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#売上台帳とは #売上台帳書き方 #売上台帳書き方個人事業主 売上台帳の書き方や作り方を見本と共に簡単に解説?#売上表書き方
個人事業主である場合、売上台帳を作成して保存しておく必要があります。初めて作るという方の場合、そもそもどのような書類なのかを知らない人も居ます。
経費を帳簿に残しておく事は大切です。売上台帳とはどのようなものなのか、作り方や書き方や簡単な見本を紹介します。
売上台帳とは?
名前の通り「売上」について記録された台帳のことを言います。ただ単に売上を記録していくだけではなく、一般的な台帳は月ごとに
いつ
なにを
いくらで
売ったのかを細かく書く必要があります。
売上台帳が必要になる場面とは?
台帳が必要になる場面は以下の通りです。
確定申告
所得税計算
収支管理
給付金・補助金の申請
確定申告
確定申告の際には売上台帳が必要となります。確定申告に使用した書類は提出期限翌日から7年間保存しておく必要があるので、覚えておいて下さい。
所得税計算
売上が把握できていれば、所得税の算出をすることができます。売上台帳を作成しているだけで、「売上」と事業に必要な「経費」を確認できるので、所得税の算出を簡単にすることができるのです。
収支管理
入金と出費を管理することは、経営をしている方の中では常識です。支出が収入を上回ってしまわないよう日々の収支管理はとても大切なことです。
売上台帳に毎日の収支を書くことで現金を可視化することができ、収集・分析など収支管理がしやすくなりますよ。
給付金・補助金の申請
国からもらえる給付金や補助金の申請に、売上台帳が必要になることがあります。何かしらの支援金支援金をいただくのにも対象期間から売上が落ちているのかどかを確認するための「売上台帳」が必要になります。
売上台帳の書き方や作り方の手段
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台帳を作る方法は大きく分けて以下の3つがあります。
手書き
使う用紙はどの用紙でもOKです。一般的にはA4のノートもしくは売上台帳専用のノートを使用します。パソコンをもっていない方におすすめですよ!
Excel
Excelで表を作成し記入していきます。一度雛形を作成してしまえばあとは入力するのみで簡単に管理することができます。スマホにExcelを入れておけば、外出先からでもスマホで簡単にチェックすることができます。
会計ソフト
会計ソフトであれば、雛形を作る必要もありません。自動で台帳を作成してくれるのでとっても便利です。パソコン操作が苦手な方でも簡単に操作することができます。
売上台帳の作り方や書き方
台帳に必要な最低限必要な項目は以下のとおりです。
タイトル
売上台帳ということがひと目で分かるように、タイトルを付けて下さい。タイトルは「売上台帳令和◯年◯月」と対象月を入れるとわかりやすいです。
担当者氏名
担当者(申請者)の名前をフルネームで書いてください。個人営業の場合は屋号、企業の場合は会社名を記載します。(屋号がない場合は氏名)
売上日
売上が発生した日にちを書いて下さい。
取引先
どのお客様から発生した売上なのかを書いて下さい。ここに書くのは基本、正式な会社名や氏名を書いて下さい。
不特定多数の方に販売している場合は記載が難しいので分かる範囲での情報を書くのみで大丈夫です。
売上発生理由
売上が発生した理由を書いて下さい。(例:「〇〇様に〇〇を◯個販売(◯月分)」)金額 金額の欄にはそれぞれの売上金額を書いてください。0円だったとしても「0」と書いておいてください。
売上台帳における書き方や作り方の注意点
台帳を作る際には以下のような事に注意して作るようにして下さい。
消費税の有無
消費税を支払っている場合は、税込・税抜のどちらで書くか予め決めて下さい。バラバラで書いていると後でわからなくなってしまうので、必ず統一するようにしてください。
抜け・間違いが無いように
台帳に抜け(漏れ)や入力ミスがあると、後に計算が合わなくなってしまう他、税務調査が一層厳しくなってしまい、少しの不備でも指摘されやすくなってしまう可能性もあります。
また、台帳に不備があれば給付金や助成金などの申請も難しくなります。売上台帳に記入するたびに抜けが無いか、入力ミスが無いかをしっかりとチェックするようにしてください。
売上台帳を付けないとどうなる?
台帳を付けていないと、ペナルティが発生しますので必ず付けておくようにして下さい。確定申告の際に、何らかの不備があった場合帳簿を提出するよう税務署から請求されることがあります。
そのときに提出できないでいると、重加算税が課される可能性もあるのです。
重加算税は、本来払うべき税金にプラス35~40%上乗せされて課税されていまします。
売上台帳の書き方や作り方を把握して日々の経費を帳簿につけよう!
売上台帳は、確定申告の際に「白色」か「青色」かで作成方法が異なります。特に青色申請の場合は、簿記の知識も必要となります。
せっかく作成した売上台帳が不備になってしまわないように、入力時のミスや入力漏れには気をつけて下さい。
お金の動きは日々発生するので毎日経費を帳簿につけておけば作り方も簡単になります。一日一日の積み重ねが大切です。