【比べてみました⑥照明（ライト）編】アルミ製屋根 高級デザインカーポート1台用 LIXILカーポートSC 三協カーポートFⅡ YKKAPプレーンルーフ
高級アルミ屋根カーポートで主要3社が発売されました。
LIXILカーポートSC、三協アルミカーポートFⅡ、YKKAPプレーンルーフです。弊社では30~40%が照明付きで注文されます。照明についてご説明していきます。
ラインライト（ライン上に光る照明）はLIXILのみの設定です。三協アルミカーポートFⅡもラインライトを24年11月に発売しましたが、2台用と3台用です。
1台用で見ると、LIXILカーポートSCは奥行方向に長い屋根材を用いているので設定されています。
まずは1台用です。LIXILカーポートSC、三協アルミカーポートFⅡ、YKKAPプレーンルーフには照明の設定があります。ダウンライトは3社とも設定があります。
ラインライト（ライン上に光る照明）はLIXILのみの設定です。三協アルミカーポートFⅡもラインライトを24年11月に発売しましたが、2台用と3台用です。
1台用で見ると、LIXILカーポートSCは奥行方向に長い屋根材を用いているので設定されています。
三協アルミカーポートFⅡとYKKAPプレーンルーフは左右に屋根材を張っていく構造のため、設定が難しいと思われます。
ラインライトは、お洒落に見えます。でも、ぼやけた照明になります。発光ダイオードの光源が奥行方向に相当数並びます。それだけですと粒々の照明になるので、乳白色のカバーをしてぼかしています。
ダウンライトは、LIXILカーポートSCと三協アルミカーポートFⅡはほぼ同じ機構で、基本の設定数の違いぐらいです。
上記の表は1台用の各社の比較の一覧表です。消費電力に差は無いのですが、YKKAPプレーンルーフだけAC100vの仕様です。
このため、カーポートの施工士では施工が出来ず、電気工事士に依頼する為、工事代がアップします。
また、100Vで屋根に導線するためかサージプロテクター（過電流・過電圧を防ぐための機器）を屋根の梁のところに設置します。
商品代も高く、お勧めできません。三協アルミカーポートFⅡはダウンライトにおいてはLIXILカーポートSCとほぼ同様です。
DC12vの照明を両社は開発してきた経緯があり、消費電力も少なくて済みます。1カ月20～30円程度（LIXILカタログから計算）。
LIXILカーポートSCと三協アルミカーポートFⅡのダウンライトは照明器具1灯具が1コアの照明であり、陰影がきれいで、車が輝いて見えます。
YKKAPプレーンルーフのダウンライトとラインライトは多数の発光体で光らせるため、灯り自体がぼんやりとして、印影がはっきりしない照明です。はっきり言って宜しくないです。
おそらく、YKKAP社もDC12Vで1コア発光体の照明の開発を進めてくると思いますが、まだ先のようです。
＜LIXIL＞カーポートSC
ダウンライトとフレームラインライトが1台用～2台用まで設定されています。この10年続けてきた照明シリーズ【美彩】の技術を照明にも生かしています。
先駆者でありながら、他社に追いつかせない照明のラインナップは見事です。ダウンライトは非常に小さく設計されています。昼間は目立たないくらいです。
弊社で施工した現場写真ではお車をぼかして掲載していますが、オリジナルの写真では車がピカピカに見えます。
人感センサや、LIXIL独自の段調光照明（普段は1割の灯りで、人が近づくと100%点灯）など、種類が多いです。
弊社のおすすめは、ダウンライトです。センサはお客様の好みですが無くても良いかと思います。
＜三協アルミ＞カーポートFⅡ
三協アルミカーポートFⅡはLIXILの良い点を踏襲しようとしているのが良くわかります。ただ、超えることが無いのが残念です。
でも、照明自体はLIXILカーポートSCと同様の1コア灯具の照明ですので、陰影がキレイです。車なども美しく見えます。
1台用はラインライト（ドットレスラインライト）の設定はありません。
＜YKKAP＞プレーンルーフ
照明については、ダウンライトの設定のみです。最初の紹介に記載しましたが、照明のサイズも大きく、発光体も複数使うことやAC100V仕様のため、照明付きをご希望のお客様にはYKKAPプレーンルーフはお勧めできません。
照明無しの場合はデザインも良いので、お客様の好みでお選びいただければと思います。
あまりコメントすると申し訳ないので以下の画像を確認ください。
カーポートの屋根に照明をつけることでさらにお洒落な外構に見せることが出来ます。地域の治安にも貢献できます。是非、照明もご検討ください。
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