生成AIによる業務支援により、売上向上の貢献度を計測【活動報告書03】clusterにて「VIRTUAL RIVER STUDIO」制作
前回の【活動報告02】では、
・記事作成業務受注
・ChatGPTにて受注業務実施
・ChatGPT利用有無の比較
について報告しました。
今回は、文章生成AIや画像生成AIなどで作成した成果物を展示する場として、バーチャル展示場の制作についてです。
成果物の中には、「研究計画書」の中でも触れましたが、
・俳句、短歌
・絵画(油絵、水彩画)
・歌詞、作曲
などが含まれます。
特に作曲した音楽の公開の場として、「VIRTUAL RIVER STUDIO」(バーチャル・リバー・スタジオ)を制作しました。
1.「VIRTUAL RIVER STUDIO」とは?
1-1.「VIRTUAL RIVER STUDIO」の趣旨
昭和初期までは、都市河川は街の表舞台でした。
しかし、舟運から陸運にシフトすると同時に、徐々に川の存在が忘れられ裏扱いとなりました。
近年、水辺が新たに見直されています。
再び表舞台として日の目を見るための仕掛けとして、「VIRTUAL RIVER STUDIO」を始めました。
先ずはバーチャル空間にて啓発活動を行い、
・川を行きかう和船
・水面に近い水辺遊歩道(フェンス無)
・水辺での文化・芸術活動(音楽スタジオ、美術館、お祭り広場)
などを通して、水辺を表舞台にしていく啓発活動を行います。
将来は、実際の候補地において、リアルな建築を目指します。
1-2.モデル1:「サン・アントニオ」
モデルの一つとして、アメリカ合衆国テキサス州にあるサン・アントニオの「RIVER WALK」を想定しています。
川を挟んで一方が野外シアター、他方が野外観客席となっている施設もあります。
「VIRTUAL RIVER STUDIO」の発想は、この施設が起因します。
1-3.モデル2:大阪「道頓堀川」
モデルの一つとして、大阪市にある道頓堀川の「とんぼりリバーウォーク」を想定しています。
道頓堀川に向かってビルの出入り口を設けている店も多く、表舞台としての位置を確保しています。
さすが、「水都大阪」です。
なお、「とんぼりリバーウォーク」賑わい創出の仕組みについては、下記の記事をご覧ください。
2.cluster:ワールドクラフトで制作
ワールドクラフトは、メタバースプラットフォームであるcluster内で、自分だけのオリジナルワールドを作成できる機能です。
UnityやUnreal Engine5などの外部アプリケーションを使用することなく、スマホでけでも自分だけのワールドを作成・アップロードできます。
マルチプラットフォーム対応なので、誰でも簡単に作成可能です。
マルチプレイによりフレンドと一緒にワールド作成可能です。
なお、ワールドクラフトの作成操作等については、下記の記事をご覧ください。
3.「VIRTUAL RIVER STUDIO」の紹介
ワールドクラフトを利用して、「VIRTUAL RIVER STUDIO」のワールドを作成しました。
よろしければ、遊びに行ってください。
その際、clusterのインストールがまだの方は、同時にインストールできます。
また、PC(パソコン)での利用を想定しています。
スマホでの利用の場合、先ず「RIVER STUDIO」のワールドを検索してから入ってください。
3-1.「VIRTUAL RIVER STUDIO」到着地点
「RIVER STUDIO」に行きますと、下図の様な場所に着地します。
真っすぐに進みますと、石垣上にある野外スタジオが現れます。
3-2.「RIVER WALK」の光景
川沿いに立っていますが、先ず「RIVER WALK」の様子を見てみます。
右側を見ますと、下図の様な光景です。
3-3.野外スタジオ
VIRTUAL RIVER STUDIOの特徴は、川と両岸の水辺遊歩道を挟んで、
・一方は、野外スタジオ
・他方は、野外観客席
を設置している点です。
この野外スタジオにて、生成AIを活用して作詞、作曲した音楽を演奏する予定です。
筆者は、サックスを吹奏します。
水辺に相応しい曲をお披露目したいと考えています。
3-4.野外観客席
四ツ橋の橋上から撮影した野外観客席の光景です。
現時点で、4段の席ですが、6段まで増設する予定です。
3-5.四ツ橋
川が交差する箇所があり、4つの橋を設置しています。
4.どんどん広がる展示場の街並み
「VIRTUAL RIVER STUDIO」は、野外スタジオ、野外観客席だけでは終わりません。
隣接して、
・美術館
・お祭り広場
・交通施設:道路、鉄道
などを制作します。
また、野外スタジオのバックに、エッフェル塔の様なタワーを制作する予定です。
各施設が完成の都度、発表する予定です。
生成AIで制作した作品の展示も、同時並行で進めていきます。
5.まとめ
以上、
・「VIRTUAL RIVER STUDIO」とは?
・cluster:ワールドクラフトで制作
・「VIRTUAL RIVER STUDIO」の紹介
・どんどん広がる展示場の街並み
について報告しました。
今回のテーマである生成AIを活用した成果ですが、業務以外にも作品展示・公開という場も設けながら、活用していきたいと考えます。
その一つが、メタバースによるバーチャル空間を活用した作品展示・公開です。
次回は、画像生成AIを活用した作品制作の様子を報告します。