セレナの後部座席のエアコンから温風が出るので自分で修理した話
真夏の家族でのおでかけ、ドライブしていると後ろに乗っている子供たちが暑い！という。
セレナのC27に乗っているが、調べて見ると同じような情報がたくさん出てきた。
温度の調整は、エアコンの冷たい空気と外気（外の空気）を混ぜることで調整する仕組みになっている。
アクチュエーターという部品のY字型の部品が動いて、外気を混ぜる具合を調整する弁を動かすが、100％冷たくする場合は外気を完全にシャットアウトすることになる。
でも、部品の不具合で完全に上に上がり切らないのでぬるくなる、という状態らしい。
結構多い事象らしく、それだったらなぜリコールにならないのか不思議。ずいぶん前に後部座席が温風になり切らないとディーラーに相談してしたことがあるのに、その時は原因不明なので様子を見てくださいと言われたことがあったが、やはりこれが原因だろう。
部品にアクセスするには、フック掛けを2箇所外し、内張りは引っ張って外せば大丈夫。対象の部品からコネクタを外して、2箇所のビスを外す。
しかし、内張りの隙間から作業するので普通のドライバーでは届かないので、ビスを外すための道具が必要です。
パーツはネットで購入。
ビスを外すにはこれ。ラチェットの方が作業しやすいと思いますが、安く済ませたいのでこれで作業。
左が新しい部品で、右が今付いていた部品。
右下に傾いてしまっている。温度設定を下げると軸が反時計周りに動くことで外気の混入をシャットアウトするが、これでは上に吊り上げる高さが不足してしまうため、エアコンの風がぬるくなる。
外した部品を分解してみると、小さいモーターと歯車、そして基盤が入っている。この基盤の故障ということなのだろうか（写真の掲載は自粛）
この作業、ディーラーにお願いすると工賃15,000円。
ちょっと器用な人で道具を持っているなら、自分でやった方がいいですね。
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