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【活動報告書18】360度カメラによる「水都比較:ヴェネツィアと大阪」河川基金へ助成金申請

国土交通省の外郭団体に、公益財団法人河川財団という法人があります。
河川財団が運営する事業の一つに河川基金という助成事業があります。
河川基金に今回のプロジェクト「水都比較:ヴェネツィアと大阪」を11月14日に申請しました。
その報告をします。


1.公益財団法人河川財団が運営する河川基金

Δ図1.河川基金申請マニュアル

河川基金の概要と募集概要は下記の通りです。

1-1.河川基金とは?

河川財団では、1988年(昭和63年)3月に「河川整備基金」が創設されてから、 36年にわたり助成事業を進めてきました。
これまでに河川の調査・研究、環 境整備、河川への理解を深める活動、河川・水教育等に対して助成を行い、多く研 究者や研究機関、市民団体、学校等の活動を支援してきました。
このような長年の支援は全体で約12,000件、総額約125億円にのぼります。

1-2.募集概要

Δ図2.河川基金募集概要

2.11月14日に申請完了

申請期限は、11月15日18:00でしたが、なんとか書類をそろえることができ、無事に申請を済ませることができました。

2-1.WEB申請完了画面

WEB申請手続きシステムにて申請を行いましたが、申請を完了しますと下図のような画面が表示されました。

Δ図3.WEB申請完了画面

2-2.メール通知

WEB申請完了後、しばらくしたらメールにて申請完了通知が届きました。

Δ図4.申請完了メール通知

これを見て、なんとなくほっとしました。

2-3.結果通知は4月初旬

申請が採択されるか否かの結果通知は、2025年4月初旬になります。
その頃に通知が来ても、ひょっとしたら何のことか覚えていないかもしれません。
その様な状況も想定されるので、この記録を残しておくことにしました。

3.申請内容

3-1.コンテンツ制作対象都市

これまで水都ヴェネチアと水都大阪の比較コンテンツを作成してきました。
河川基金への申請内容は、水都東京も加えることにしました。

申請が通れば、実施期間は2025年4月~2026年3月となります。
「第5期新しい働き方LAB」にて、水都に関心を寄せてくれる方がいましたら、国内外を問わず別の水都も採り入れようと考えています。

例えば、
 ・名古屋、福岡、柳川、広島、徳島、小樽など(日本)
 ・アムステルダム(オランダ)
 ・ハンブルク(ドイツ)
 ・サン・アントニオ(アメリカ)
 ・サンクトペテルブルク(ロシア)
 ・アマルフィ、ミラノ(イタリア)
 ・ロンドン(イギリス)
 ・蘇州(中国)
 ・バンコク(タイ)
などです。

3-2.柵の無い水辺遊歩道の新設、延伸の実現へ!

海外の水都を見て先ず感じることは、水辺遊歩道には柵がありません。
(例えば、サン・アントニオなど)
だから水辺と街がより一体化します。
水都としての魅力を増進させます。

日本の水都は、水辺と水辺遊歩道との間に必ず柵があります。
これだけで水辺と街が分断されるような感じになります。

日本では、子供などが水辺に落ちて事故になりますと行政の管理責任が問われます。
欧米では、親の管理責任が問われます。
この考え方が、柵を設置するか否かの大きな心理的要因になっています。
筆者は、欧米の考え方に賛同します。
欧米の考え方の方が大人であると感じます。
日本は何でもかんでも行政の責任にしようとし、考え方は子供である(幼い)と感じます。

日本においても、柵の無い水辺遊歩道を新設、延伸すべきであると考えます。

4.まとめ

「水都の魅力を少しでも伝えることができれば!」という思いで、河川基金に申請しました。
また、360°メディアという新たに覚えたスキルを活用して、「仕事に結び付けることができればいいなあ」という思いもあります。

試行錯誤しながら進めていますが、人生は常に実験の連続です。
チャレンジを試みて、失敗から色々と学べることがあります。
逆に失敗しないと学べません。
失敗すらできない生活は、うんざりします。
今後も水都をこよなく愛でる生活を送っていこうと考えています。

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6.筆者プロフィール

7.有限会社エクセイト研究所



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