【比べてみました⑤ユーザーメリット・デメリット】アルミ製屋根 高級デザインカーポート1台用 LIXILカーポートSC 三協カーポートFⅡ YKKAPプレーンルーフ
フラット感のあるデザインで、アルミ製の屋根を使った高級カーポートは、LIXILカーポートSC、三協アルミカーポートFⅡ、YKKAPプレーンルーフの3つの機種があります。
今までの記事は、メーカーの比較を行っていましたが、ご購入を検討されるお客様にはどんなメリットやデメリットがあるかを整理します。
メリット
メリット1 圧倒的なデザイン
圧倒的なメリットはお洒落であり、デザインのノイズが少なく、家と調和します。最近の家のトーンや直線基調のラインとマッチします。
メリット2 遮熱性の高さ
夏場、日当たりの良い車庫スペースでは暑くてハンドルが持てないといったケースもありますが、アルミ屋根は熱線を通さないため周りの気温プラスアルファの車内温度になります。以下の画像を参照ください。
メリット3 汚れが目立ちにくい
アルミ製の屋根は汚れが目立ちません。以下の画像を参照ください。
メリット4 カラーバリエーションの豊富さ
カラーの組み合わせが出来ることや、木目調の屋根材の設定があることで、家や植栽などとも映えるカラー設定です。
木目調屋根は、LIXILさんではプラスG、三協アルミさんではUスタイルアゼスト、YKKAPさんではジーポートPROなどで、天井材に木目調パネルを貼る仕様があります。
木目調の天井材(YKKAPジーポートPROでは軒天パネルと呼ぶ)を用いますと、LIXILカーポートSC、三協アルミカーポートFⅡ、YKKAPプレーンルーフよりも高くなります。
デザインは屋根は既存のポリカーボネイト板の下に木目調パネルを貼るので、屋根が2重になるので高くなります。
高級アルミ屋根カーポートは3社とも屋根材の下の部分に既に木目調のパネルが貼られているので、2重に貼る必要もなく商品代が抑えられます。
木目調の場合は高級アルミカーポートの方が天井材取付費が不要のため、安くなります。
色については、先の記事でご紹介しています。
【比べてみました②カラーバリエーション】アルミ製屋根 高級デザインカーポート LIXILカーポートSC 三協カーポートFⅡ YKKAPプレーンルーフ
メリット5 照明の種類
LIXILカーポートSCは照明の機種が豊富です。人感センサー付や段調光(10%の灯りでセンサーが反応すると100%の点灯)タイプなど種類が多いです。
ダウンライトや直線の灯りを演出するラインライトもあります。三協アルミカーポートFⅡも24年11月にラインライトを追加するようです。
YKKAPプレーンルーフは24年11月発売ということもあり、100vタイプですのダウンライトのみで工事費もアップしそうです。今後のオプションの紹介記事で取り上げます。
デメリット
続いて、デメリットをご紹介します。
デメリット1 高い遮光性
光を通さない屋根材のため、場所によっては暗くなります。
南面に付ける場合は、それほど気になりませんが、北側で窓があるところに設置する場合は暗く感じます。
デメリット2 結露の発生
冬場は結露が発生します。金属の屋根のため、どうしても発生しやすいです。特に、左右の家で囲まれていたり、サイドスクリーン等を付けますと、空気が滞留して結露が発生しやすくなります。
デメリット3 価格
価格が高い。ポリカーボネイトの一般的なカーポートと比較すると価格が1.5~2倍になります。デザイン、ご自宅の外観とのマッチングを重視する方におすすめです。
今回は、メリットとデメリットをお客様目線で記載しました。オプションなどを足していくとどんどん金額がアップしますが、かっこ良さは一般的なカーポートとは比較になりません。
今後の記事では、オプション、特に照明についてのご説明をしていきます。引き続き、お読みいただければと思います。2台用についても記載予定です。
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