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コンセプトとグランドデザイン、描くとしたら

「描くとしたら」シリーズの第2弾。

前回はコンセプトとビジョンの関係を描いてみましたが、今回はそれにグランドデザインという概念を加えてみたいと思います。

ビジョンは「理想とする将来像」もしくは「コンセプトに基づいてサービスや製品が成長していくと、どのような未来が待っているのかを明確にしたもの」と書きましたが、グランドデザインはどのように表現できるでしょうか?

きっと多くの方が、ビジョンと似たようなものをイメージすると思います。

私自身もそうだったのですが『iPhoneショック』という本を読んで、その違いが明確になりました。 読んだ後に書いたエントリーからの引用です。

ビジョンとは、5〜10年先に描く理想的な将来像。 その環境化で、自身の強みを活かし何を成し遂げるかを考えたものがグランドデザインだ。

IPHONEショック - 林 信行 (著)

ということで、描くとしたら、こうなります。


サービスや製品の「あるべき姿」と言ってもいいでしょう。

しかし、高すぎる目標がやる気をそぐのと同様に、「あるべき姿」にすぐたどり着くのは容易ではないはず。

そこで、中長期目標のような、マイルストーンとなるものが必要になってきます。

いくつかのフェーズに区切り、各段階ごとにテーマを決めたりすることもあるでしょう。

この絵では、各ステージを地道に積み上げた行った結果、壮大なグランドデザインが完成するということを表してみました。


※本記事は2009年6月17日に筆者の個人ブログに投稿したものの再掲載となります。


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