【Excel関数】経過日数、期限日を計算しよう!
本日もお疲れさまです!ゆめ子です😊
今日の少しの学びで明日からの時短につなげていきましょ🎵
さて、Excelで「開始日からの経過日数の計算をさせたい場合」や「期限日が切れていないかの判定をしたい場合」、経過日は開始日から「今日」までの日数を計算させたいし、期限日の判定は「今日」が期限日を超えているかどうかが知りたいですね。
この計算に使いたい「今日」は毎日変わるわけですが、手入力やショートカットなどで日付を入力してもその日付が自動的に変わる事はありません。
このような「その時の現在の日付や時刻」を自動的に取得するための関数として、TODAY関数とNOW関数があります。
ご存じの方も多い関数かとは思いますが、この記事では、改めてこれらの関数の使い方やそれぞれの関数の違い、ショートカットとの使い分け、注意点について解説します。
1.TODAY関数の基本
1.概要
TODAY関数は現在の日付を返す関数です。引数は不要です。
2.構文
3.特徴
日付のみを返す(時刻は含まない)
ブックを開くたびに自動的に更新される
システムの日付に依存する
引数は必要ない
4.使用例
1.単純な日付表示
2.日付計算
日付を計算させたい場合は、日数を足したり引いたりすればOKです。
2.NOW関数の基本
1.概要
NOW関数は現在の日付と時刻を同時に返す関数です。TODAY関数の機能に加えて、時刻も含まれます。引数は不要です。
2.構文
3.特徴
日付と時刻の両方を返す
ブックを開くたびに、または計算が実行されるたびに更新される
システムの日付と時刻に依存する
引数は必要ない
4.使用例
1.現在の日時表示
2.時刻を含む計算
1日を「1」として計算するため、1時間は「1/24」として加算、減算します。
3.書式設定
時刻だけを表示したい場合は、書式を設定します。
3.関数の違いと使い分け
1.TODAY関数を使うべきケース
日付のみが必要な場合
提出日など後から使う日付ではない場合
期限管理
2.NOW関数を使うべきケース
リアルタイムの計算が必要な場合
4.実践的な活用例
1. 経過日数の計算
経過日数は「今日-開始日」で計算できます。
2. 期限切れの判定
期限切れの判定は「今日が期限日を超えているか」で判定できます。
3. 経過時間の計算
経過時間の計算は経過日と同様、「現在の時刻-開始時刻」で計算できます。
5.⚠️注意点⚠️とTips
1.表示形式の設定
日付や時刻の表示形式は、セルの書式設定で自由にカスタマイズできます
必要に応じて、地域の設定に合わせた表示形式を選択しましょう
2.自動更新について
TODAY関数とNOW関数は計算が実行されるたびに更新されます⚠️
特定の時点の値を固定したい場合は、値として貼り付ける必要があります⚠️
3.計算への影響
日付や時刻の計算を行う際は、1日=1、1時間=1/24として計算されます
計算結果は必要に応じて適切な表示形式を設定しましょう
6.ショートカット入力との違い
1.日付のショートカット入力方法
Ctrl + ;(セミコロン)
現在の日付が入力されます
入力された値は固定値となります
書式は日付形式として認識されます
Ctrl + :(コロン)
現在の時刻が入力されます
入力された値は固定値となります
書式は時刻形式として認識されます
2.TODAY/NOW関数との主な違い
更新タイミング
ショートカット入力:入力時点で固定された値となり、自動更新されません
TODAY/NOW関数:ブックの再計算時に自動的に更新されます
用途の違い
ショートカット入力
特定時点の記録が必要な場合(例:作業完了日の記録)
データ入力作業での効率化
過去の記録として残したい場合
TODAY/NOW関数
常に最新の日付/時刻が必要な場合
自動計算や条件判定に使用する場合
レポートの作成日を自動表示する場合
データの性質
ショートカット入力:数値として保存(日付形式)
TODAY/NOW関数:関数として保存(計算結果が表示)
7.まとめ
TODAY関数とNOW関数は、Excelで日付や時刻を扱う際の基本的な関数です。それぞれの特徴を理解し、用途に応じて適切に使い分けることで、より効率的なデータ管理や自動化が可能になります。
日付のみが必要な場合はTODAY関数、時刻まで必要な場合はNOW関数を選択していくのがいいですね。
また、これらの関数は他の関数と組み合わせることで、より高度な計算や条件分岐も可能です。実務でぜひ使いこなしてみてください!
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