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◆最終報告書◆360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?:売上80万円、売上見込額140万円達成、助成金申請30万円
最終報告は、
「注文住宅の企画・設計段階における外観・内観・窓からの風景をシミュレーション」
「水都比較:ヴェネツィアと大阪」(チーム水辺)
の2本を合わせて行います。
これまでに、
・研究計画書
・中間報告書
・活動報告書:20本
・準備段階:4本
・注文住宅:7本
・水都比較:9本
を掲載しました。
それらの内容を総括します。
1.売上80万円、売上見込額140万円達成!助成金申請30万円
このプロジェクトは、「360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?」という命題に基づいて行いました。
1-1.「注文住宅の企画・設計段階における外観・内観・窓からの風景をシミュレーション」
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(WHERENESS))
個人で進めている
「注文住宅の企画・設計段階における外観・内観・窓からの風景をシミュレーション」
ですが、
売上を生み出すことができました!
取引先の工務店に対して、
「パノラマ実験をしている」
と言ったところ、タイミング良く二世帯住宅(注文住宅31)のシミュレーション依頼が入りました。
その案件が思いのほか上手くいき、その後3件の業務依頼が入りました。
2件目は、プール付き住宅(注文住宅33)
3件目は、傾斜地に建つガレージハウス(注文住宅34)
4件目は、傾斜地プール付きガレージハウス(注文住宅35)
の企画・基本設計です。
主に外観・内観シミュレーションです。
確認申請・詳細設計は、依頼をしてくれた工務店が行います。
価格は、1件当たり20万円で請け、4件の報酬は計80万円となりました。
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しかし、今考えますと、
「少し安く請けすぎたなあ」
と反省をしております。
そこで、業務を4件完了した段階で、建築主・工務店の良い評価をいただけましたので、1件当たり30万円で請けることになりました。
11月は2件の依頼が入り、60万円の売上がプラスされます。
したがって、合計140万円の売上が見込めることとなりました。
なお、詳細については、【活動報告書17】をご覧ください。
1-2.「水都比較:ヴェネツィアと大阪」
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(WHERENESS)
「チーム水辺」で進めている
「水都比較:ヴェネツィアと大阪」
ですが、
河川基金へ助成金申請:30万円を行いました!
国土交通省の外郭団体に、公益財団法人河川財団という法人があります。
河川財団では、1988年(昭和63年)3月に「河川整備基金」が創設されてから、 36年にわたり助成事業を進めています。
これまでに河川の調査・研究、環 境整備、河川への理解を深める活動、河川・水教育等に対して助成を行い、多く研 究者や研究機関、市民団体、学校等の活動を支援してきました。
このような長年の支援は全体で約12,000件、総額約125億円にのぼります。
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申請期限は、11月15日18:00でしたが、なんとか書類をそろえることができ、11月14日16:40にWEB申請を済ませることができました。
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WEB申請完了後、しばらくしたらメールにて申請完了通知が届きました。
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想定外のことですが、11月16日に河川基金の担当者からメール通知があり、申請内容についての確認の連絡が入りました。
筆者は、これまでに数多くの助成金申請を行ってきました。
申請直後の確認の問合せは、必ずと言っていいほど脈あり(申請通過)です。
結果の通知は2025年4月初旬になりますが、期待が持てそうです。
なお、詳細については、【活動報告書18】をご覧ください。
2.プロジェクト1:「注文住宅の企画・設計段階における外観・内観・窓からの風景をシミュレーション」
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(WHERENESS)
このプロジェクトは、360°メディアを活用して注文住宅を検討している建築主に対し、
・建物の外観や内観
・窓からの風景
などをパノラマ画像でシミュレーションするものです。
360°メディアにより企画設計段階において、建築主にはより具体的に建物の内外を見渡していただくことができます。
わかりやすく伝えることができるというメリットがあります。
2-1.自分にとって新しい働き方
このプロジェクトは自分にとって新しい働き方となりました。
これまで、不動産コンサルティング(主に土地活用)を中心に業務をしてきました。
建築設計・CG制作も行っていましたが、土地活用の提案書に掲載する添付資料としての位置づけでした。
しかし、パノラマ画像で表現することにより、注文住宅の企画・設計の依頼が入るようになりました。
