを為すことが出来る。

本ばかり読んでーと言う人は、読書家ではなく、勉強ばかりしてーと批判する人もまた勉強家ではない。 本を読み、勉強をしている人ならいくらしても足りないことに気づくはずである。 よく読まれてますね、学ばれてますねと他人の姿勢に敬意を払う人でありたい。 はずスラ(生涯一年生)

人に負けても害はない。なぜなら、相手は怨みの心を抱かないからである。

勝ってもよいことはない。なぜなら、思わぬ禍(わざわい)をこうむるかもしれないからである。

『酔古堂剣掃』

「一利を興すは、一害を除くに若かず。一事を生ずるは、一事を減ずるに若かず」  

有益なことを一つ始めるより、有害なことを一つ取り除くほうが大切である。
新しいことを一つ始めるより、余計なことを一つ減らすほうが重要である。

耶律楚材(元時代の名宰相)

何ごとにつけ、減らす事を考えれば、それだけ俗世間から抜け出せる。交際を減らせば、もめ事から免れる。口数を減らせば、非難を受ける事が減る。分別を減らせば心の疲れが軽くなる。知識を減らせば本性を全うできる。

増やすことばかり考えている人は、人生をがんじがらめにしているようなものだ。

「和光」――光を和らぐとは、自分の持っている光、つまり才知や才能をぎらぎら光らせない、見せびらかさないということ。また、「同塵」――「塵に同じうす」とは、世俗と同調し、高ぶったり、偉ぶったりしないという意味である。

—『世界最高の人生哲学 老子』守屋 洋著

老子、深い(笑)

相対してる時点で、もう評価に囚われてるということかな。

あなたが経験した事はこの世のどんな力も奪えない。

ヴィクトル・E.フランクル
『夜と霧』より

あなたという窓をきれいに磨いておくほうがいい 。その窓から世界を見るのだから 。 ジョ ージ ・バ ーナ ード ・ショウ (アイルランド出身 、イギリス近代演劇の確立者)