#8 通信制芸術大学に入学し、社会人学生となりました。
こんにちは。株式会社エグゼクティブのWebデザイナー、どいきみです。
2022年4月より通信制芸術大学に入学し、社会人学生となりました。
今回は、私が通信制芸術大学に入学したきっかけについて、お話しします。
通信制芸術大学に入学したきっかけ
高校卒業後に通った大学は、デザインとは全く関係のない分野でした。
現在Webデザイナーとして仕事をしていますが、デザインやWebについては完全な独学で、基礎からしっかり学んだわけではありません。
デザインが上手くいった時は、理論に基づいたデザインができているのか、デザインが上手くいかない時は、なにが間違っているのかよく分からない、もっと引き出しが欲しい、アイデアが欲しい。
という気持ちでずっといましたので、いつかきちんとした形で学びたいと思っていました。
子ども2人が小学生になって、ある程度手がかからなくなったら、仕事の割合を減らして、プライベートでじっくり学ぶ時間を取ろうと。
このようなことを考えている中で、社内で始まったトレーニング制度「SHIP」を通じて、自分自身の理想の将来像についてじっくり考えることになります。
トレーニング制度「SHIP」とは
トレーニング制度「SHIP」とは、企業内スキルを超えて、社員の理想的な将来像が実現するよう、自分で⽬標を立て、その⽬標を達成するために必要なスキルを習得、会社がその成⻑の過程を支援する仕組みのことです。
このトレーニング制度がきっかけで、理想的な将来像について改めて考えることになりました。
自分の理想的な将来像を文字に起こすと、このようになります。
この将来像を実現するために、逆算をし、目標や必要なスキルについて考えてみると、ずっと頭にあった"デザインについて基礎から学ぶ"ことだと思いました。
そこからは、ほぼ勢いに任せて進めています。
近年「リスキリング」「生涯学習」という言葉をよく耳にし、多くの人が働きながら学んでいます。幸いにして勤務は永続的にテレワークなので、やってやれないことはないだろうと。
「できるかできないかよりも、今学びたいという気持ちを大切にした方がいいよ!」という同僚の後押しもあり、勇気づけられました。その通りだと思います。
自分の学びたい分野の絞り込みをし、働きながら学べるところはどこかと、オンライン講座、専門学校、大学を調べ、最終的に通信制の芸術大学に行きつきました。
そして家族の理解を得て、入学することになります。
子どもたちは「お母さん、大学生になるの?◯歳でもなれるんだ!いいね!一緒に勉強しよう!」と言ってくれました。
通信制芸術大学に入学してみて
まず一番に感じたことは、興味のある分野の勉強は楽しい!ということです。
以前大学生だったときは、勉強はあんまり好きじゃないなと感じていましたが、今は学ぶことの全てが新鮮に思えるので不思議です。
また、自分の作品について、何が足りないか、何を改善したら良いか、教授から指摘をもらえること、他の生徒の作品を見て学べることがとても大きな収穫でした。
それに加えて、大学生ということで、美術館などの施設が学割で使えることは思いもよらないメリットでした。
しかし、大変なこともあります。
現在、週5日(9:00〜17:00)で働いており、子どもは今年小学4年生と1年生になりました。随分手がかからなくなりましたが、それでも仕事と家庭と勉強のやりくりは、思った以上に大変です。
自分のペースを崩さず、大学は4年で卒業できたらラッキー!ぐらいの気持ちで楽しみながら並行していこうと思います。
また、会社がテレワーク勤務なことはとても助かっており、通勤時間が無いので、朝や夜に大学の課題に取り組んでいます。
大学での学びがどのように役立てられるかはまだ分かりませんが、芸術に関する視野が広がり、仕事や将来に何かしら活きてくるといいなと思います。
大学で学んだことをアウトプットする機会も作っていきたいです。
今回は、社内のトレーニング制度「SHIP」をきっかけに、通信制芸術大学に入学した私の話をしましたが、他の社員の理想的な将来像についても今後紹介していきたいと思います。
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理想的な将来像を実現するためのトレーニング制度「SHIP」