見出し画像

【スピンオフ】偏愛選手名鑑2023 オリックス・バファローズ育成選手・開幕後支配下登録選手・途中入団選手Ver.

[はじめに]

WBC戦士宇田川にヒットメーカー茶野、一軍で躍動する彼らも、元々背番号3桁の育成選手でした。
今回は「偏愛選手名鑑」で紹介できなかった、育成選手、開幕後支配下を勝ち取った選手、途中入団の廣岡といった若武者達を、新たな書き手も迎え4人でたっぷりご紹介。次のヒーローを先取りして、お友達に差をつけちゃおう!
(バファローズ執筆チーム監督:とく)

----------
【二軍監督】

89 小林 宏(こばやし ひろし) 1970年11月30日生まれ
「小林オマリーの14球」のインパクトが強すぎて、その後2回も開幕投手を務めたことはファンも忘れがち。当時の女房役である中嶋監督と共に、2軍監督としてオリックス黄金時代を築いていく。H柳田は大学の後輩。(オリの男爵)


【投手】

59 小野 泰己(おの たいき)  1994年5月30日生まれ
2022年オフ・阪神から育成選手として移籍・2023年開幕直後支配下登録
親類などを呼び寄せた地元福岡での支配下登録後初先発はほろ苦いものだった。監督からも「話にならない」と一喝。それでも直球の力だけで2回を抑えたのはせめてもの救い。己の力を信じてストライクを投げ込め!(ひろぼん)

001 佐藤 一磨(さとう かずま)  2001年4月16日生まれ
球歴が全て宗佑磨と同じハマっ子長身左腕。父は料理人。昨年横須賀でのファーム交流戦で地元に凱旋したが、荒天もあってか制球がバラついた。能見さんイチオシの素材の良さで打者をテキパキ調理し、上を目指す。(とく)

003 中田 惟斗(なかた ゆいと)  2001年9月13日生まれ
ファームで1.2年目に抑えを経験。3年目の昨年も登板24試合中20試合を無失点で抑えた「使いたくなる」投手。それだけにとにかく怪我が惜しい。中学時代にはテレビ番組で高校の先輩・森友哉と対戦した経験も。(とく)

011 川瀬 堅斗(かわせ けんと)  2002年6月18日生まれ
中3のときに交通事故に遭い、頭蓋骨骨折などの大けがを負う。集中治療室で生死を彷徨ったが乗り越え、高校では九州を代表する投手に。同じ境遇に遭った人たちを勇気づけられる存在を目指す。兄はホークスの川瀬晃。(ふぁーふぁ)

012 辻垣 高良(つじがき たから)  2002年6月10日生まれ
2軍で着々と経験を積んでいる神戸市出身の次世代先発候補左腕。契約更改時に語っていた技術面のスキも徐々に克服し、支配下登録を目指す。高校3年の時、憧れの岸田護投手コーチとキャッチボールした経験がある。(ひろぼん)

030 西濱 勇星(にしはま ゆうせい)  2002年11月23日生まれ
独立リーグ・群馬ダイヤモンドペガサス〜育成ドラフト1位(牧野塁スカウト(当時 群馬DP監督)と共に入団)

牧野塁監督と共に、群馬ダイヤモンドペガサスからオリックス入り。Twitterの内容も、グラブの刺繍も、愛するGReeeeN。大先輩能見さんのように、登場曲を作ってもらえる日が来ることを期待。(オリの男爵)

031 才木 海翔(さいき かいと) 2000年6月10日生まれ
大阪経済大~育成ドラフト2位(山本和作広報(当時 大阪経済大硬式野球部監督)と共に入団)

いまどき珍しいワインドアップ右腕。北海道栄高校卒業のためかバファローズの入団会見なのに「伊藤大海投手のように任されたイニングをしっかり投げ切れる投手になりたい」としっかり答えたあたり、大物感が漂う。(ひろぼん)

032 入山 海斗(いりやま かいと) 2000年5月26日生まれ
東北福祉大~育成ドラフト3位

既にファームで抑えを務める、三振が取れる速球派。宇田川・大里と続く「仙台の大学出身育成ドラ3支配下登録」の波に乗りそうな勢いだ。石岡と顔が似ていると椋木が話題にしたところ「確かに」の声が多数届いた。(とく)

123 中川 颯(なかがわ はやて) 1998年10月10日生まれ
最近増加傾向の立教大学出身。右腕を天高く伸ばすテイクバックが特徴の絶滅危惧種アンダースロー右腕。昨季は支配下登録も今季は育成選手として再出発。「無駄な動きをなくし」球速150km/hを目指す。(ひろぼん)

127 椋木 蓮(むくのき れん) 2000年1月22生まれ
21年ドラ1。プロ入り2試合目で、9回2死まで無安打無失点という快投を見せるも、トミージョン手術のため育成契約に。「蓮(ハス)は泥より出でて泥に染まらず」。困難に負けず、清らかな花を咲かせろ、ムック!(オリの男爵)

