就職内定のお礼状を出そう! #内定お礼状書き方新卒 #お礼状書き方内定 #お礼状書き方就職
厳しい就職活動および転職活動の戦線で勝ち抜き、就職の内定を貰えた。強い喜びと開放感を感じているかもしれませんが、出来るだけ早く就職内定のお礼状を作成して下さい。
就職内定のお礼状の書き方が分からないという方も少なくないです。就職内定お礼状の書き方や例文を解説します。新卒にも転職者にも役立つ知識です。
就職内定のお礼状を出す理由
就職の内定が決まった際、なぜお礼状を出す必要があるのか悩ましい所です。基本的に就職内定のお礼状を出すという決まりはなく、それを出さなかったからといって内定が取り消される事はありません。
しかし、近頃では学校側も、“就職内定におけるお礼状はマナーだから出すように”と学生に指導している事が多いです。
受け取った企業側にマナーが守られていると感じてもらえる為、メリットしかありません。多少、面倒かもしれません。
しかし、就職内定のお礼状は書き方がある為、それに沿って作成すれば誰でも簡単にすぐ書く事が出来ます。ぜひ、就職内定のお礼状を書くように心がけてみて下さい。出さないのは勿体ないです。
就職内定のお礼状の書き方のポイント
就職内定のお礼状の書き方のポイントをお伝えしていきます。
書き出し
主文の書き方
末文マナーを守る
署名と宛名の書き方
それぞれ解説していきます。
書き出し
就職内定のお礼状は、ビジネス文書として出す事を意識する姿勢が大切です。就職内定の書き出しは基本的に、“拝啓”といった頭語から始めて次に「時候の挨拶」を利用すれば良いです。
時候の挨拶とは、その季節に応じた時候の挨拶を利用します。
例
9月であれば、初秋の候
10月であれば、爽秋の候
基本的に書き出しは頭語とこの時候の挨拶でまとめれば問題ありません。逆にこれらの挨拶無しでいきなり本文に入ってしまうと、社会的なマナーがないと思われるので注意して下さい。
主文の書き方
就職内定のお礼状なので、主文は基本的に内定を頂いた事に対するお礼と感謝の気持ちを書き記します。
基本的には、「この度は内定を頂きまして、誠にありがとうございました。」といったシンプルなもので問題ありません。
ただし、注意したいのがお礼だけで終わってしまうのではなく、入社までの抱負やこれからお世話になる事も主文にしっかりと書き記す事です。
お礼状なのでお礼だけでも問題はないのですが、今後働く会社に向けてのお礼状です。
入社までの決意や抱負をしっかりと記載し、これからお世話になるという一文をしっかりと書き込むのがマナーです。
「まだまだ至らない点もあるかと存じますが…」といった謙虚な姿勢で書いてください。
「自分がこの会社を大きく成長させる」
「既存の古いサービスではなく、画期的な…」
上記のような、これから入社予定の企業を下に見るような文書は相手に不快感を与えるので注意すべきです。
末文マナーを守る
就職内定のお礼状はビジネス文書となる為、文末も「よろしくお願いいたします」で終わらせるのではなく、しっかりとマナーを守った文書に仕上げる必要があります。
例えば、頭語を使っている為、結語を利用します。拝啓の場合、結語は敬具となるように、頭語と結語を組み合わせた利用がマナーです。
最後は就職内定のお礼状を書いた日付を書くようにします。令和○年○月○日といった書き方で大丈夫です。
署名と宛名の書き方
また、文末のマナーだけでなく署名と宛名も正しく記入してある事が重要です。例えば、大学生の方であれば以下を書いてください。
大学名
学部
学年
名前
次に就職内定のお礼状を出す宛名は、以下の通りです。
会社名
部署
個人でなければ「御中」 ※担当者が居るなら、「●●様」
就職内定のお礼状の例文
就職内定のお礼状の例文を紹介していきます。あくまでサンプルなので、ご自身のシチュエーションに合わせて作成してみて下さい。
●●株式会社 ●●部 ●●様
拝啓
初秋の候、貴社ますますご清栄の事と、お慶び申し上げます。先日はお忙しいところお時間を頂戴いたしまして、ありがとうございました。
またこのたび、内定の通知を頂戴し、ありがとうございます。数日間、緊張した日々を過ごしておりましたが四月から貴社の一員として働ける事、身が引き締まる思いでおります。
どうか今後ともどうぞご指導よろしくお願いいたします。
敬具 日付
就職内定におけるお礼状の書き方はシンプルに感謝の気持ちを添えて!
就職内定のお礼状の書き方には、感謝と意気込みをシンプルにまとめる事が重要です。内定をもらった側が喜んでいる事は会社側も理解しています。
とはいえ、喜びを爆発させたり、長い道のりを自分語りのように長々と書くのはマナー違反です。
就職内定のお礼状は社会人としての第一歩です。マナーを守った書き方でお礼状を作るようにして下さい。