PENTAXクラブハウスでは修理品の受け取りはできない?
(7/27追記修正)
PENTAXクラブハウスのホームページが本日開設された。
PENTAXクラブハウス | RICOH IMAGING (ricoh-imaging.co.jp)
オープン目前だし、楽しみに見てみたのだが、気がかりな記載があって盛り下がってしまったのである。
旧リコーイメージングスクエア では、受取もできて、配送も選べる柔軟性があったのだが、PENTAXクラブハウスでは受け取りはできない模様。
それと、AF調整とかは旧スクエアでは調整できる範囲では対応してもらえたが、それも廃止され、イメージセンサー清掃とか簡単な点検しかしてもらえなくなったようで、それもかなり痛い変更点。
サービス拠点としてはかなり劣化したと思われる
旧スクエアでは、工場(スクエア当時の担当者が呼称してた)から帰ってきた修理品をその場で担当の人と一緒に確認したりとか、いろいろやってたのだが、もうそれができないのだ。
旧スクエアからは、サービス関係をかなり縮小して修理係に集約したというのが、PENTAXクラブハウスのサービスとしての実態かもしれない。
旧リコーイメージングスクエア東京も最後辺りは修理にかかわる人員を減らしていた。
最盛期は、修理受付・対応できる技術に詳しい担当者を少なくとも3人程度は据えていた旧リコーイメージングスクエア東京 であったが、2年ほど前からか、人を減らしてしまっていた。ひどいときには一人で、あとはそこまで詳しくない方数名で対応していたようだ。当然ながら対応があふれてくる状況もあって、見ていられなかったこともある。
俺自身も、最後はHD FA31mmのAFピントずれ対応や、HD D FA21mm LimitedのAFピントズレ・調整にまつわるトラブルがあったのだが、31mmの時はともかく、21mmの時はほんと酷くてだいぶ痛い目を見た。(スクエア東京では調整できないとされ、結局、修理係窓口(東日本)に持ち込んだら調整してもらえた)
それもあって(同じ担当者にもかかわらず)対応クオリティが低下しているのを実感していた。人員削減はクオリティの低下も招くね。本人も対応の余裕がなくなっていたのかもしれない。
そして、スクエアからPENTAXクラブハウスに移行し、結果としては究極的に簡素化して、ほとんどは修理センターに集約することにしたのだろうなと。
PENTAXクラブハウス設立についてはいいことしかアナウンスされてないのだが、隠されたミッションとして、
修理窓口業務の簡素化(日曜日は閉館とし、窓口対応も受付が主体)
修理機能の集約(関西を無くし、修理は修理センターと外部契約の修理係にほぼ集約)
ではないかと考えている。
ということで、PENTAXクラブハウスは修理、調整に関わるサービスセンターとしてはあまり期待できないかもしれない。この辺りは実際に利用してみて再度noteにしたいと考えている。