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【元ひきこもり解説】引きこもりはアーティストの才能がある

皆さん、こんにちは。元10年ニートです
名前の通り、僕は10年間ニートでした。

今回の動画は、引きこもりって自分に芸術の才能があると思ってる人が多いのでは?という疑問をもったので、考えてみます。あとそういう傾向があるとして、じゃあ実際、引きこもりは芸術の才能があるのか?ってことを結論します。

ではまず、なぜ僕がこんな疑問を持ったかというと、
ある本を読んでいてこんな文章にぶつかったからです。
一部を省略して紹介します

「ひきこもりはプライドが高く、ときには小説家になる、ミュージシャンになるなどといった、周囲の人から見れば現実的とはいえない目標にしがみついていることもある」

この一文は、斉藤環さんの「『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』」という本に出てきます。で、僕はこれを読んだ時、びっくりしたんですよね。マジで?と。まさに当時の僕のことを言い当てていたし、あと引きこもり全体にこういう傾向があるという文章だったので衝撃的でした。僕の特徴は引きこもりみんなの特徴でもあったのかと。
思えば、前回の動画で紹介した伝説の引きこもり、勝山実さんも30手前まで、小説家を志していましたよね

で、僕も全く同じで、自分のことを芸術家の卵だと思って、長年引きこもってました。
で、ですよ、これ僕が10年も平然と引きこもっていられた理由でもあります。
なぜかというと、
僕は芸術の才能があるので、社会に出る時がくれば、アートの才能を発揮して、何もかも逆転できると思ってたんですよね。社会に普通に出ていった同級生たちに、今はとんでもない差をつけられているけど、一旦、僕が社会に出れば、秒で逆転できると、即ごぼう抜き、ぶち抜けると思ってました。
だから同級生が社会でどんどんステータスを積んでいっても、僕はだからどうしたと思ってました。
そもそもの価値観が違いますしね。僕は芸術家なので、同級生のように社会で一端(いっぱし)の大人になるだとか、大企業で正社員として頑張るとか、なんの意味もないと思ってました。そんなものより芸術でしょと。上場企業の名刺を持ってるからなんだって話です。そんなもんより、芸術一作品のほうが断然上です。身分さえ違ってきます(※これは当時の考えです)

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