128 富山 凌雅(とみやま りょうが) 1997年5月3日生まれ
21年は51試合に登板、20ホールドとブルペンを支えたが、昨年10月にトミージョン手術のため育成契約に。愛娘、そして他に13人いる兄弟姉妹のために、再び一軍の舞台で「ナハナハポーズ」が見たい。(ふぁーふぁ)

【捕手】

014 釣 寿生(つり じゅい) 2002年6月30日生まれ
名前の通り釣りは大好き、でも魚を食べるのは苦手。川釣りは中学生の頃からの趣味で、入団時は新しい釣り竿とともに入寮。高校通算25本塁打、二塁送球1.9秒。持ち前の強肩をアピールして支配下登録を。(ふぁーふぁ)

034 村上 喬一朗(むらかみ きょういちろう) 2000年12月1日生まれ
法政大~育成ドラフト5位

練習熱心さとコミュニケーション能力、そして爽やかな笑顔を兼ね備える強肩捕手。チーム育成捕手史上初の支配下登録を勝ち取り、法大同期の是澤(L育成)・大柿(NTT東日本)両捕手と上の舞台で再会したい。(とく)


【内野手】

30 廣岡 大志(ひろおか たいし) 1997年4月9日生まれ
2023年シーズン途中巨人よりトレード移籍

在京2球団を経ても関西弁の広角強打の大砲が、翼を広げ地元へ帰還。御堂筋線昭和町駅徒歩5分、実家広岡精肉店のコロッケは店舗も通販も大人気。坂口智隆の愛弟子で松井雅人似と愛され要素満点、「志」天高く勝負!(とく)

40 L.セデーニョ(れあんどろ せでーにょ) 1998年8月22日生まれ
Dバックス傘下より移籍・2023年シーズン途中支配下選手登録

ベネズエラ出身、昨年は2Aで30本塁打を放った右の大砲。昨年7月には161mの特大弾を放つ。目標は同郷のアレックス・カブレラ氏。満を持して5月19日に支配下登録。京セラドームでも大きなアーチを架ける。(ふぁーふぁ)

64 大里 昂生(おおさと こうせい) 1999年7月7日生まれ
2023年開幕直後支配下登録

岩手県滝沢市出身でプロ入りまで東北育ち。「いつでもどこでも守れる」万能さで支配下登録選手へ昇格し、4月には大学時代を過ごした仙台でプロ初出場も、現在肩の亜脱臼でリハビリ中。弟の名前は亜生ではない。(ひろぼん・とく)

021 園部 佳太(そのべ けいた) 1999年8月24日生まれ
小5で東日本大震災に被災、頭部の死球をきっかけに打撃不振に陥り大学中退。二度の苦難を乗り越え、BCリーグ福島から育成指名。福島時代の監督岩村明憲から授けられた何苦楚魂バットを胸に支配下を目指す。(オリの男爵)

124 上野 響平(うえの きょうへい) 2001年4月26日生まれ
2022年オフ・北海道日本ハムから育成選手として移籍

昨年、自身の誕生日のオリ戦で好守を連発し、UGKが「バースデーボーイ上野」を連呼したとにかく球際に強い上野。名前は柴田恭兵由来、二遊間のライバルは多いが「関係ないね!」 北海道のファンにも健在を示す。(とく)


【外野手】

004 平野 大和(ひらの やまと) 2001年8月7日生まれ
甲子園の二遊間をワンオペで回せそうな名前だが、こちらは強打の外野手。昨年はファームでプロ1号を含む4本塁打、年々長打率が伸びる舞洲の星だ。一路邁進、来春の故郷宮崎キャンプには2桁の背番号で凱旋したい。(とく)

020 山中 尭之(やまなか たかゆき) 1999年3月10日生まれ
BCリーグ・茨城から二人目のドラフト指名選手で、茨城時代の首脳陣に「飛距離と打球速度が外国人と変わらない」と評された長打力が持ち味。目標とする杉本のようなチームを背負って立つ長距離砲になれるか。(ふぁーふぁ)

----------

[バファローズ執筆担当者紹介]

ふぁーふぁ
京セラDもほっと神戸もおまかせあれの神戸在住大阪在勤。望んでいた世界線は叶わなくとも、チームも自分も推しも笑ってる未来を夢見て、We can do it!!

ひろぼん
阪急沿線に生まれ、駅に貼られた山田久志や福本豊などブレーブス選手のポスターを見て育った都内在住者。今は跡形もなくなった西宮球場で観戦した事があるのが密かな自慢。

とく
小島脩平内野守備・走塁コーチファンの埼玉在住の会社員。昨年は日本一決定の試合を現地で見届けるなど充実した1年に。初めて球場で見たオリ戦の1・2番は「坂口・迎」。

オリの男爵
物心ついた時からの阪急ファン。球団合併や幾度の監督交代を乗り越え、昨年はリーグ優勝と日本一を生観戦。改めて野球ファンの幸せを噛みしめる松坂世代の小学校教師。

▲偏愛選手名鑑2023 オリックスバファローズに戻る


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?