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【活動報告書16】360度カメラによる「水辺まちづくり(水都大阪)」現地撮影活動03

7月~8月にかけて、大阪市内の水辺にある
 ・2024天神祭(大阪天満宮、船渡御、奉納花火)
 ・大川、東横堀川、道頓堀川、安治川、尻無川(大阪市内)
 ・大阪城(内濠を航行する極楽船)
 ・川の駅はちけんや(まぐろスタジアム)
 ・安治川水門、尻無川水門、木津川水門
 ・東横堀川水門、道頓堀川水門
 ・吉本なんばグランド花月、法善寺横丁(夫婦善哉)
 ・京セラドーム大阪
 ・甚兵衛渡船場、落合上渡船場
などの現地撮影を360度カメラにて行いました。

【活動報告書08】では、
 ・道頓堀川主要部
 ・2024天神祭宵宮「鉾流行列」
 ・2024天神祭本宮「船渡御・奉納花火」
について、360°パノラマにより案内しました。

【活動報告書15】では、
 ・大阪城
 ・大川、東横堀川、道頓堀川(とんぼりリバーウォーク)
 ・安井道頓・安井道卜功労碑
 ・川の駅はちけんや、β本町橋
 ・なんばグランド花月
 ・法善寺横丁、夫婦善哉、キャナルテラス堀江
について、360°パノラマにより案内しました。

【活動報告書16】では、
 ・渡船場
について、360°パノラマにより案内します。


1.8月15日:京セラドーム大阪、タグボート大正、大地震両川口津浪記、道頓堀川水門、安治川大水門などを撮影

8月15日は、京セラドーム大阪の撮影から始まり、タグボート大正、大地震両川口津浪記、道頓堀川水門、安治川大水門などを360度カメラで撮影しました。

1-1.京セラドーム大阪

京セラドーム大阪は、プロ野球球団「オリックスバッファローズ」のホーム球場です。
木津川・道頓堀川・尻無川で構成する川の交差点の北西に位置します。

Δパノラマ写真1.京セラドーム大阪
(WHERENESS)

1-2.タグボート大正

タグボート大正は、尻無川左岸、京セラドーム大阪の南側に位置します。

Δパノラマ写真2.タグボート大正
(WHERENESS)

1-3.大地震両川口津浪記

大地震両川口津浪記は、木津川に架かる大正橋の北詰に位置します。

Δパノラマ写真3.大地震両川口津浪記
(WHERENESS)

1-4.道頓堀川水門

道頓堀川水門は、道頓堀川の河口、木津川への合流部に位置します。

Δパノラマ写真4.道頓堀川水門
(WHERENESS)

1-5.安治川大水門(あじがわだいすいもん)

安治川大水門は安治川中流部に位置します。
津波・高潮が発生した際、尻無川水門・木津川水門と一体となり、同時に上流側に倒れて防潮します。

Δパノラマ写真5.安治川大水門
(WHERENESS)

なお、防潮対策の詳しい内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

2.8月21日:尻無川水門、甚兵衛渡船場などを撮影

8月21日は、尻無川に位地する尻無川水門、甚兵衛渡船場を360度カメラで撮影しました。

2-1.尻無川水門(しりなしがわすいもん)

尻無川水門は、尻無川中流部に位置します。
津波・高潮が発生した際、安治川大水門・木津川水門と一体となり、同時に上流側に倒れて防潮します。

Δパノラマ写真6.尻無川水門
(WHERENESS)

2-2.甚兵衛渡船場(じんべえとせんじょう)

甚兵衛渡船場は、尻無川水門の下流側に位置します。

Δパノラマ写真7.甚兵衛渡船場
(WHERENESS)

大阪市内には8箇所渡船場(渡し)があり、大阪市が運営しています。
甚兵衛渡船場は、図1の②です。

Δ図1.大阪市内の渡船場位置図
(出所:大阪市建設局)

乗船料は無料です。

3.8月23日:毛馬排水機場、毛馬閘門、淀川大堰などを撮影

8月23日は、淀川と大川の分岐部にある毛馬排水機場、毛馬閘門、淀川大堰などを360度カメラで撮影しました。

3-1.毛馬排水機場(けまはいすいきじょう)

毛馬排水機場は、大阪市内を流れる大川の水位が上昇した際、洪水を淀川へ排水し氾濫を防御する施設です。

Δ図2.3大水門と毛馬排水機場
(出所:大阪府都市整備部)

津浪・高潮で安治川大水門・尻無川水門・木津川水門を閉鎖した際、安治川・尻無川・木津川を流れる水が海へ流れなくなり、水位が上昇します。
上昇した水が氾濫しないために、毛馬排水機場で淀川に排水します。

Δパノラマ写真8.毛馬排水機場
(WHERENESS)

3-2.毛馬閘門(けまこうもん)

毛馬閘門は、毛馬排水機場に隣接します。
大川と淀川の船の行き来を助ける施設です。

大川と淀川は、約2m前後の水位差があります。
毛馬閘門にて水位調整を行い、船の往来を可能にします。

Δパノラマ写真9.毛馬閘門
(WHERENESS)

3-3.淀川大堰(よどがわおおぜき)

淀川大堰は淀川河口部に位置し、毛馬排水機場・毛馬閘門に隣接します。

淀川をせき止めることにより水位を上昇させ、工業用水として淀川の水を供給しています。

Δパノラマ写真10.淀川大堰
(WHERENESS)

4.8月25日:木津川水門、落合上渡船場などを撮影

4-1.木津川水門

木津川水門は、木津川中流部に位置します。
津波・高潮が発生した際、安治川大水門・尻無川水門と一体となり、同時に上流側に倒れて防潮します。

Δパノラマ写真11.木津川水門
(WHERENESS)

4-2.落合上渡船場(おちあいかみとせんじょう)

上落合渡船場は、尻無川水門の下流側に位置します。

大阪市内には8箇所渡船場(渡し)があり、大阪市が運営しています。
上落合渡船場は、図1の④です。
乗船料は無料です。

Δパノラマ写真12.落合上渡船場
(WHERENESS)

5.WHERENESSに収録

上記の各箇所で撮影した360度カメラによる動画・静止画を「WHERENESS」に収録しました。
水都大阪の様々な表情をご覧ください。

ΔWHERENESS(↑クリック)

6.まとめ

今回は、尻無川、安治川、木津川、大川沿いの観光施設や飲食街、歴史遺産、防潮施設などを巡り、360度カメラで静止画・動画を撮影しました。
水都大阪を語る上で、外せない地域です。

特に、3大水門や毛馬排水機場などの防潮施設は、津波や高潮、洪水から大阪市内を堅持に防御しています。
これらの防潮施設により、水都大阪は守られています。

また、大阪市内にある8つの渡船場の中で2か所の渡船場を撮影しました。
市民の足として、しっかりと機能しています。
「川の渡し」としての機能をいつまでも維持してほしいものです。

水都大阪の様々な表情をパノラマ写真で見ますと、その場の雰囲気や息遣いなどがより伝わります。
他の地域も360度カメラで撮影し、水都大阪の魅力を伝えていきます。

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8.筆者プロフィール

9.有限会社エクセイト研究所


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