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【vol.0】男性の現役プロアナリストが考えるパーソナルカラーの今の深刻な問題

初めまして、福岡のパーソナルカラーイメージコンサルタント エクスカラーの有吉と申します。私は全国でも少ない男性のパーソナルカラーアナリストです。資格を持っている方は割といらっしゃるかも知れませんが、それを専門として仕事をしている男性のアナリストはほんの僅かではないかと思います。それだけ女性が多い業種ということ。

実は現在のパーソナルカラーは、とても混沌としています。真偽がわからない様々な情報が溢れており、診断を受ける方はもちろん、アナリストでさえも大事なことを知らないというケースが増えています。そのために、パーソナルカラー診断の結果は二転三転とし、混乱に陥る方も多く、このままいけばパーソナルカラーの信頼そのものがなくなってしまいそうな危機でもあると思います。ブームになり、独自性を出すために様々なことを発信されたり、プロではない方が出処不明な噂程度の情報を広めたりすることでパーソナルカラーって一体何なんだ?という自分たちで首を絞める結末になることもあります。

パーソナルカラー診断は最終的に人の目で判断する感性評価であるので、決して理屈だけで行うものではないのですが、感覚のみで行われていたり、理由もなく何となくで行われている慣習があったり、手順や診断の方法に明らかに理にかなっていないことが多かったりする現実があります。
このnoteでは、男性のアナリストとしての視点から、客観的にまた中立的で根拠のある理論的背景を元に、突飛な発想ではなく、基本に忠実に様々な現在のパーソナルカラーの問題について掘り下げていきたいと思います。

ちなみに、私はパーソナルカラーの勉強を始めたのは10年以上前、現在のサロンでは6年目を迎え、一人サロンですが3000名以上の診断実績があり、全くの素人でもただの資格保有者でもありません。またスクールにて養成講座で講師もさせていただいております。私よりキャリアが長い先輩方は多くいらっしゃいますが、ある程度の経験を積んできた中でようやく見えてきたことがあります。パーソナルカラーアナリストは専門職であり、"職人"としてこれからも腕をさらに磨いていかなければならない立場ですが、一般的な問題とは全く別の観点で見ていることが多いと思いますので、日々パーソナルカラーを追究している内容を書いていきたいと思います。

ここには、パーソナルカラー診断だけでなく、色(カラー)に携わる以上必要な普遍的理論を書いていきますので、協会や流派等はあるとは思いますが、それを超えてカラーのプロなら通じる内容であるはずです。

現役のアナリスト、今勉強中の方、これから診断を受けようと思っている方、既に受けられた方、関係なくご質問などもいただければ幸いです。