【活動報告書04】360度カメラによる「ハイツ長尾」外壁修繕工事:着工前撮影
【活動報告書03】では、
・360度カメラによる動画のテスト撮影
・動画編集アプリ「DaVinci Resolve」の学習状況
・アプリ「WHERENESS」の操作習得
について報告しました。
【活動報告書04】では、「ハイツ長尾」外壁修繕工事:着工前撮影について報告します。
筆者の主な業務は、
・不動産コンサルティング
・不動産投資(アパート、マンション)
・建築設計(戸建住宅、アパート、マンション)
・不動産ライター・ブロガー
です。
投資したアパートの外壁に劣化・損傷個所が見つかり、その修繕工事を行う必要性が生じました。
1.外壁修繕工事が必要になった経緯
所有する不動産の一つに「ハイツ長尾」というアパートが、大阪府枚方市にあります。
リーマンショック後に中古物件として購入しました。
1-1.物件概要
立 地:大阪府枚方市長尾元町
建築年:平成2年(1990年)
規 模:3階建て1R(ワンルーム)12戸
構 造:鉄骨造
1-2.外壁亀裂の原因は京都南地震
今年(2024年)の初旬に京都南地震が発生しました。
それが起因して共用階段外壁部分に亀裂が生じました。
共用階段外壁部分は、アパート駐輪場や前面道路にも面しています。
1-3.老朽化による劣化・損傷個所も目立つように!
築34年の物件で老朽化による劣化・損傷個所も目立つようになりました。
もし外壁が剥落した場合、入居者や通行人、通過車両に被害を及ぼす可能性があります。
したがって、共用階段外壁部分を修繕工事することにしました。
2.建設会社と打合せ
外壁修繕工事を行う建設会社を決めるために3社に見積り依頼をし、大阪府茨木市に本社のある建設会社に決めました。
2-1.工事中での写真撮影の了解
決まった建設会社と工事期間中に写真撮影を行うことの了解を得て、工事請負契約を締結。
この時は、360度カメラによる静止画・動画撮影は考えていませんでした。
スマホで写真(静止画)を撮影することしか頭になかったです。
2-2.工期
工期は、盆明けの8月21日~8月31日に設定。
工事工程表を見ながら、撮影日を決めます。
3.360度カメラによる撮影
建設会社と工事請負契約を締結後、何日が経過後に360度カメラにて工事の記録を残しておくことを思いつきました。
後々、不動産営業にも活用できると考えたからです。
3-1.撮影時期
360度カメラによる撮影時期は、外壁修繕工事の
・着工前:~8月20日
・工事中:8月21日~8月31日
・完了後:9月1日~
と決めました。
3-2.着工前撮影
外壁修繕工事を始める前に、建物現状を記録するために360度カメラによる撮影を7月9日に行いました。
3-3.撮影写真を「WHERENESS」に収録
360度カメラによる撮影写真は、WHERENESSに収録しました。
収録した写真の閲覧は、下記をご覧ください。
3-4.撮影の反省点
曇った日に撮影したこともありますが、建物内の共用廊下・階段の写真は、全体的に暗いものとなりました。
360度カメラにおいて露出補正をしていなかったために生じたものと考えられます。
使用している360度カメラは、「RICOH THETA SC2」ですが、RICOH主催のWebinerにおいても、露出補正の解説はありました。
特に、室内や建物内で撮影する場合、露出補正に注意する必要があります。
3-5.「WHERENESS」の使用上の問題点
「WHERENESS」には、リンクを写真上に貼れる機能があります。
そのリンクを貼る位置ですが、写真の下半分しか貼れないことです。
(ひょっとしたら、写真の上半分にも貼ることができるのか否か?
確認したいと思います。)
というのも、リンクを
1階廊下 → 1~2階間踊り場 → 2階廊下 → 2~3階踊り場 → 3階廊下
へと、垂直方向にリンクを貼っていきたい場合です。
1階廊下から1~2階間踊り場を見た場合、踊り場は写真の上半分に写っているため、リンクを貼ることができません。
しかたなく、踊り場より低い階段部分にリンクを貼ろことにしました。
しかし、初めて見た人は、階段途中にリンクがあるため、不思議に感じると思います。
今後、WHERENESSのスタッフに確認したいと思います。
4.まとめ
今回は、外壁修繕工事の着工前のみの撮影となりました。
8月下旬に着工しますので、その際に工事中の写真や動画を撮影します。
それに伴い、WHERENESSにも工事中の写真や動画をアップロードして追加していきます。
WHERENESSを利用して
・神戸電鉄粟生線沿線ガイド(活動報告書03)
・ハイツ長尾:外壁修繕工事;着工前(活動報告書04)
のコンテンツを作成(練習)しました。
利用すると、様々な問題点や課題が見えてきます。
というか、どんどん利用して問題点や課題を浮き彫りにしないといけません。
7月後半から本格的に現地取材に入っていきます。
・360度カメラ
・動画編集アプリ(DaVinch Resolve)
・WHERENESS
に接する頻度を増していきながら、様々なノウハウを身に付ける必要があります。
5.参考記事
6.関連記事
7.筆者プロフィール
8.有限会社エクセイト研究所
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