2-2.住宅業界(社会)にとっても新しい働き方
業務を依頼してくれる工務店は、顧客(建築主)に対してパノラマ画像でのシミュレーションについて積極的に営業をかけていただいています。
業務を依頼してくれる工務店にもメリットがあるからです。
外壁の色決めや内装材の選択、キッチンなどの設備の色決めなども、パノラマ画像で簡単・迅速にシミュレーションできるからです。
顧客(建築主)にとってもパノラマ画像だとわかりやすく、色決めや商品の選択の際、判断しやすくなりなります。
したがって、企画・設計の工期短縮に繋がります。
2-3.最終発表会での発表動画
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ACTUAL(アクチュアル)株式会社主催の最終発表会にて、このプロジェクトの内容をYouTube動画にまとめ提出したものを掲載します。
(ACTUALは360°メディア「WHERENESS」の提供者)
よろしければご覧ください。
ΔYouTube動画1:最終発表会での発表動画
(Δクリック)
2-4.WHERENESSにて作成したコンテンツ
360°メディアを扱うアプリ「WHERENESS」にて作成したコンテンツを掲載します。
よろしければご覧ください。
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(Δクリック)
なお、詳細については、【活動報告書19】をご覧ください。
3.プロジェクト2:「水都比較:ヴェネツィアと大阪」(チーム水辺)
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撮影:ノダミヤコ(WHERENESS)
このプロジェクトは、360°メディアを活用して水都ヴェネチアと水都大阪を比較するコンテンツ制作を行います。
目的は、水都に関心のある方々に対して、各々の魅力を多角的に知ってもらうことです。
多角的とは、歴史、観光、水上交通、日常生活、防災施設の5つの観点です。
なお、
・ヴェネツィア:ノダミヤコ
・大阪:エクセイト(筆者)
が担当しました。
3-1.自分にとって新しい働き方
このプロジェクトは、自分にとって新しい働き方となりました。
これまで約30年間に亘り、水辺の啓発活動を行ってきました。
大半がボランティア活動です。
ちなみに、これまでの水辺活動は、下記の記事をご覧ください。
360°メディアを活用した啓発活動を行うことにより、これまでよりも関心を持ってもらえる度合が高くなりました。
大阪市内を流れる東横堀川沿いの水辺開発施設「β本町橋」において、作成したコンテンツをスタッフ、地域住民、大阪市職員などに見てもらいましたが、総じて反応が良いものとなりました。
大阪市に対する助成金申請への手掛かりとなりました。
3-2.河川業界(社会)にとっても新しい働き方
このプロジェクトは、河川業界(社会)にとっても新しい働き方になると思われます。
上記でも説明しましたが、国土交通省の外郭団体である河川財団に所属する河川基金に対して助成金申請をしました。
申請直後に連絡が入り、内容についての確認がありました。
申請書に作成したコンテンツのリンクを貼っておきましたが、閲覧をしていただいたことになります。
毎年数百件以上の申請がある中で、スピーディーな反応を示していただいたことは異例のことです。
それだけ、360°メディアによるコンテンツ作成の内容に関心をもっていただいたことになります。
3-3.最終発表会での発表動画
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ACTUAL(アクチュアル)株式会社主催の最終発表会にて、このプロジェクトの内容をYouTube動画にまとめ提出したものを掲載します。
(ACTUALは360°メディア「WHERENESS」の提供者)
よろしければご覧ください。
ΔYouTube動画2:最終発表会での発表動画
(Δクリック)
3-4.WHERENESSにて作成したコンテンツ
360°メディアを扱うアプリ「WHERENESS」にて作成したコンテンツを掲載します。
よろしければご覧ください。
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(Δクリック)
なお、詳細については、【活動報告書20】をご覧ください。
4.プロジェクト総括
筆者は、研究計画書の冒頭部に、360°メディアや動画を導入してコンテンツ作成を始めることを記しました。
「これらの活動内容をアウトプットする手段として、ブログやSNSを利用し文章や写真、画像を主体としたコンテンツに頼っていました。
しかし、より分かりやすい動画をコンテンツとしてアウトプットする必要性を感じていましたが、手を付けずに今に至りました。
360度カメラを扱う指定企画があるのを知ることにより、動画を導入する良い機会ととらえ参加しました。」
結果は、大当たりとなりました。
建設業界(建築・土木)や不動産業界において、360°メディアは、企画・設計段階におけるシミュレーションとして非常に有効であることを実感しました。
また、これまで30年間に亘り行ってきた水辺啓発活動においても、コンテンツ閲覧者の反応を見て有効であることを確認しました。
360°メディアは、バーチャル世界においても現実世界においても有効です。
早速、アクチュアル株式会社とは「WHERENESS」の年間契約(有料)をしました。
360°メディアを活用することで、どこまで表現やシミュレーションが可能となるか?どんどん試していこうと思います。