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取引先との食事では粗相のないようにしたいですよね。社外の取引先と食事のマナーを解説します。食事後のお礼を述べるビジネスメールの書き方についても例文やコツを紹介します。

社会人になると、取引先の方と食事に行く機会が増えます。友達と食事をするのではないので、マナーに気を使いながら食事をしなければいけません。取引先と食事をする際の基本的なマナーには、食事後のお礼メールがあります。


取引先との食事の基本的なマナー

取引先と食事をする際のマナーは以下のとおりです。

取引先との食事のマナー

店員さんに対しての態度

お店の店員さんに横柄な態度で接しる方がいらっしゃいますが、これはマナー違反です。反対に、接待や会食を成功させる為にはお店の店員さんと仲良くする事がポイントです。

食事をするお店を自分で予約するなら、前もって店員さんへ大切な会食だという事を伝える事で、上座・下座や料理の内容などを相談する事が出来ます。

前もって担当分担しておく

複数で食事をするシチュエーションでは、段取りをスムーズに進める為に、食べ物や飲み物をオーダする役、手土産の準備をする役、会計を行う役など前もって担当分担をしておく事をおすすめします。

複数人で担当分担をしていれば、抜け・漏れなどを防ぐ事が出来るほか、一人にかかる負担を減らす事が出来るのでその分取引先と向き合う時間が増えます。

匂いには注意!

料理を楽しむ為には、匂いに注意が必要です。香水はもちろん柔軟剤のニオイがキツイ服などは避けて下さい。その他にも匂い付きの制汗スプレーやミストなどにも気をつけて下さい。

お手洗いの場所はチェックしておく

取引先との食事では、なかなかお手洗いに立ちにくい為ギリギリまで我慢する事が多々あります。スムーズにお手洗いに行けるよう。予めお手洗いの場所はチェックしておいて下さい。

また、自分の為だけではなく取引先の方がお手洗いに行く際にも、場所を伝えられるようにする為にも、把握しておく事は大切です。お手洗いの場所が分かりづらいシチュエーションでは、店員さんへ聞いて下さい。

グラスが空いた時の対応

取引先のグラスは常にチェックしておいて下さい。グラスが空いたシチュエーションや残りわずかなシチュエーションでは、ドリンクのメニューを渡して次のドリンクを伺って下さい。

ですが、無理強いはNGです。必要ないと言われたらお水を注文しておいて下さい。

おしぼりと箸の追加のタイミング

どのような場所で食事をするかにもよりますが、揚げ物や焼き物が出るお店では手や箸が汚れがちです。取引先の方が食べ終わるのを見計らい、おしぼりと箸の追加を店員さんにお願いして下さい。

お酒を飲む場では、日本酒を飲んでいる方がいるシチュエーションではおしぼりの追加をお願いして下さい。日本酒は糖分が多い為、手がベタベタになってしまう為です。

人数分のお茶を用意するタイミング

食事が進み、取引先の方の食べるペースが遅くなってきたら、人数分のお茶を用意するようにして下さい。お茶を出すと、食事に一区切り付ける事が出来るほか会話に一息入れる事も出来ます。

また、日本酒などの度数が高いお酒を飲んでいるシチュエーションではお茶ではなく「お冷」を持って来てもらって下さい。

お酒に詳しくなく、度数が高いかどうかわからないなら基本的にお酒を飲んでいる人は「お冷」とおぼえておいて下さい。

帰り方を聞く

食事が後半にさしかかったら、取引先の方に帰り方をさり気なく聞いてください。例えば、タクシーを使うなら早めにお店の方に手配しておくようお願いしてください。

タクシー代やチケットなどを渡すなら封筒に入れて乗車時に渡すようにして下さい。

会計は見えない所で

取引先と食事をするなら、会計は見えない所でするのがマナーです。お手洗いに立った際に会計を済ませておくか、前もって店員さんへお願いして見えない場所で会計をしてもらうようにして下さい。

手土産の準備

前もって予定していた取引先との食事会であれば、特に接待のシチュエーションでは手土産を渡すケースが多いです。手土産を用意しているなら、帰り際に渡すようにして下さい。

食前もって渡してしまうと、荷物になってしまいます。渡す際には「ぜひ召し上がって頂きたいので…」などという言葉を添えて相手が受け取りやすい雰囲気を作るように意識して下さい。

お礼メールを送る

取引先との食事がお昼であれば、帰社したタイミングで送り、夜なら翌日の朝に食事のお礼メールを送るようにして下さい。出来れば当日中に送るのがベストです。

取引先と食事をした後のお礼メールのポイント

  • 遅くても翌朝までにメールを送る

  • 内容には感謝の気持ちと当日話題になった事や勉強になった事を述べる

  • ご馳走になったらお礼と、いつかお返しがしたいという気持ちを伝える

取引先と食事をした後のお礼メールには、上記のような内容で送るようにして下さい。特にその日に話題になった事や勉強になった事を簡潔に述べてお礼を伝えると、好印象を与える事が出来ます。

また、ご馳走になったらお礼といつかお返しがしたいという旨を伝えられるといいです。

取引先と食事をした後のお礼メール例文

取引先と食事をした後のお礼メールの例文は以下のとおりです。

例文

件名:本日はありがとうございました。

株式会社☓☓
〇〇部
〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。

本日は、お忙しい中お食事に誘って頂きありがとうございました。

とても美味しい料理を食べながら、〇〇様と貴重なお時間を過ごせた事、大変嬉しく思います。

また、仕事の話だけではなく私の相談にまで乗って頂き、ありがとうございます。大変勉強になりました。

思いがけずごちそうになってしまい、大変恐縮です。次回は是非お返しさせて頂ければと存じます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

~署名~

社外の取引先と食事はビジネスマナーを守って!後のお礼を述べるメールも忘れずに!

取引先と食事へ行ったら、食事後にお礼メールを送る事が基本的なマナーです。お礼メールは遅くても翌朝までに送れるようにしておいて下さい。

また、メールの内容はお礼を中心に、その日の話題になった事や勉強になった事も入れられると尚良いお礼メールになります。相手に失礼のないよう、言葉遣いには気をつけてメールを作成して下さい。

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